CASE #568

買値の出し方を書く連載と月初の相場説明会で年間契約の仕入れ先を140社にした銅スクラップ商社の施策

概要

従業員30〜50人の銅と真鍮のスクラップを海外の精錬所へ輸出する商社では、切削くずを出す加工工場が毎月相見積もりで売り先を変えるため集荷量が読めず、船積みの量がまとまらなかった。金属加工の業界誌での連載と、月初の相場説明会を実施。建値から買値が出るまでの差し引きを隠さず示した結果、年間契約の仕入れ先が140社になった。

企業プロフィール: 商社・卸売 10人~99人 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約1,500万円

実施した施策

1 新聞・雑誌・業界誌
金属加工の工場長が読む業界誌に、月1回の連載枠を持った。銅建値から歩留まり、精錬のマージン、運賃を順に引いて買値が出るまでを1回に1項目ずつ書き、切削油の付き方や異物の混ざり方で歩留まりがどれだけ変わるかを写真つきで並べた。
目的・効果 買値の中身が分かる相手として覚えてもらい、相見積もりの前に声が掛かる状態にする。
金額 月額40万円(連載枠の掲載料と取材・執筆費)
2 自社ウェビナー
毎月の第1営業日に30分の相場説明会を開いた。前月の月間平均建値と為替の動き、今月の買値の幅を先に出し、年間契約なら月間平均建値に連動させて毎月の値決めが要らなくなることを、実際の契約書のひな形で見せた。
目的・効果 毎月の値決めの手間を減らす仕組みを示し、年間契約の仕入れ先を140社にする。
金額 月額25万円(配信の運営と資料の作成費)

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