問い合わせの仕分けで決める項目一覧|取りこぼしをなくす

問い合わせの窓口は、見込み客のためのものだと思われがちです。実際に届くものを見ると、そうではありません。採用の相談、取材の依頼、請求の確認、営業の売り込みが混ざります。見込み客からの連絡は、全体の一部でしかありません。この前提で、受け方を設計し直します。
カメ先生問い合わせの窓口には、いろいろな連絡が来るね。
カメ子営業の売り込みも多いです。見込み客の分を探すのが大変で。
カメ先生混ざったまま受けているから、探す手間が生まれるんだ。
カメ子入口で分けられるということですか。
- 届く種類を先に書き出す。想像ではなく過去の記録から
- 対応する範囲を明確にすると、余計な工数が減る
- 引き上げの基準を先に決めると、担当者が迷わない
窓口には何が届いているか
最初に、実態を把握します。想像ではなく、記録から確かめます。過去3か月分を開いて、種類ごとに数えます。1時間もあれば、傾向が見えます。多くの場合、想定と違う結果になります。
数え方も、簡単な形で構いません。件名と本文の冒頭を見て、分類します。6つから8つの区分に収まることがほとんどです。細かく分けすぎると、運用できません。大きく分けるところから始めます。
| 届く種類 | 誰が対応するか | 求められる速さ |
|---|---|---|
| 製品やサービスの相談 | 営業の担当 | 当日中 |
| 既存の顧客からの質問 | 対応の担当 | 当日中 |
| 不具合や障害の連絡 | 技術の担当 | 即時 |
| 採用に関する問い合わせ | 人事の担当 | 数日以内 |
| 取材や講演の依頼 | 広報の担当 | 数日以内 |
| 請求や契約の確認 | 管理の担当 | 数日以内 |
| 売り込みの連絡 | 対応しない | 対応しない |
この表を作ることが、仕組みの出発点です。種類ごとに、担当と速さが違うことが見えます。同じ窓口で受けている限り、この違いに対応できません。全部を同じ速さで扱うことになります。結果として、急ぐものが遅れます。
最下段の扱いも、先に決めます。売り込みの連絡は、対応しないという判断もあります。解説では、担当する範囲を明確に定義することがすすめられています。本来対応すべきでない問い合わせに、工数が割かれることを防げます。決めておかないと、その都度迷います。
種類の一覧は、定期的に見直します。事業が変われば、届く内容も変わります。半年に1回、同じ集計を行います。新しい種類が増えていれば、区分に加えます。1時間の作業です。
仕分けをしないと何が起きるか
次に、仕分けをしない状態の問題を整理します。最も大きいのは、急ぐ連絡が埋もれることです。不具合の連絡が、売り込みの間に紛れます。気づくまでに、半日かかることもあります。その半日が、信頼を損ないます。
対応の漏れも起きます。解説でも、対応の漏れと二重の対応が課題として挙げられています。誰かが見ているだろう、という状態が原因です。全員が見ていると、誰も責任を持ちません。担当が決まっていないことが、根本の原因です。
二重の対応も、同じ理由で起きます。2人が同時に返信し、内容が食い違います。受け取った側は、混乱します。社内の連携が取れていない印象を与えます。これも、担当の不在が原因です。
たらい回しも、頻繁に起きます。受けた担当が、別の部署へ回します。その部署が、さらに別の部署へ回します。相手は、同じ説明を何度も繰り返します。この体験が、最も印象を悪くします。
知識の属人化も、進みます。解説では、この点にも触れられています。一元管理により、属人化していた知識を組織で共有できるとされています。担当者の異動や退職があっても、応対の質を維持しやすくなります。逆に言えば、共有しなければ質が落ちます。
規模が大きくなると、さらに悪化します。担当者ごとに対応の状況を把握することが困難になるとされています。問い合わせの数が増えるほど、把握できなくなります。件数が少ないうちに、仕組みを作ります。後から作るほうが、はるかに大変です。
入口で分ける方法
仕分けの方法は、大きく2つです。入口で分ける方法と、受けてから分ける方法です。入口で分けられるなら、そのほうが確実です。受け取る側の手間が、そもそも発生しません。まず、この方法を検討します。
入口で分ける最も簡単な方法は、窓口を分けることです。用件ごとに、別の窓口を用意します。採用の窓口、取材の窓口、既存の顧客の窓口です。それぞれの部署が、直接受け取ります。経由する手間がなくなります。
1つの窓口で受ける場合は、用件を選ばせます。入力の欄に、用件の選択肢を置きます。選ばれた内容に応じて、宛先を変えます。多くの仕組みで、この設定が可能です。設定を1度行えば、以後は自動で動きます。
