ウェビナーに競合が申し込んだら?|参加の線引きを決める

ウェビナーに競合が申し込んだら?|参加の線引きを決める

「申込の一覧に、同じ市場の競合の社名が並んでいる」「断ってよいのかも分からず、毎回そのまま通している」——催しの運営を担う人が繰り返し迷う場面です。この判断は、そのときの気分で決めてよいものではありません。条件を先に書いていないまま断ると、断ったこと自体が問題になります。この記事では、線引きの作り方を整理します。


カメ先生カメ先生

競合からの申込はね、断って当然だと思われがちだが、根拠を示さずに断ると、こちらの側に問題が残るんだ。


カメ子カメ子

誰を招くかは、主催の側で決められるのではないですか。


カメ先生カメ先生

決められる。ただし、その条件を先に書いて公開していることが要る。後から社名だけを見て外すと、断られた側からは理由が分からない。しかも社名では判定しきれない場合が多い。


カメ子カメ子

先に書いておくのですね。断れる理由から見ていきます。


この記事のポイント
  • 参加を断ることは可能だが、理由と手順を事前に決めておく必要がある
  • 社名だけでは競合と判定できない場合が多く、判定の基準を先に作る
  • 断るより、見せる内容の線引きで対応するほうが運用しやすい場面が多い

