CASE #643

時効を調べる検索と分割の受け方の講座で未収金の委託を任される立場を確立した医事代行の施策

概要

従業員150人規模の病院の未収金の督促と分割の相談を代行する会社では、患者に督促するのは気が引けると放置され、外に出せば関係が壊れると思われていた。時効を調べる検索への出稿と、分割の受け方を扱う講座、発生率と回収率を書く連載を実施。断られた言い方まで記録に残す形を示した結果、未収金の委託を任される立場を確立した。

企業プロフィール: 医療(病院・クリニック向け) | 100人~999人 | 1億円~10億円未満 | マーケティング予算規模: 年間約1,500万円

実施した施策

1 Web広告・リスティング
未収金が積み上がってから調べる語に出稿先を絞った。診療費がいつ時効になるか、どこまで督促してよいか、分割にした場合に残りがどう扱われるかを尋ねる言い回しを集め、着地するページでは令和2年4月以降の診療は5年で時効になることを先に置き、自社の説明はその下にした。
目的・効果 積み上がって困った時点で見つかる状態をつくり、医事課からの相談を受ける。
金額 年間240万円(広告費と運用代行費)
2 自社ウェビナー
医事課長と会計の担当に向けて、分割の受け方を扱う講座を年10回開いた。初回にいくら入れてもらうか、何回まで分けるか、途中で止まったときにどの時点で切り替えるかを、実際の様式を伏せ字にして並べた。断られたときの言い方をそのまま残す欄の作り方も扱った。
目的・効果 院内でできる範囲を先に固めてもらい、外に出す線引きを一緒に決める。
金額 年間200万円(年10回・企画と配信の運営および資料の作成)
3 新聞・雑誌・業界誌
医事の専門誌に月1回の連載枠を持ち、自社が扱った病院の未収金の発生率と回収率をそのまま載せた。入院の設備がある診療所とない診療所で差が大きいことを件数で示し、窓口の負担が3割になった時期の前後で何倍に増えたかも並べた。回収できなかった分の理由も分けて出した。
目的・効果 放置している病院に自院の位置を測ってもらい、委託を任される立場を確立する。
金額 年間360万円(医事専門誌の連載枠と執筆)

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