CASE #536

前任の使い方を届ける手紙と業界誌の連載で取引を続ける宿を93%にした業務用出汁の製造所の施策

概要

従業員50人以下の旅館向けに業務用の出汁を作る製造所では、料理長が替わるたびに味の方針が変わり、長く付き合った宿でも取引が途切れていた。料理長宛の手紙と、旅館の業界誌への連載を実施。宿ごとに納めてきた配合と使い方を記録にして引き継げるようにした結果、取引を続ける宿の割合が93%になった。

企業プロフィール: 製造業(食品・消費財) 10人~99人 1,000万円~1億円未満 マーケティング予算規模: 年間約300万円

実施した施策

1 DM・手紙
取引のある宿の料理長に、季節の替わり目ごとに封書を送った。中身はその宿に納めてきた出汁の配合と、献立ごとの使い方の記録で、料理長が替わった宿には前任の使い方を1枚にまとめて届けた。
目的・効果 料理長が替わっても配合を引き継げるようにし、取引の途切れを防ぐ。
金額 年間30万円(封書の印刷と郵送費)
2 新聞・雑誌・業界誌
旅館とホテルの経営層と料理長が読む業界誌に、年6回の連載枠を持った。扱ったのは自社の商品ではなく、昆布と鰹節の産地や削り方で味がどう変わるかと、人手が減っても仕込みの手間を減らせる引き方。
目的・効果 出汁を宿の味の土台として位置づけ、取引を続ける宿の割合を93%にする。
金額 年間180万円(業界誌6回分の掲載料と執筆費)

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