CASE #307

切板の精度を映す動画と地方局のCMで加工付きの新規取引を年間240社にした鋼材商社の施策

概要

従業員1,000人以上の鋼材を切断や曲げまで加工して製造業に届ける商社では、材料の銘柄と価格だけで比べられ、加工まで任せられる先として見られていなかった。切板の精度を映す動画の公開と、拠点のある県での地方局CMを実施。図面どおりに何ミリの公差で出せるかを実測で示した結果、加工付きの新規取引が年間240社に増えた。

企業プロフィール: 商社・卸売 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約5,000万円

実施した施策

1 動画広告・YouTube広告
レーザーとシャーで鋼板を切る工程を、材質と板厚の組み合わせで20本に分けて公開した。在庫の山を映す形をやめ、切り口の断面と実測した公差、反りの量を計測器の画面ごと映し、設計者が図面の指示と見比べられるようにした。
目的・効果 動画からの図面付きの引き合いを月30件つくり、価格以外の比較に持ち込む。
金額 620万円(20本の工程撮影と編集+配信費)
2 TVCM
拠点のある5県の地方局で30秒のCMを年2回、各3週間流した。社名とロゴを出す形をやめ、朝に届いた図面がその日のうちに切られて出荷される流れを追い、受注から納品までの時間を字幕で出した。
目的・効果 放映した5県で購買と設計の担当者の認知を3割まで高め、加工付きの新規取引を年間240社にする。
金額 2,600万円(5県の地方局で3週間の放映を年2回+制作費)

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