概要
従業員50人以下の装飾クロムめっきを小ロットで請ける工場では、欧州向けの部品で六価クロムを避けたいという相談が増える一方、色味や耐食性が変わるのを恐れて試作に進まない発注元が多かった。三価クロムへの切替を扱う勉強会と、判定表の配布を実施。同じ部品を処理した試験板を並べて差を見せた結果、切替の試作を年間60件受けた。
企業プロフィール: 製造業(素材・部品) | 10人~99人 | 1,000万円~1億円未満 | マーケティング予算規模: 年間約200万円
実施した施策
設計と購買の担当向けに、三価クロムへの切替を扱うオンラインの勉強会を2か月に1回開いた。六価と三価で同じ部品を処理した試験板を画面に並べ、色味の差と塩水噴霧試験の結果を時間ごとに示した。質疑では図面の指示の書き換え方まで答えた。
目的・効果 切替を迷っている発注元に判断の材料を渡し、試作の相談に進める。
金額 年間60万円(配信ツールと試験板の作成費)
切替の前に確かめる項目を1枚にまとめた判定表を作り、勉強会の参加者に配った。素材・求める色・耐食性の等級・後工程の有無の4点から、三価でそのまま置き換えられるか、試作で確かめるべきかを色で分けた。
目的・効果 発注元が社内で切替を決められるようにし、試作の依頼を年間60件にする。
金額 60万円(判定表の設計と試験データの整理)
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