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目次

申込の一覧に競合が並ぶ

ウェビナーの申込は、フォームから自動で入ります。運営が確認するのは、開催の数日前です。

一覧を見ると、同じ市場で競合している会社の名前が入っていることがあります

ここで、通すか断るかの判断が必要になります。開催が近い時点での判断です。

多くの場合、基準がないまま迷います。前回はどうしたかも記録に残っていません。

結果として、担当者の判断で決まります。人によって対応が違う状態です。

この状態には、2つの問題があります。

1つは、断るべき場面で通してしまうことです。営業に関わる情報が伝わります。

もう1つは、通すべき場面で断ってしまうことです。相手の印象を損ないます。

断られた側は、その経験を覚えます。将来の関係に影響します。

業界が狭い場合、断ったことが伝わることもあります。

だから、判断の基準を先に作ります。作っておけば、その場で迷いません。

基準は、断る条件と、断らずに対応する方法の両方を含みます

断るか通すかの二択ではありません。中間の選択があります。

見せる内容を調整する、質疑の扱いを変える、といった対応です。

以下では、断ってよいのかという前提から順に整理します。

そのうえで、判定の難しさと、実務的な対応を扱います。

断ることはできるのか

まず、前提を確認します。自社が主催する催しへの参加を断ることは、原則として可能です。

誰を招くかは、主催する側が決められる事柄です

ただし、断り方によっては問題になります。理由の伝え方と、手順の面です。

参加費を受け取っている場合は、返金の対応が必要になります。受け取った後の断りは手間が増えます。

無料の催しであれば、返金の問題は生じません。多くのウェビナーはこの形です。

申込を受け付けた後に断る場合は、その旨を事前に示しておくと円滑になります。

参加の要領に、主催者の判断で参加をお断りする場合がある旨を書いておく形です

書いてあれば、断ること自体が想定の範囲になります。相手も受け止めやすくなります。

書いていない場合でも断れますが、説明の負担が増えます。

実務では、この一文を参加の要領に入れておくのが確実です。

あわせて、なりすましての視聴や、申込の人数を超える視聴への対応も書けます。

こうした行為があった場合に視聴を中止する旨、正規の受講費を請求する旨を定める例があります。

有料の催しでは、この定めが実務上の意味を持ちます

無料の催しでは、視聴の中止までを定める形が多くなります。

いずれも、開催の前に用意しておく文書です。開催後には作れません。

断る理由として成り立つもの

断る場合、理由が必要になります。成り立つ理由を整理します。

1つ目は、定員があることです。人数に上限がある催しでは、選ぶ根拠になります。

抽選や先着といった方式を先に示しておけば、選別が自然な形になります

2つ目は、扱う情報の性質です。顧客の事例や、価格の詳細を扱う場合です。

この場合、同業に伝わることで不利益が生じます。断る理由として説明できます。

3つ目は、営業に関わる情報を含むことです。提案の型や、対応の流れを見せる催しです。

4つ目は、他の参加者への配慮です。参加者どうしが交流する形式では、競合の同席が話しにくさを生みます。

少人数の勉強会や、参加者が発言する形式では、この理由が効いてきます。

逆に、一方的に話すだけの形式では、この理由は弱くなります。

5つ目は、過去の経緯です。同じ相手が繰り返し申し込み、目的が明らかな場合です。

これらのうち、どれを自社の基準にするかを決めます。すべてを使う必要はありません。

決めた基準は、文書に残します。担当が変わっても同じ判断ができます。

基準がない状態で断ると、説明ができません

説明できない断りは、相手の不満につながります。

基準があれば、短い文で説明できます。次の節以降で扱います。

社名だけでは判定できない

実務で最も難しいのが、競合かどうかの判定です。社名だけでは決まりません。

同じ会社の中に、顧客になる部署と競合する部署が併存することがあります

大企業では、この状況が普通に起きます。事業が複数あるためです。

申込者の部署が顧客になる側であれば、断る理由はありません。

グループ会社の場合も、判定が難しくなります。名称が似ていても、事業が違うことがあります。

代理店や販売の協力会社は、競合ではなく味方です。名称からは判断できません。

支援する立場の会社も、同様です。自社の顧客に紹介してくれる可能性があります。

学生や研究の目的での申込もあります。この場合、競合の判定は当てはまりません。

転職を検討している個人の申込もあります。採用につながる場合もあります。

これらを踏まえると、社名の一致だけで断る判断は危険です。

判定には、部署と役職と参加の目的が必要になります。申込のフォームで尋ねる項目です。

フォームの項目が足りないと、判定そのものができません

項目の設計が、この判断の土台になります。次の節で扱います。

判定に迷う場合は、断らずに次の節以降の対応を選びます。

迷ったまま断るより、内容の線引きで対応するほうが安全です。

申込のフォームで押さえる項目

判定の材料は、申込の時点で集めます。項目を整理します。

  • 会社名(正式な名称・グループ会社かどうかが分かる形)
  • 部署名と役職(顧客になる側か、競合する側かの判断に使う)
  • 参加の目的(選択式で3つから5つの候補を用意する)
  • 自社との取引の有無(既存の顧客・取引先・初めての接点)
  • メールアドレス(会社のドメインか、個人のものか)
  • 個人情報の取扱いへの同意(利用の範囲を示したうえで得る)

2つ目と3つ目が、判定の核になります。会社名だけでは決まりません。

参加の目的は、選択式にすると答えてもらえます。自由記述では空欄が増えます。

候補の例は、自社での導入の検討、情報の収集、業務の参考、その他です。

5つ目のドメインも手がかりになります。個人のアドレスでの申込は、確認の対象です。

ただし、個人のアドレスを使う正当な理由もあります。断る根拠にはなりません。

項目を増やしすぎると、申込の数が減ります。6項目程度が上限です。

必須の項目と任意の項目を分けます。会社名と部署と目的は必須にします。

6つ目の同意は、参加者名簿の扱いにも関わります。後の節で扱います。

フォームの項目は、一度決めれば使い回せます。催しごとに変える必要はありません。

項目が揃っていれば、判定は数分で終わります

揃っていない場合は、追加で尋ねる連絡が必要になります。開催の直前では間に合いません。

参加の要領に書いておくこと

参加の要領や利用の規約は、開催の前に用意します。書く項目を整理します。

  • 主催者の判断で参加をお断りする場合がある旨と、その場合の連絡の方法
  • なりすましての視聴や、申込の人数を超える視聴を禁じる旨
  • 禁じた行為があった場合の対応(視聴の中止・終了、有料の場合は正規の受講費の請求)
  • 録画や画面の撮影、資料の再配布を禁じる旨
  • 個人情報の利用の範囲(後日の案内・営業の連絡を含むかどうか)
  • 参加者の情報が他の参加者に表示されるかどうか

