CASE #638

硬さのばらつきを測る席と歪みで調べる語への出稿で試作の持ち込みを4倍にした熱処理工場の施策

概要

従業員20人規模の金属に焼入れをする熱処理の工場では、加工会社から外に出す1工程としか見られず、どこに出しても同じだと思われて値段だけで比べられていた。持ち込んだ部品の硬さのばらつきを測る出展と、歪みや割れで調べる語への出稿、材質から処理を選ぶ記事を実施。後工程の手間の差を数字で示した結果、試作の持ち込みが4倍になった。

企業プロフィール: 製造業(素材・部品) | 10人~99人 | 1,000万円~1億円未満 | マーケティング予算規模: 年間約500万円

実施した施策

1 展示会・リアルイベント
金属加工の展示会に1小間で出展し、来場者が持ってきた部品を測る席を設けた。同じロットから5個を選んで表面と内部の硬さを測り、個体ごとの差を数値で並べて渡した。歪みが出やすい形状かどうかも肉厚の差と穴の位置から伝え、測った紙はそのまま持ち帰れるようにした。
目的・効果 どこに出しても同じという思い込みを自社の部品の数値で崩し、試作の相談を受ける。
金額 150万円(1小間の出展料と測定席の設営費)
2 Web広告・リスティング
処理の名前で調べる語ではなく、困ってから調べる語に出稿先を移した。焼入れで割れた、歪んだ、研削で割れた、脱炭したといった言葉を材質や形状と組み合わせて集め、着地するページには自社で起きた不具合とその原因、変えた条件をそのまま並べた。
目的・効果 不具合が出た直後の検索で見つかる状態をつくり、乗り換えの相談を受ける。
金額 月額8万円(広告費と運用代行費)
3 SEO・コンテンツマーケティング
材質と使い方から処理を選ぶ記事を月4本公開した。浸炭で表面だけ硬くして内部のねばりを残す場合と、全体を焼き入れる場合の使い分けを、荷重のかかり方と摩耗する面の位置で分けて書いた。歪みを見込んだ取り代の決め方も、形状ごとに別の記事にした。
目的・効果 図面を引く前の段階で読まれる状態をつくり、試作の持ち込みを4倍にする。
金額 月額10万円(記事の制作と検索順位の改善)

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