CASE #608

平均比率に自社を重ねる書状と拠点数で差が出る画面で毎年の見直しを86%にした物流コンサルの施策

概要

従業員1,000人以上の企業の物流を設計し直すコンサルでは、物流が費用の項目としか見られず、運賃の値上げが届いてから慌てて相談が来るため、設計して終わりの単発が続いていた。業種の平均比率に自社を重ねる書状と、拠点の数で差が出る画面、値上げの通知後に読まれる記事を実施。平均との開きを先に示した結果、毎年の見直しが86%になった。

企業プロフィール: コンサルティング | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約5,000万円

実施した施策

1 サイト改善・LPO
会社の紹介しか無かったページに、拠点の数と出荷量を入れる画面を足した。いまの輸送費の内訳を距離帯ごとに分け、拠点を1つ増やした場合と1つ減らした場合の年間の差が並んで出るようにした。倉庫の賃料と在庫の持ち方まで含めた合計で比べられるようにし、出た数字はそのまま持ち出せる形にした。
目的・効果 物流が設計の対象だと数字で分かってもらい、経営の議題に上げてもらう。
金額 800万円(試算の設計とページの作り替え)
2 SEO・コンテンツマーケティング
運賃の値上げの通知が届いてから調べる語に合わせて記事を月8本公開した。値上げ幅の妥当性をどう確かめるか、荷待ちと荷役の時間をどう測るか、他社に切り替える前に自社側で直せる点は何かを順に並べ、自社への相談は最後に置いた。距離帯ごとの単価の見方も別に載せた。
目的・効果 値上げに驚いた直後に見つかる状態をつくり、単発でない相談につなげる。
金額 月額80万円(記事の制作と検索順位の改善)
3 DM・手紙
決算の3か月前に、荷主の経営企画と物流の担当宛に書状を送った。全業種の平均が売上高に対して5.32%、製造業が5.81%、卸売業が5.48%であることを載せ、その会社の公表値から割り出した位置を同じ紙に置いた。平均より低い会社にも、内訳のどこが薄いかを書いた。
目的・効果 自社の位置を毎年確かめてもらい、毎年の見直しを86%にする。
金額 年間240万円(年2回・各1,800通の印刷と発送)

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