CASE #480

風速をその場で測る出展席と検査の記録の勉強会で保守契約の継続率を96%にした集塵装置メーカーの施策

概要

従業員100〜500人の工場の局所排気装置と集塵装置をつくるメーカーでは、納めた後は部品の注文が来るだけで、1年以内ごとの定期自主検査は地元の業者に流れていた。実測できる出展席、検査を主題にした記事、記録の書き方の勉強会を実施。装置を据えた側でないと分からない点検の勘所を開いた結果、保守契約の継続率が96%になった。

企業プロフィール: 製造業(機械・装置) 100人~999人 10億円~100億円未満 マーケティング予算規模: 年間約2,500万円

実施した施策

1 展示会・リアルイベント
保全と環境の展示会に年2回出展し、フードとダクトを実寸で組んだ席を4つ置いた。来場者に風速計を渡して制御風速を自分で測ってもらい、ダクトの曲がりを1か所増やすと数値がどれだけ落ちるかを、その場で並べて見せた。
目的・効果 検査を外に出している工場の保全担当と話し、切り替えの相談をつくる。
金額 年間760万円(年2回・各3小間の出展料と実演席の設営費)
2 SEO・コンテンツマーケティング
「局所排気装置 定期自主検査」「制御風速 基準」など、検査の前に調べられる言葉に合わせて記事を書いた。粉じん障害防止規則で1年以内ごとに1回と決まっていること、記録を3年保存すること、是正勧告を受けた工場が何を直したかを、点検表の様式つきで載せた。
目的・効果 検査の時期に自社の名前で調べてもらい、月40件の問い合わせを得る。
金額 月額52万円(記事6本の制作と点検表の様式の整備)
3 自社ウェビナー
工場の保全担当に向けて月1回の勉強会を開いた。記録でよく指摘される書き漏れ、風量が出ない原因をダクトの詰まりと排風機の摩耗に切り分ける手順、部品を替える目安を、自社が納めた装置の点検記録から示した。
目的・効果 検査を自社に戻してもらい、保守契約の継続率を96%にする。
金額 月額38万円(月1回の企画と運営+記録様式の配布)

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