CASE #470

等級を測れる展示席と経年の実測の公表で設計前の相談を年間90件にしたクリーンルーム施工会社の施策

概要

従業員1,000人以上の半導体工場のクリーンルームを設計から施工まで請け負う会社では、図面が固まってから声が掛かるため、天井や床の納まりを直せる余地が残っていなかった。粒子を自分で測れる展示席と、引き渡した後の清浄度の実測の公表、専門紙の連載を実施。等級ごとに何が変わるかをその場で確かめられるようにした結果、設計が固まる前の相談が年間90件になった。

企業プロフィール: 建設 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約6,000万円

実施した施策

1 展示会・リアルイベント
半導体の製造装置展に年2回出展し、完成したクリーンルームの写真を貼る形をやめた。壁と床の納まりを実物のまま持ち込み、粒子計測器を来場者が自分で当てられる席を6台置いた。等級を一段上げると天井の吹き出しと床の返りがどう変わるかを、その場で測って見比べられるようにした。
目的・効果 設計が固まる前の技術者に会い、図面が出る前の相談を年間90件つくる。
金額 年間800万円(年2回・各6小間の出展費と施工費)
2 広報・PR
引き渡した施設の清浄度を稼働から1年後と5年後に測り直し、等級がどれだけ落ちたかを毎年公表した。落ちた原因を作業者の動線、フィルタの交換の間隔、床材の摩耗に分けて書き、施工の段階で決まってしまう部分を名指しした。
目的・効果 建てた後に効いてくる差を示し、坪単価だけの比較から外れる。
金額 月額60万円(調査の設計と公表の運営)
3 新聞・雑誌・業界誌
工場の投資計画を立てる技術者が読む専門紙に、月1回の連載を持った。等級の選び方、後から変えられなくなる天井の張り方、装置の搬入経路を先に決める理由を、実際の工事の数字で書いた。
目的・効果 計画の段階で名前を思い出してもらい、指名での引き合いを増やす。
金額 月額150万円(全5段カラーを月1回)

自社に最適なマーケティング施策を
プロと一緒に設計しませんか?

デボノは、477件以上の事例データベースと10年以上のBtoBマーケティング経験をもとに、
貴社の業界・規模・課題に最適な施策の組み合わせをご提案します。

無料相談はこちら