1つ目があるかどうかで、断る際の説明の負担が変わります

2つ目と3つ目は、有料の催しで意味を持ちます。無料でも、視聴の中止の根拠になります。

4つ目は、内容が外部に出ることを防ぐ定めです。完全には防げませんが、抑止になります。

5つ目は、申込の同意と対応させます。同意の範囲を超えた利用はできません。

6つ目は、参加者どうしが見えるかどうかです。形式によって変わります。

これらを1つの文書にまとめ、申込のページに置きます。

文書は、催しごとに作り直しません。共通の要領として使います。

内容の性質が特別な催しでは、追記します。事例を扱う場合などです。

追記の内容も、型を決めておくと作成が速くなります。

断らずに対応する方法

断る以外にも、対応の手段があります。実務ではこちらが使いやすい場面が多くあります。

1つ目は、見せる内容の線引きです。公開してよい内容だけで構成します。

顧客の事例や価格の詳細は、個別の面談で扱う形にします

2つ目は、質疑の扱いです。全員に見える形ではなく、主催者だけが見る形にします。

この設定であれば、他の参加者に質問の内容が伝わりません。

3つ目は、資料の配布の範囲です。当日の資料を渡さず、後日に希望者へ送る形にします。

送る相手を選べるため、線引きができます

4つ目は、参加者の表示の設定です。他の参加者に名前が見えない形にします。

この設定は、参加者どうしの気兼ねを減らします。競合がいても話しやすくなります。

5つ目は、深い内容を別の催しに分けることです。公開の催しと、限定の催しを分けます。

限定の催しは、招待した相手だけに案内します。申込を受け付けない形です。

この形にすると、公開の催しでは断る必要がなくなります。

催しの設計そのもので、判断の必要を減らせます

設計で解決できる部分は、都度の判断より安定します。

以下では、それでも断る場合の伝え方を扱います。

断る場合の伝え方

断ると決めた場合、伝え方が重要になります。文面を整理します。

理由を伝えるほうが、伝えないより印象が良くなります

理由を伝えない断りは、相手に不信を残します。推測に任せることになります。

定員が理由であれば、そのまま伝えます。抽選や先着の方式を示していれば、説明が済みます。

競合であることが理由の場合は、その旨を伝える形が示されています。

この伝え方は、率直ですが誠実です。曖昧にするより関係が保たれます。

文面は短くします。長い説明は、かえって不信を招きます。

お礼、断る旨、理由、代わりの案内の4つで構成します。

代わりの案内があると、印象が変わります。公開している記事や資料の案内です。

この案内を入れると、断りが情報の提供に変わります。関係が切れません。

連絡の時期は、開催の3日前までにします。直前では相手の予定に影響します。

申込の確認を自動で送っている場合は、その後の連絡になります。順序に注意します。

自動の確認を送る前に判定できると、混乱がありません

そのため、申込の確認は手動での送信にする選択もあります。

件数が多い場合は、自動で送り、後から個別に連絡します。

いずれの場合も、断った記録を残します。次回の判断に使います。

見せる内容の線引き

内容の線引きは、催しの種類ごとに決められます。整理します。

扱う内容公開の催し限定の催し
市場の動向・一般的な手法扱える扱える
自社の製品の機能・使い方扱える(詳細は個別に)詳細まで扱える
価格の詳細・値引きの条件扱わない扱える
顧客の事例(社名を出す)顧客の許諾がある範囲で許諾の範囲で詳細まで
提案の型・営業の進め方扱わない扱える

