CASE #505

最後まで通った割合を公表し病院沿線に掲出して新たな依頼を年間300件にした治験支援会社の施策

概要

従業員1,000人以上の治験を実施する医療機関に調整役を置く支援会社では、依頼元が見るのは症例が集まるかどうかで、体制を整えられることは伝わらず、依頼が同じ大学病院に偏っていた。最後まで通った割合の公表と、病院の沿線と正面への掲出を実施。参加した人の8割が予定の来院を終えていると示した結果、新たな依頼が年間300件になった。

企業プロフィール: 医療(病院・クリニック向け) 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約5,000万円

実施した施策

1 広報・PR
自社の調整役が入った試験について、参加した人のうち何割が予定の来院を最後まで終えたかを試験の種類ごとに集計し、半年に一度公表した。途中でやめた人がどの段階で抜けたかも隠さず載せ、来院の間隔が長い試験ほど抜けやすいという傾向まで書いた。直近の集計では8割が最後まで通っている。
目的・効果 症例が集まるだけでなく最後まで残ると数字で示し、依頼元からの引き合いを増やす。
金額 年間400万円(集計と資料の制作、記者への説明)
2 交通広告・OOH
大学病院と中核病院が集まる路線の駅と、病院の正面が見える位置の看板に1年間掲出した。載せたのは参加の呼びかけで、通院のついでに寄れること、交通費が出ること、途中でやめてよいことの3つだけを大きく書き、読み取ると近くの実施施設と募集中の試験の一覧が出るようにした。
目的・効果 参加する人を自前で集められる状態にし、新たな依頼を年間300件に増やす。
金額 年間1,800万円(12駅の掲出と看板8面の媒体費)

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