CASE #642

図面から賃料が出る出展と築年で試算を送る封書で契約に進む割合を34%にした屋根貸しの会社の施策

概要

従業員130人規模の工場と倉庫の屋根を借りて太陽光を載せる会社では、屋根を貸すだけで収入になること自体が知られておらず、20年の契約を決めるまでが長く雨漏りの心配で止まっていた。図面から賃料が出る出展と、工業団地の駅の掲出、築年数から試算を送る封書を実施。防水の保証まで先に示した結果、契約に進む割合が34%になった。

企業プロフィール: 不動産 | 100人~999人 | 1億円~10億円未満 | マーケティング予算規模: 年間約2,000万円

実施した施策

1 展示会・リアルイベント
工場の設備と環境の展示会に3小間で出展し、来場者が持ってきた屋根の図面から試算する席を設けた。有効に使える面積を差し引きながら載る出力を出し、1平方メートルあたりの年額と、売電の一部を配分する形の両方で年間の賃料を並べた。架台の重さと屋根の耐荷重の確かめ方も渡した。
目的・効果 貸すだけで収入になることを自社の図面で分かってもらい、検討に入ってもらう。
金額 500万円(3小間の出展料と試算席の設営費)
2 交通広告・OOH
工業団地の最寄り駅の改札前に、1年間掲出した。載せたのは、屋根1平方メートルあたりの年額の幅と、契約の年数、そして工事のあいだも操業を止めないことの3つだけにした。設備の写真も発電量も出さず、屋根の面積がいくつ以上なら話が進むかを併記した。
目的・効果 屋根を持っている会社に、それが収入になることを通勤の途中で知らせる。
金額 年間600万円(工業団地の4駅の改札前ポスター1年分)
3 DM・手紙
登記と航空写真から屋根の面積を割り出し、築年数と合わせて封書を送った。その屋根に載る出力と、20年分の賃料の総額を1枚の表にし、築30年を超える建物には建て替えや移転の予定を尋ねる欄を設けた。防水の保証と、漏れたときにどちらが直すかも同じ紙に明記した。
目的・効果 決めるまでの数年を切らさずつなぎ、契約に進む割合を34%にする。
金額 年間180万円(年2回・各1,500通の印刷と発送)

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