CASE #248

大学病院の最寄り駅の掲出と診断の遅れの調査で医療機関からの照会を月90件にした製薬企業の施策

概要

従業員1,000人以上の希少な疾患の治療薬を扱う製薬企業では、対象となる患者の数が少なく、症状に心当たりのある人も診療科にたどり着けないままだった。大学病院の最寄り駅でのポスター掲出と、診断までにかかった期間の調査の公表を実施。受診する診療科を疾患ごとに示した結果、医療機関からの照会が月90件に増加した。

企業プロフィール: 製薬 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約1.2億円

実施した施策

1 交通広告・OOH
専門の外来を置く大学病院の最寄り30駅に、B0のポスターを2週間掲出する枠を年3回押さえた。薬の名前は出さず、見過ごされやすい症状の組み合わせを3つだけ挙げ、二次元コードから受診できる診療科を地域別に探せるページにつないだ。
目的・効果 掲出した駅の周辺での診療科の検索を3倍にし、医療機関からの照会を月90件受ける。
金額 1,200万円(大学病院の最寄り30駅・各2週間を年3回)
2 広報・PR
診断がつくまでにかかった期間を、患者の団体と協力して年1回調べ、症状が現れてから専門の外来に届くまでの経路を医学の媒体と一般の媒体の双方に配った。自社の薬には触れず、どの診療科で気づかれやすいかを科別に整理し、講演の依頼にもつなげた。
目的・効果 調査の記事化を年30本にし、医療機関からの照会を月90件まで積み上げる。
金額 月額100万円(PR会社の支援と調査の費用)

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