CASE #656

生産終了を先に知らせる配信と部品展の実物で設計段階の相談を2.5倍にした電子部品商社の施策

概要

従業員1,000人以上の半導体と電子部品を扱う商社では、生産終了の知らせが設計の終わった後に届き、基板の引き直しで客の信用を落としていた。生産終了を先に知らせる配信と部品展での実物の展示、企業CMを実施。代わりの型番まで添えて早く渡した結果、設計段階の相談が2.5倍になった。

企業プロフィール: 商社・卸売 | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約9,000万円

実施した施策

1 TVCM
15秒の企業CMを全国で流した。部品の写真は出さず、基板の図面を前に手が止まる場面と、その部品がもう作られないと分かるまでの時間だけを映した。社名と、切れる前に知らせるという一言を最後に置いた。
目的・効果 調達だけでなく設計にも名前が届く状態を作る。
金額 年間4,500万円(全国スポット15秒の放映料と制作費)
2 展示会・リアルイベント
電子部品の展示会に年2回、各4小間で出展した。カタログは置かず、生産終了になった型番と、それに置き換えた型番を実物で並べ、寸法と端子の配置がどこで違うかを基板に載せて見せた。持参した部品表をその場で調べて、切れそうな型番に印を付けて返した。
目的・効果 手元の部品表を持ち込む理由を作り、設計の途中から関わる。
金額 2,000万円(年2回・各4小間の出展費と実物の準備費)
3 MA・メールマーケティング
取引先の部品表を預かり、型番ごとに生産終了の告知を突き合わせる配信を組んだ。告知が出た当日ではなく、メーカーの発表前に入った情報の段階で見込みとして知らせ、置き換えの候補と在庫の押さえられる本数を添えた。設計と調達の両方に同じ内容を送った。
目的・効果 引き直しが要らない時期に知らせ、設計段階の相談を2.5倍にする。
金額 月額160万円(配信ツールと部品表の突き合わせの費用)

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