CASE #394

燃えしろまで映す企業CMと専門紙の連載で設計前の相談を年間130件にした木造建築の会社の施策

概要

従業員1,000人以上の事務所や倉庫を木造で設計施工する建設会社では、木は燃えるという前提で候補から外され、設計事務所が案を固めたあとにしか声が掛からなかった。企業CMの放映と建設の専門紙の連載を実施。燃えしろ設計の考え方と鉄骨造との坪単価の差を実数で出した結果、設計前からの相談が年間130件になった。

企業プロフィール: 建設 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約1.2億円

実施した施策

1 TVCM
完成した事務所と倉庫の内部を映す15秒の企業CMを、キー局とBSで年2回、各3週流した。木の梁がそのまま見える天井と、火災の実験で柱が芯まで燃え残る様子を並べ、発注する側の総務や施設の部門に木造という選択肢を先に置いた。
目的・効果 木は燃えるという前提を先に崩し、木造の指名検索を前年の3倍にする。
金額 7,800万円(キー局とBSで年2回・各3週)
2 新聞・雑誌・業界誌
建設の専門紙に月1回の連載枠を持ち、設計と積算の担当者に向けて書いた。鉄骨造と比べた坪単価の差を自社の実績から出し、防耐火の納まりと、木材を確保するまでの期間を工程表のまま載せた。批判の多い狂いと収縮についても実測を出した。
目的・効果 構造を決める前の段階で読まれる場所をつくり、設計前からの相談を年間130件にする。
金額 月額110万円(連載枠と原稿の制作)

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