表のとおり、公開の催しでは価格と営業の進め方を扱いません

この線引きがあれば、参加者を選ぶ必要が減ります

価格を知りたい参加者には、個別の面談を案内します。むしろ商談につながります。

事例は、顧客の許諾の範囲で扱います。競合の有無とは別の論点です。

許諾の範囲を超える内容は、どの催しでも扱えません。

線引きは、資料を作る段階で確認します。当日に判断すると、話しすぎます。

話し手にも、線引きを事前に伝えます。質疑で踏み込まれる場面があります。

踏み込まれた場合の答え方も決めておきます。個別に対応する旨を伝える形です。

この準備があると、話し手が迷いません。

線引きの文書は、催しの種類ごとに1枚あれば足ります。

参加者名簿の扱い

参加者の情報が他の参加者に見えるかどうかも、判断に関わります。

形式によって、参加者の名前が一覧で表示される場合があります

この設定では、競合の参加が他の参加者に見えます

見えると、質問しにくくなる参加者が出ます。催しの質が下がります。

多くの道具では、表示を隠す設定があります。開催の前に確認します。

表示する形式を選ぶ場合は、参加者に事前に伝えます。同意の範囲に含めます。

交流を目的とする催しでは、表示する意味があります。参加者どうしのつながりが生まれます。

この場合は、参加者の選別を行う設計にします。招待した相手だけの形です。

一方的に話す形式では、表示する必要がありません。隠す設定が無難です。

質疑の内容が他の参加者に見えるかも、同様に設定します。

主催者だけが見る設定にすると、率直な質問が出やすくなります。

ただし、他の参加者にとって有用な質問も共有されません。使い分けが必要です。

質問を主催者が読み上げる形にすると、両方を満たせます

読み上げる際に、社名を伏せます。質問の内容だけを共有する形です。

この運用は、進行の負担が増えます。人数が多い催しでは補助の担当を置きます。

録画の二次利用と線引き

ウェビナーの録画は、後から公開することが多くあります。ここにも線引きが必要です。

公開する前提であれば、そもそも競合の参加を断る意味が薄れます

公開した時点で、誰でも見られる状態になります

この矛盾を避けるには、録画の公開の範囲を先に決めます。

全体を公開する場合は、参加者の選別を行いません。内容の線引きだけで対応します。

一部を公開する場合は、公開する部分と公開しない部分を分けて構成します。

質疑の部分を公開しない形が、実務では扱いやすくなります

質疑には個別の事情が含まれます。公開に向きません。

参加者の発言が入る場合は、公開の同意が必要です。事前に伝えます。

公開しない場合は、参加者だけに録画を送る形にします。範囲を選べます。

送る際は、再配布を禁じる旨を添えます。完全には防げませんが、抑止になります。

録画の扱いは、催しの企画の段階で決めます。開催後に決めると、同意が取れません。

企画の段階で決めておけば、当日の話し方も変わります

公開する前提なら、公開できる内容だけで構成します。

この一貫性があると、判断の迷いが減ります。

判断の手順

申込を確認してから開催までの手順を整理します。

STEP1
申込の一覧を開催の1週間前に確認する

直前では対応の時間が足りません。1週間前であれば、連絡と調整の余地があります。

STEP2
会社名・部署・役職・参加の目的で判定する

会社名だけでは決めません。部署が顧客になる側であれば、通す判断になります。

STEP3
判定に迷う場合は通し、内容の線引きで対応する

迷ったまま断るより安全です。価格と営業の進め方を扱わない構成にします。

STEP4
断ると決めた場合は3日前までに連絡する

お礼・断る旨・理由・代わりの案内の4つで構成した短い文を送ります。

STEP5
判定の結果と対応を記録に残す

同じ相手が次回も申し込む場合の判断に使います。担当が変わっても引き継げます。

要点は、3つ目です。迷った場合の既定の対応を決めておきます。

2つ目の判定には、フォームの項目が揃っていることが前提です。

5つ目の記録は、社名と判定と理由の3項目で足ります。

この手順を文書に残せば、担当が変わっても同じ運用が続きます。

避けたい対応

この判断でつまずく箇所は、決まっています。

  • 基準を作らず、担当者の判断で毎回決める
  • 会社名の一致だけで競合と判定し、部署や目的を確認しない
  • 理由を伝えずに断る(相手に推測を任せることになる)
  • 開催の前日や当日に断りの連絡をする
  • 参加の要領に、参加をお断りする場合がある旨を書いていない
  • 録画を公開する前提なのに、参加者を選別する

