CASE #647

食形態のコード別に試食できる出展と照合表の資料で厨房の委託の相談を月25件にした給食会社の施策

概要

従業員400人規模の介護施設の厨房を受託する給食会社では、施設が食べにくい人の食事をきざみでまとめており、委託先の切り替えは1食の単価だけで比べられていた。食形態のコード別に試食できる出展と、いまの食事を分類に当てる照合表、食べ残しの量を追う連載を実施。形を分けた差を量で示した結果、厨房の委託の相談が月25件になった。

企業プロフィール: 介護・福祉 | 100人~999人 | 1億円~10億円未満 | マーケティング予算規模: 年間約1,000万円

実施した施策

1 展示会・リアルイベント
介護の展示会に2小間で出展し、同じ献立を学会分類のコード別に作り分けて並べた。来場した施設長と栄養士に、ミキサーにかけたものとゼリーで固めたもの、形を残してやわらかくしたものを食べ比べてもらい、きざみが飲み込みにくい理由も同じ席で説明した。
目的・効果 単価の前に食形態の違いを口で分かってもらい、厨房の相談を受ける。
金額 300万円(2小間の出展料と試食の調理設備の設営費)
2 ホワイトペーパー・お役立ち資料
施設がいま出している食事の呼び名を、学会分類のどのコードに当たるかで照らす資料を作った。きざみ・ミキサー・ソフトといった施設ごとの呼び方を並べ、同じ呼び名でも施設によって中身が違う例を写真で示した。入居者の数と形態ごとの人数を書く欄も付けた。
目的・効果 自施設の食事を分類で見直してもらい、委託の見積もりを形態別の人数で出せるようにする。
金額 150万円(照合表の設計と資料の制作)
3 新聞・雑誌・業界誌
介護の業界誌に月1回の連載枠を持ち、受託している施設で食形態を分け直した前後の食べ残しの量と、むせた回数の記録を施設の名前を伏せて載せた。形を分けた後に量が戻らなかった例も同じ表に置き、何を変えたら戻ったかを書いた。
目的・効果 形を分ける効果を量で示し続け、委託の相談を月25件にする。
金額 年間240万円(業界誌の連載枠と執筆)

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