CASE #331

発電量の落ち方を誌面で示し不具合の統計を公表して保守の継続率を94%にした太陽光の保守会社の施策

概要

従業員1,000人以上の全国の太陽光発電所の保守を請け負う会社では、点検の中身が価格表でしか比べられず、更新の時期に年7件の解約が出ていた。発電量が落ちる原因を分解する業界誌の連載と、点検で見つけた不具合の統計の公表を実施。草の影と表面の汚れと機器の不調の内訳を毎年開いた結果、保守の継続率が94%に上がった。

企業プロフィール: エネルギー・インフラ 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約5,000万円

実施した施策

1 新聞・雑誌・業界誌
太陽光と電力の業界誌に、発電量が落ちる原因を1回につき1つ取り上げる連載を月1回で1年続けた。自社が受託した発電所の実測から、草の影と表面の汚れ、パワーコンディショナーの不調で失われた発電量を数字で並べ、点検の頻度との関係を示した。
目的・効果 価格ではなく点検の中身で選ぶ見方を広げ、発電事業者からの相談を年間80件得る。
金額 1,080万円(業界誌の連載を月1回で1年分の誌面と原稿)
2 広報・PR
毎年、受託している発電所で見つけた不具合の件数を種類ごとにまとめて公表した。稼働率と復旧までの日数も併せて出し、解約が出た理由も件数で載せた。既存の委託先には同じ形式で自社分の数字を添えて渡し、更新の面談で使った。
目的・効果 比べられる材料を自ら出し、年7件だった解約を減らして継続率を94%にする。
金額 月額90万円(広報の支援と統計のまとめ、発表の運営)

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