CASE #599

改正法の連載と受付から是正までの日数を追う動画で外部窓口の更新を95%にした弁護士法人の施策

概要

従業員1,000人以上の内部通報の外部窓口を受ける弁護士法人では、通報が年に数件しか来ない会社から「使われない窓口に払う意味」を問われ、更新の時期に安い窓口へ替えられていた。改正法を解く専門誌の連載と、通報の受付から是正までを追う動画、対応状況の調査の公表を実施。窓口が動いている中身を見せた結果、外部窓口の契約の更新が95%になった。

企業プロフィール: 士業(税理士・弁護士・社労士) | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約1.2億円

実施した施策

1 新聞・雑誌・業界誌
法務と総務の専門誌2誌に、2026年12月施行の改正公益通報者保護法を解く連載を月1回載せた。従業員301人以上に課される従事者の指定と、通報を理由とする処分への罰則を、社内規程のどこを直すかの形で書いた。
目的・効果 施行を前に窓口の見直しを考える会社から、先に相談される立場をとる。
金額 年間960万円(専門誌2誌の連載枠と執筆)
2 動画広告・YouTube広告
匿名の通報を受けてから、調査・是正・通報者への結果の通知までを、実際にかかった日数で追う動画を6本作った。取引先の社内研修でそのまま流せる長さにし、総務の担当者が探す語で広告として配信した。
目的・効果 件数ではなく対応の中身で窓口を評価してもらい、更新を95%にする。
金額 1,800万円(研修用動画6本の制作と配信費)
3 広報・PR
上場企業300社に改正法への対応状況を尋ねる調査を行い、従事者の指定や規程の改定が済んだ割合を公表した。結果は記者向けの説明会で示し、経済紙と法務の媒体に取り上げられた。
目的・効果 経営層に施行日を意識させ、窓口の見直しを先送りさせない。
金額 600万円(調査の実施と記者説明会の運営)

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