CASE #760

かぜに抗菌薬は効かないと伝えるCMと耐性率の公表でASTに頼られる立場を築いた製薬会社の施策

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概要

従業員1,000人以上の抗菌薬を多く持つ製薬会社では、耐性菌の対策で使う量を絞る中、情報提供が売り込みと見られ病院のASTに避けられていた。製品名を出さない啓発CMと、耐性率の公表、専門紙の連載を実施。使い分けの判断材料を先に渡した結果、ASTに頼られる立場を築いた。

企業プロフィール: 製薬 | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約8,000万円

実施した施策

1 TVCM
かぜのときに抗菌薬を求めないよう呼びかける15秒を、製品名を出さずに作り、BSと地方局で冬の3か月流した。受診の目安を添えた。
目的・効果 外来で抗菌薬を求める患者を減らし、医師の手間を省く。
金額 5,000万円(制作と冬季3か月分)
2 広報・PR
協力病院の検査の結果から、主な菌の耐性率を地域別に集計して年2回公表した。2027年の国の目標値と並べ、病院ごとの数値も返した。
目的・効果 ASTが自院の位置を確かめる材料にする。
金額 年間1,200万円(集計と発表)
3 新聞・雑誌・業界誌
病院の薬剤師と感染症の医師が読む専門紙に月1回の連載を持ち、ASTが処方を見直した病院の実例と、使った量の変わり方を並べた。
目的・効果 処方を絞る場面でも相談を受ける相手になる。
金額 月額150万円(連載枠と執筆)

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