知財のAI活用ユースケース
知的財産部門と特許事務所の担当者に向けて、発明の発掘から権利の維持までの業務を集めたページです。多いのは、現地代理人の英文の報告の読み取りと期限の管理、技術者へのヒアリングによる発明の掘り起こし、出願前の明細書の符号と用語の点検、他社の特許公報の翻訳と要約です。「判断に時間がかかる」「情報が見つからない」という課題から、AIに任せる範囲と知財担当が判断する範囲の分け方を業務単位で確認できます。
該当ユースケース 79 件
特許の中間処理で作った補正案の各箇所について、出願当初の明細書・図面のどこに根拠があるかを対応表にし、根拠が見つからない箇所を弁理士の確認に回す
拒絶理由への応答で作った補正案を、補正箇所ごとに分け、出願当初の明細書のどの段落に根拠の記載があるかを引用付きで対応表にします。根拠が見つからない箇所だけを弁理士の確認に回します。
詳しく見る → UC-0410海外の現地代理人から毎月届く英文のデビットノートを読み取り、料金の取り決めと案件台帳に照らして支払う前に点検する
外国の特許事務所(現地代理人)から届く英文の請求書(デビットノート)を読み取り、明細の1行ずつを案件・作業・費用の種類に対応付けます。そのうえで料金の取り決めと案件台帳に照らし、支払う前に照会すべき行を洗い出します。
詳しく見る → UC-0394毎月発行される意匠公報の図面を開発中の製品の外観と画像で照らし合わせ、似ている他社意匠の候補を知財の確認リストにする
その月に発行された意匠公報の図面を画像のベクトルにし、開発中の製品の外観画像と形が近い順に並べます。知財担当が見る他社意匠を、製品ごとの上位の候補に絞った確認リストにします。
詳しく見る → UC-0392顧問先から届く「あの案件はいまどうなっているか」の問い合わせに、案件台帳と庁との往復書類を根拠にして回答案を作る
顧問先から届く「あの案件はいまどうなっているか」という問い合わせに、案件台帳の記録と庁との往復書類・事務所の報告メールを根拠にして回答案を作ります。担当者が根拠を確かめて送ります。
詳しく見る → UC-0384社員から届いた発明届出書を読み取り、技術分野と出願・秘匿の方針区分で一次仕分けして、職務発明審査会の資料にする
社員から届いた発明届出書を読み取り、技術分野、出願か秘匿かの方針区分、先行調査の要否で一次仕分けします。結果を根拠の文とともに一覧にし、毎月の職務発明審査会の資料の下書きにします。
詳しく見る → UC-0292特許案件ごとの打合せ記録を要約し、決定事項と理由を「経緯メモ」に積み上げて、担当替えでも引き継げるようにする
特許案件ごとの打合せの文字起こし・メモと関連メールを Claude に要約させ、案件単位の「経緯メモ」に決定事項・理由・保留事項を追記する案を作ります。担当者の作業は、録音を聞き返して経緯を書くことから、追記案を確かめて確定させることに変わります。
詳しく見る → UC-0274拒絶理由への応答を、過去の中間処理の記録から似た事例を引いて組み立てる
特許庁から届いた拒絶理由通知について、社内に残る過去の中間処理の記録から、似た拒絶に過去どう応答したかを根拠付きで探して並べます。担当者の作業は、記憶をたどって探すことから、出てきた事例を読んで方針を決めることに変わります。
詳しく見る → UC-0266他社から受け取った資料の受領記録と、返却・破棄までを台帳で管理する
取引先から受け取った提案書や技術資料の表紙を読み取り、差出元・資料名・受領日・対応する秘密保持契約を台帳の行にします。返却または破棄すべき期限を機械で計算し、期限前に通知文の下書きまで出します。
詳しく見る → UC-0264特許事務所から届く請求書を、料金の取り決めと案件台帳に照らして支払う前に検算する
特許事務所から届く請求書を明細の1行ずつに分け、事務所と取り決めた料金表と社内の案件台帳に照らして検算します。行ごとに「一致」「差異あり」「根拠なし」を付け、人は差異と根拠なしの行だけを確かめてから支払に回します。
詳しく見る → UC-0249「特許出願中」などの権利表示の根拠を、掲載前に知財台帳と突き合わせる
製品カタログや商品ページに書かれた「特許出願中」「特許第◯◯◯◯◯◯◯号」といった権利の表示を抜き出し、知財管理台帳と突き合わせた結果を並べます。掲載してよいかどうかは、知財担当が結果を見て決めます。
詳しく見る → UC-0234社外から持ち込まれる技術提案・売り込みを、受け取る前に切り分ける
外部から届いた技術提案のメールを、添付ファイルを開かないまま、差出人・件名・本文・添付のファイル名だけで仕分けます。「そのまま見てよい」「NDAを結んでから見る」「見ずに返す」の3つに振り分け、技術者が中身を読む前に扱いを決められます。
詳しく見る → UC-0227特許事務所から届く庁通知の報告を読み取って、案件台帳の応答期限を更新する
特許事務所から届く庁通知の受領報告(メールと添付PDF)を読み取り、案件番号・書類の種類・発送日・応答期限を抜き出して、知財部の案件管理台帳の期限欄を更新します。期限が近い順の一覧を担当者へ返します。
