概要
従業員1,000人以上の業務用の食用油を作るメーカーでは、油は缶いくらで比べられ、銘柄を替えても厨房では違いが分からないと言われて価格だけで乗り換えられていた。交換の目安に答える記事と店頭での実測の公表、揚げ色の動画を実施。酸価が3を超える前に替えると揚げ色と歩留まりがどう変わるかを見せた結果、継続が91%になった。
企業プロフィール: 製造業(食品・消費財) | 1,000人以上 | 100億円以上 | マーケティング予算規模: 年間約7,000万円
実施した施策
厨房で迷ったときに打つ語に合わせた記事を月10本公開した。油の替え時、泡が消えない理由、濾過をどこまで繰り返せるかといった項目ごとに、酸価の試験紙で判定する手順と、油温が10度上がると劣化が2倍になることを自社の試験の数値つきで示した。
目的・効果 銘柄ではなく使い方から相談される入口を作る。
金額 月額160万円(記事の制作と試験データの更新)
実際の店の厨房を借りて、同じ食材を同じ台数のフライヤーで揚げ続け、酸価がどの時点で上がるかを銘柄を伏せて年1回公表した。自社の油が有利にならない条件も同じ表に載せ、外食の専門紙と食品衛生の媒体に同じ資料を渡した。
目的・効果 中身の差が数字で見える状態を作り、価格だけの比較を崩す。
金額 年間1,100万円(店舗での実測と資料の作成、発表の費用)
同じ衣で同じ食材を、酸価の違う油で揚げて並べる動画を10本作った。色と衣の付き方、揚げ上がりの重さの差をそのまま映し、何回目で色が濁るかを回数で入れた。店長と厨房の責任者が調べる時間帯に配信した。
目的・効果 厨房で違いが分からないという前提を崩し、継続を91%にする。
金額 月額240万円(配信費190万円+撮影と編集費50万円)
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