概要
従業員1,000人以上の企業の倉庫と工場の棚卸しを代行する会社では、棚卸しは自社の社員が休日に出てやるものと思われていて、外に出せること自体が知られていなかった。休日出勤の日数を出す駅の掲出と、自社でやった場合の人時が出る資料、確保の期限を知らせる配信を実施。決算の半年前から動く形にした結果、受託が年間900拠点になった。
企業プロフィール: サービス業(BPO・清掃等) | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約5,000万円
実施した施策
物流施設と工場が集まる地域の駅の改札前に、1年間掲出した。載せたのは、棚卸しのために社員が休日に出た延べ日数と、そのうち数え直しに費やした割合の2つだけにした。自社の作業の写真も料金も出さず、外に出せることと社名を下に一行で添える形にした。
目的・効果 棚卸しを外に出せると知らない担当者に、選択肢があることを先に知らせる。
金額 年間1,500万円(物流地域の主要6駅の改札前ポスター1年分)
自社でやった場合の費用を出す資料を作った。保管している品目の数と拠点の面積を入れると、必要な人時と、休日に出た場合の割増の手当、数え直しで延びる時間の目安が出る形にし、外に出した場合の見積もりの幅を同じ紙に並べた。数え違いが出たときに遡って直す手間も時間で示した。
目的・効果 自前でやる費用を先に見てもらい、比べる土俵に乗る。
金額 400万円(試算の設計と資料の制作)
問い合わせのあった会社を決算の月で登録し、前の年に棚卸しをした時期から逆算して配信した。要員を押さえる期限、下見に入る時期、当日の動線を決める打ち合わせの時期を、決算の何か月前かで並べて知らせた。棚卸しの月が集中する3月と9月は、締め切りを早めに出した。
目的・効果 決算の半年前から動いてもらい、受託を年間900拠点にする。
金額 初期費用150万円+月額30万円(配信の設計と決算月ごとの逆算の整備)
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