CASE #653

使い込んだマットの体圧の掲出と購入年で届く封書で入替に進む割合を41%にした褥瘡マットの会社の施策

概要

従業員300人規模の褥瘡を防ぐエアマットレスのメーカーでは、病院が買ったあと何年も使い続け、空気の漏れや圧の下がりに気づかないまま床ずれが出てから疑われていた。使い込んだマットの体圧を載せる駅の掲出と、評価と選び方の記事、購入の年で届く点検の封書を実施。圧の落ち方を数値で示した結果、入れ替えに進む割合が41%になった。

企業プロフィール: 医療機器 | 100人~999人 | 1億円~10億円未満 | マーケティング予算規模: 年間約900万円

実施した施策

1 交通広告・OOH
大きな病院が集まる地域の駅の改札前に1年間掲出した。載せたのは、新品と長く使ったマットに同じ重りを載せて測った体圧の分布の図を並べたものだけにした。機種の名前も価格も出さず、何年使ったものかを図の下に一行だけ書いた。
目的・効果 見た目では分からない劣化を通勤の途中で知ってもらい、自院のマットを疑ってもらう。
金額 年間360万円(病院が集まる地域の3駅の改札前ポスター1年分)
2 SEO・コンテンツマーケティング
褥瘡の管理者と病棟の看護師が読む記事を月4本公開した。褥瘡の評価の付け方と、評価ごとに向くマットの種類を分けて書き、空気の漏れを病棟で確かめる手順を写真で示した。褥瘡ハイリスク患者ケア加算の算定の要件も別の記事にした。
目的・効果 褥瘡の管理を調べる時点で読まれ、マットの点検を任される先として覚えてもらう。
金額 月額12万円(記事の制作と検索順位の改善)
3 DM・手紙
納めた病院に、購入の年と台数をもとに封書を送った。その年に納めたロットで点検の時期に来ている台数と、点検で見つかった漏れの割合を1枚にまとめ、点検の日程を選べる返信の用紙を同封した。入れ替える場合に病棟を空けずに進める段取りも書いた。
目的・効果 点検をきっかけに劣化を確かめてもらい、入れ替えに進む割合を41%にする。
金額 年間150万円(年2回・各3,000通の印刷と発送)

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