特に多いのが、1つ目と2つ目です。どちらも、判断の材料が足りていない状態です

基準とフォームの項目を先に整えれば、両方が解決します。

3つ目は、関係を損なう対応です。短い文でも理由を伝えます。

4つ目は、相手の予定に影響します。3日前までに連絡します。

6つ目は、設計の矛盾です。公開の範囲を先に決めます。

これらは、催しの企画の段階で防げます。開催の直前では対応が限られます。

運用に定着させる

一度決めた基準は、運用の中で使われなければ意味がありません。定着の方法を整理します。

判定の担当を、催しごとに決めます。決めていないと、誰も確認しません。

確認の時期を、開催の準備の手順に組み込みます。1週間前の作業として入れます。

手順書に書いておけば、忘れません。記憶に頼らない形です。

判定の記録は、1つの表にまとめます。催しごとに分けません。

まとめると、同じ相手の申込が見つけやすくなります。

四半期に一度、記録を見返します。基準が現実に合っているかの確認です。

断った件数が多い場合は、催しの設計を見直す余地があります。

公開の催しと限定の催しを分けることで、断る必要が減ります。

逆に、断った件数がゼロであれば、基準は機能しています。

基準の見直しは、年に一度で足ります。市場の状況が変わったときは、その都度行います。

見直しの際は、営業の担当も加えます。現場の事情が反映されます。

営業が困っている点が、基準に反映されていないことがあります

この確認で、基準が実務に合ってきます。

よくある質問

競合の参加を断ると、業界での評判に響きませんか

断り方によります。理由を伝えず一方的に断ると、不満が残ります。一方で、定員があることや、扱う情報の性質を理由として短く伝え、公開している記事や資料の案内を添えれば、情報の提供に変わります。参加の要領に、主催者の判断でお断りする場合がある旨を先に書いておくと、断ること自体が想定の範囲になります。断る件数が多い場合は、催しの設計そのものを見直すほうが根本的です。

会社名が同じでも、部署が違えば通してよいのでしょうか

部署が顧客になる側であれば、通す判断が自然です。事業が複数ある企業では、同じ会社の中に競合する部署と顧客になる部署が併存します。判定には部署名と役職、参加の目的が必要で、会社名だけでは決まりません。申込のフォームでこの3項目を必須にしておけば、判定は数分で終わります。項目が足りない場合は、追加で尋ねる時間が必要になります。

録画を公開するウェビナーでも、参加を断る意味はありますか

公開する前提であれば、断る意味は薄れます。公開した時点で誰でも見られる状態になるためです。この場合は、公開できる内容だけで構成し、価格の詳細や営業の進め方は扱わない形にします。質疑の部分だけを公開しない構成にすると、参加者の個別の事情を守れます。公開の範囲は、企画の段階で決めておくと当日の話し方も定まります。

確認する項目一覧

催しの準備で使う確認の項目をまとめます。

  • 参加の要領に、主催者の判断でお断りする場合がある旨を書いたか
  • 申込のフォームに、部署名・役職・参加の目的を必須の項目として入れたか
  • 扱う内容の線引き(価格・営業の進め方・事例の範囲)を資料の作成前に決めたか
  • 参加者の表示と質疑の表示の設定を、開催の前に確認したか
  • 録画の公開の範囲を、企画の段階で決めたか
  • 判定の担当と、開催の1週間前の確認を手順書に入れたか
  • 判定の結果(社名・判定・理由)を記録する表を用意したか

2つ目と3つ目が、最も効く項目です。判定の材料と、内容の線引きです。

4つ目は、道具の設定です。既定の設定が意図と違うことがあります。

6つ目と7つ目は、運用の定着に関わります。手順と記録です。

この一覧は、催しの企画の段階で確認します。開催の直前では間に合いません。

まとめ

自社が主催する催しへの参加を断ることは原則として可能ですが、理由と手順を事前に決めておく必要があります。参加の要領に、主催者の判断でお断りする場合がある旨を書いておくと、断ること自体が想定の範囲になり、説明の負担が減ります。あわせて、なりすましての視聴や申込の人数を超える視聴への対応も定められます。

判定で難しいのは、会社名だけでは競合と決められない点です。事業が複数ある企業では、顧客になる部署と競合する部署が併存します。代理店や支援する立場の会社、学生や転職の検討者も社名からは判断できません。申込のフォームで部署名・役職・参加の目的を必須にすると、判定が数分で終わります。

実務では、断るより内容の線引きで対応するほうが運用しやすい場面が多くなります。公開の催しでは価格の詳細と営業の進め方を扱わず、質疑は主催者だけが見る形にします。録画を公開する前提なら、そもそも選別の意味が薄れます。判定に迷う場合は通し、線引きで対応するという既定の対応を決めておきます。

※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。

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