CASE #598

症例の講演と2週間後の確かめ方を引けるページと疾患啓発CMで処方の継続を7割にした漢方製剤の施策

概要

従業員1,000人以上の医療用漢方製剤メーカーでは、講演会で関心を持った医師が1〜2剤を試しても、効いたかどうかが分からないまま半年ほどで処方をやめてしまう例が多かった。症例で学ぶWeb講演会と、症例ごとの確認票を引けるページ、疾患啓発のCMを実施。2週間後に何を確かめるかまで届けた結果、処方を始めた医師の1年後の継続が7割になった。

企業プロフィール: 製薬 | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約1.5億円

実施した施策

1 自社ウェビナー
内科・婦人科・整形外科の開業医向けに、症状と体質の見分け方を1回1症例で学ぶWeb講演会を月2回開いた。処方の判断だけでなく、効かなかったときに次に替える1剤と、替えるまでの目安の期間を必ず添えた。
目的・効果 試した1剤で止まらず、次の1剤まで進める医師を増やす。
金額 年間1,200万円(月2回の配信と講師謝金)
2 サイト改善・LPO
医療関係者向けサイトを症例から引く形に作り替え、処方から2週間後に患者へ何を尋ねるかの確認票を置いた。4週・8週の節目の見方も同じページに並べ、講演の視聴者が次に開く先をここにした。
目的・効果 効き目を確かめる手順を渡し、1年後も処方を続ける医師を7割にする。
金額 1,200万円(症例ページの改修と確認票の制作)
3 TVCM
製品名を出さない疾患啓発のCMを、昼の情報番組の枠で流した。冷えや更年期の不調を我慢せず、かかりつけ医に漢方を相談してよいと伝え、相談の言い方を示すページへ案内した。
目的・効果 患者の側から相談が出る状態をつくり、医師が処方を試す場面を増やす。
金額 8,000万円(15秒スポット約120本と制作費500万円)

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