12 件の事例
従業員50人以下の農業法人向け設備販売企業では、広大な農業地域をカバーする営業体制に限界があり、新規顧客開拓コストが1件あたり15万円に達していた。既存顧客が地域コミュニティで強い信頼関係を持つことに着目し、紹介プログラムを構築。紹介者への次回購入割引と被紹介者への初年度保守無料を組み合わせた結果、新規開拓コストが80%削減された。
従業員50人以下の水産加工設備メーカーでは、全国の水産加工業者への営業が少人数体制では限界があり月間商談が2件だった。業種別にカスタマイズしたメールを水産加工業者の経営者・工場長宛に配信し、月間商談を8件に増加させた。
従業員50人以下の林業機械販売企業では、営業エリアが広大で効率的な新規開拓が困難だった。業界紙への広告出稿と年3回の現場見学会を組み合わせ、林業事業者との接点を拡大。年間受注額が2倍に増加した。
従業員100〜500人の施設園芸向けの環境制御システムを扱うメーカーでは、導入に数百万円かかるため現物を見た生産者しか決めきれず、訪問できる範囲でしか売れていなかった。作物ごとの実演動画の配信と、収量データを添えた書面の送付を組み合わせた施策を実施。ハウスでの1年間の収量の変化を追った映像を作物別に配信した結果、商圏の外からの受注が年間30件に増加した。
従業員50人以下の鮮度保持技術の開発企業では、扱う技術が新しく比較する材料がないため産地の加工業者に採用されず、引き合いが月2件にとどまっていた。産地との実証結果を公表する広報活動と、加工業者向けのオンライン勉強会を実施。歩留まりと販売単価の変化を数字で示し、勉強会で自社の工程に当てはめて考えられるようにした結果、引き合いが月10件に増えた。
従業員100〜500人の養殖業向けに配合飼料をつくるメーカーでは、産地の担当者との付き合いで取引が続き、新しい生産者との接点がほとんど無かった。給餌の設計を扱う記事の公開と、餌料費を試算するページの用意を実施。魚種と水温ごとに与え方がどう変わるかを示した結果、新規の取引先が年間24軒に増加した。
従業員1,000人以上の農業機械のメーカーでは、販売店任せの営業で、大型機の買い替えを考える農業法人と直接つながる機会がなかった。農閑期に絞った地方局のテレビCMと、在庫と納期が見えるページの新設を実施。作付けの計画を立てる時期に合わせて流し、実機のある販売店をその場で示した結果、大型機の商談が1.7倍に増加した。
従業員1,000人以上の水産物の加工と冷凍を受託する会社では、取引が長く続く量販店に偏り、外食や中食の企業からの新しい引き合いが年に数件で止まっていた。食品の業界紙での連載と、工程を見せる動画の公開、受託の条件を示すページの改修を実施。原料の産地と加工の可否を先に開示した結果、新規の取引先が年間36社に増加した。
従業員100〜999人の大型の温室でトマトを育てる生産法人では、出荷の大半が市場を通るため、量販店や外食の担当者に産地の名前が残らなかった。都市部の主要駅への掲出と、外食向けの展示会への出展を実施。糖度と出荷量を週ごとに公開し、通年で同じ品質を出せることを示した結果、直接取引の商談が年間150件に増加した。
従業員50人以下の陸上養殖の設備と運用支援を手がける会社では、初期投資が数千万円を超えるうえ電気代の見通しが立たず、参入を考える企業の検討が途中で止まっていた。実証した生育と電力の数値の公表と、参入を検討する企業への書面の送付を実施。稚魚の投入から出荷までの歩留まりと月ごとの電力の実績を開示した結果、設備の受注が年間12件に増加した。
従業員50人以下の土壌を分析して畑ごとに配合を変える肥料メーカーでは、既製品と1袋あたりの価格で比べられ、診断の手間が値段に見合わないと受け取られていた。地方局の農業番組枠でのCMと、農業専門紙での連載を実施。同じ畑で減らせた肥料の量と収量の変化を3年分並べた結果、新規契約が年間240戸に増えた。
従業員200人規模の牛舎の設備と搾乳ロボットを扱う畜産設備会社では、本体だけで2,500万円台という値に酪農家が身構え、検討が見学の前で止まっていた。導入先の搾乳を定点で映した動画の配信と、補助事業の名称で引く検索広告を実施。牛舎の改造の要否と補助の申請の順番を先に示した結果、導入相談が年間90件に増えた。
農業・水産業におけるBtoBマーケティングの施策事例をご紹介しています。デボノでは、341件以上のマーケティング事例データベースから、貴社に最適な施策の組み合わせをご提案します。