CASE #626

やめた導入の型を並べる資料と失敗を扱う勉強会で見送りの前に呼ばれる立場を作ったAI導入会社の施策

概要

従業員1,000人以上の社内の文書と問い合わせをAIに引き継がせる導入を請け負う会社では、試した企業が成果を出せずに止め、次はもう相談が来ないという流れが続いていた。やめた導入の型を並べた資料と、失敗を扱う勉強会、調べ物に答える記事を実施。向かない業務を先に名指しして断る側に回った結果、見送りを決める前に呼ばれる立場を作った。

企業プロフィール: IT・システム開発 | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約8,000万円

実施した施策

1 ホワイトペーパー・お役立ち資料
自社が関わって途中で止まった導入を、止まった理由ごとに分けた資料を作った。元の文書が整っていない、答えが人によって違う、聞く人が月に数回しかいないといった型に分け、着手する前にどこを確かめれば見送れるかを判定の順で並べた。
目的・効果 向かない業務を先に落とし、残った案件の成功率を上げる。
金額 年間1,200万円(事例の集計と資料の作成、改訂)
2 自社ウェビナー
情報システムと業務部門に向けた勉強会を月4回、1回90分で開いた。扱うのは成功事例ではなく、止まった導入を1件ずつ最初から追うこと。どの会議で誰が何を決めて、どこで動かなくなったかを時系列で見せ、同じ形を自社で避けるための確認項目を配った。
目的・効果 うまくいった話だけを聞かされる場との違いを作り、継続して参加してもらう。
金額 月額320万円(配信の運営と講師・資料の制作費)
3 SEO・コンテンツマーケティング
導入がうまくいかなかった担当が打つ語に合わせた記事を月12本公開した。答えが合わない、使われなくなった、費用が読めないといった症状ごとに、原因を元の文書の側と運用の側に分けて示し、やめる判断をするときの基準も同じ記事に入れた。
目的・効果 止める寸前の担当に見つかり、作り直しの相談として受け直す。
金額 月額280万円(記事の制作と事例データの更新)

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