詳しく見る → UC-0219購読している文献データベース・規格の利用条件を、使う前に確かめられるようにする
「どの資料を」「誰が」「どう使いたいか」を入力に、購読契約の利用条件を検索して可否を示し、根拠となる契約の条文を添えて返します。担当者の作業は、契約書を探して読むことから、条件に当てはまらない照会だけに答えることに変わります。
詳しく見る → UC-0208知財部に届く社内の定型的な相談に、規程と過去の回答集を根拠にAIとの対話で一次回答する
社内から知財部に届く定型的な相談に、AIが相談者と対話して事実を聞き取り、知財規程と過去の回答集を根拠に一次回答します。判断が要る相談は論点を整理して知財担当へ回し、すべての相談を台帳に残します。
詳しく見る → UC-0195営業秘密として守る文書を仕分けて、表示とアクセス記録の状態を点検する
共有フォルダの文書を入力に、文書の種類を仕分けたうえで中身から秘密区分の候補を出し、実際に付いている表示・アクセス権限・閲覧記録と突き合わせて食い違いを一覧にします。担当者の作業は、1件ずつ開いて判断することから、指摘された文書を確かめて区分を確定することに変わります。
詳しく見る → UC-0192制作物に使った画像・フォント・音源のライセンス条件を、公開前に根拠付きで確かめる
制作物に使った画像・フォント・音源について、ライセンス文書から該当する条文を引き当て、原文の引用付きで示します。担当者の作業は、条文を探して読むことから、示された条文で判断することに変わります。
詳しく見る → UC-0183秘密保持契約ごとに、実際に開示した資料と返却・破棄の状況を台帳にする
契約台帳にある有効な秘密保持契約から相手先のドメインを読み、そのドメイン宛ての送信メールと共有リンクの発行を集めます。開示の事実と渡した資料をAIに取り出させ、開示台帳の行の案と、返却・破棄を求めるべき先の一覧にします。誰に何を渡したかを人が探す作業が減ります。
詳しく見る → UC-0171ライセンス先から届くロイヤルティ報告を読み取って、契約条件どおりかを点検する
ライセンス先から届く報告書を入力に、対象製品・数量・売上・控除項目・算定額を抽出し、契約書に定めた料率・最低保証・控除の範囲と突き合わせて、食い違いを一覧にします。担当者の作業は、報告書を読んで電卓を叩くことから、指摘を検証して相手先へ問い合わせることに変わります。
詳しく見る → UC-0163販売店・加盟店が作る販促物を毎月点検して、ロゴと商標表示の逸脱を見つける
販売店や加盟店が作った販促物を毎月まとめて取り込み、ロゴの見え方と商標表示の使い方を点検して、ガイドラインから外れている疑いを条項つきで挙げます。担当者の作業は、120点を順番に開いて見ることから、挙がった疑いに是正を求めるかどうかを決めることに変わります。
詳しく見る → UC-0155共同研究・委託開発の契約から、成果物の権利の帰属と実施条件を台帳にする
共同研究契約や委託開発契約の全文を入力に、成果物の権利が誰に帰属するのか、自社はどこまで使えるのかという知財の条件だけを抜き出し、条文の引用を添えた台帳の行の案を作ります。担当者の作業は、契約書を読んで書き写すことから、抜き出された結果を確かめることに変わります。
詳しく見る → UC-0146出願前の特許明細書で、図面の符号と用語の食い違いを点検する
特許事務所から届いた明細書案を入力に、図面の符号と本文の対応、同じ部材を指す語のゆれ、請求項の語が明細書に説明されているかを一覧にします。担当者の作業は、全文を目で追うことから、指摘された箇所を確かめることに変わります。
詳しく見る → UC-0139技術者へのヒアリングをAIとの対話で行い、届け出されていない発明を掘り起こす
開発報告書や設計レビューの議事録を入力に、技術者ごとの質問案を作り、チャットで一次ヒアリングを行います。知財担当の作業は、全員と面談することから、整理済みの回答を見て出願候補だけを面談することに変わります。
詳しく見る → UC-0130製品に組み込んだOSSのライセンス条件を、リリース前に点検する
製品に含まれるOSSの一覧とライセンス条文を入力に、自社の配布形態で守るべき条件と、抵触のおそれがある箇所を一覧にします。担当者の作業は、条文を読むことから、指摘された箇所を確かめることに変わります。
詳しく見る → UC-0124通販サイトの模倣品・無断転載を毎週巡回して見つけ、申立ての資料を作る
自社の商品名・型番・登録商標を手がかりに通販サイトを毎週巡回し、疑わしい出品を出典のURLとともに一覧にします。担当者の作業は、自分で検索して見回ることから、挙がった候補を見て申立ての要否を決めることに変わります。
詳しく見る →生成AI・業界・部門のまとめページから探す
自社で使えるAI活用を整理したい方へ
業務内容を伺い、導入候補となるAI活用方法の整理、優先順位付け、PoC設計まで支援します。
