CASE #417

開発担当宛の試香キットと嗜好の調査公表で試作に進む相談を年間300件にした食品香料メーカーの施策

概要

従業員1,000人以上の食品用の香料をつくるメーカーでは、採用が開発担当の好みに左右され、試作が始まった後に声がかかることが多かった。開発担当宛に試香のキットを送るDMと、嗜好の変化を調べた調査の公表を実施。年代で好まれる香りの強さがどう違うかを実測で示した結果、試作に進む相談が年間300件に増えた。

企業プロフィール: 製造業(食品・消費財) 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約2,500万円

実施した施策

1 DM・手紙
食品メーカーの商品開発の担当者宛に、香りを6種そろえた試香のキットを年2回・計1,600件送付した。カタログを送る形をやめ、同じ処方で強さだけを変えた3段階を入れ、どの強さがどの年代に好まれたかの結果を後から届ける形にした。
目的・効果 開封して試した割合を5割にし、そこから試作の相談を年間180件受け付ける。
金額 640万円(年2回・計1,600件の試香キットの製作と発送)
2 広報・PR
全国3,000人に対して香りの強さの好みを年2回調べ、年代と性別、食べる場面ごとに集計して公表した。自社の採用実績を語る形をやめ、好みが分かれた条件と外れた仮説も同じ表に載せ、食品の専門媒体と経済媒体に配信した。
目的・効果 媒体への掲載を年40本にし、DMと合わせて試作の相談を年間300件にする。
金額 月額75万円(3,000人の嗜好調査と記者対応の代行費)

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