CASE #504

減額になった割合を毎年公表し専門紙に連載して見直しの依頼を年間96社にした税理士法人の施策

概要

従業員50人以下の固定資産税の課税誤りを洗い出す税理士法人では、還付が取れる企業でも払い過ぎに気づいていないため、依頼は既存の顧問先からの紹介に限られていた。自社で集計した減額の割合の公表と、不動産と経理の専門紙への連載を実施。税額が直ったもののうち家屋は6割が減額だったと示した結果、見直しの依頼が年間96社になった。

企業プロフィール: 士業(税理士・弁護士・社労士) 10人~99人 1億円~10億円未満 マーケティング予算規模: 年間約600万円

実施した施策

1 広報・PR
自社が扱った建物の評価の見直しを集計し、直ったもののうち何割が減額だったかを毎年公表した。総務省が出している全国の税額修正の調査と並べ、家屋では減額が6割に届くことを示したうえで、増額になった例も同じ表に載せた。資料は誰でも落とせる形で置き、記者向けの説明会も年2回開いた。
目的・効果 払い過ぎがありうると先に知ってもらい、顧問先以外からの相談を増やす。
金額 年間180万円(集計と資料の制作、説明会の運営)
2 新聞・雑誌・業界誌
不動産と経理の専門紙2誌に月1回の連載枠を持った。書いたのは節税の勧めではなく、家屋の評価で誤りが出やすい箇所を、非課税の部分の取り違えや、用途を変えたのに反映されていない例など、実際にあった型に分けて並べたもの。遡って返る年数と、自社の納税通知書のどこを見れば分かるかも毎回添えた。
目的・効果 自分で確かめられる箇所を示し、見直しの依頼を年間96社に増やす。
金額 年間300万円(2誌の連載枠と執筆)

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