選択肢の作り方にも、注意点があります。先ほどの表の区分を、そのまま使います。選択肢が多すぎると、選ばれなくなります。6つ程度に収めます。その他という選択肢も、必ず用意します。
自動の振り分けの機能を使う方法もあります。内容や、相手の情報をもとに、優先度や担当が自動で決まります。手作業による遅れやミスが、減るとされています。ルールは、過去のデータを分析して作ります。運用しながら、必要に応じて改善します。
入口で分けきれない場合もあります。電話や、名刺に書かれたアドレスへの直接の連絡です。この場合は、受けてから分けます。その手順も、決めておきます。分ける基準は、同じものを使います。
受け取る情報の項目一覧
受け取る情報も、決めておきます。後の対応に必要な情報が、そろっている必要があります。解説では、この段階で情報が不足すると後続に支障をきたすとされています。聞き直す手間が、双方に発生します。最初の1回で、そろえます。
- 連絡した人の氏名と、所属する部署
- 連絡先。折り返しの手段を2つ以上
- 会社名と、可能であれば所在地
- 問い合わせの概要。用件が1行で分かる形
- 受け付けた日時と、届いた経路の種別
- 希望する返答の期限。急ぐかどうかの区別
この6項目が、基本になります。解説でも、氏名、部署、連絡先、概要、日時、経路が挙げられています。この情報がそろっていれば、誰でも引き継げます。担当が不在でも、対応が止まりません。様式として固定します。
入力の欄を増やしすぎない配慮も必要です。項目が多いと、途中で離脱されます。必須にするのは、氏名、連絡先、用件の3つに絞ります。残りは任意にして、後で聞きます。入口の負担と、後の手間の兼ね合いです。
急ぐかどうかの区別は、特に有効です。自己の申告でも、判断の材料になります。急ぐと答えた相手を、先に見ます。実際に急ぐ内容かどうかは、中身で判断します。並べ替えの手がかりとして使います。
経路の種別も、記録に残します。どの窓口から届いたかが分かります。後から集計するときに、必要になります。どの入口が機能しているかが見えます。改善の材料になります。
優先度と期限を決める
種類ごとに、期限を決めます。すべてを同じ速さで扱うと、急ぐものが遅れます。即時、当日中、数日以内の3段階で足ります。細かく分けても、運用できません。3段階なら、判断に迷いません。
即時に当たるのは、不具合や障害の連絡です。解説でも、障害に関する問い合わせは即座に担当へ回す例が示されています。受けた人が判断せず、そのまま転送します。内容を理解する必要はありません。速さを優先します。
当日中に当たるのは、商談につながる相談です。見込み客からの連絡と、既存の顧客からの質問です。初動の速さが、その後の関係に影響します。営業の時間内に届いたものは、その日に返します。終業後の分は、翌営業日の午前に返します。
数日以内でよいのは、採用、取材、請求の確認です。急ぐ性質のものではありません。ただし、放置してよいわけではありません。3営業日を上限にします。それを超えると、忘れられます。
期限を守れない場合の対応も、決めます。解説では、進捗を中間の報告として伝えることが示されています。見通しを共有する、と説明されています。調べています、いつまでに回答します、と伝えます。沈黙が、最も不安を与えます。
期限は、社内で共有します。担当が知らなければ、守られません。一覧にして、目に入る場所に置きます。新しく担当になった人にも、最初に伝えます。基準があることで、判断が速くなります。
引き上げの基準を決める
担当者が判断できない場合の手順も決めます。上位の担当や、責任者に引き上げる基準です。解説では、この基準を事前に定めることがすすめられています。担当者が迷うことなく、適切な判断ができるとされています。その場で考えると、時間がかかります。
引き上げる条件は、4つ程度に絞ります。苦情の内容、法務に関わる内容、金額の大きい案件、報道の関係です。この4つは、担当者が単独で判断すべきではありません。受けた時点で、上位に共有します。判断は、その後に行います。
苦情の扱いは、特に重要です。初期の対応で、その後の展開が変わります。担当者が自分で処理しようとすると、悪化することがあります。受けた時点で、必ず共有する形にします。隠さない文化も、あわせて作ります。
引き上げた後の流れも、決めます。誰が判断し、誰が返答するかです。引き上げただけで止まると、意味がありません。受け取る側の責任も、明確にします。対応の期限も、あわせて決めます。
引き上げの記録も、残します。何が引き上げられ、どう判断したかを書きます。同じ種類の相談が来たとき、参考になります。判断の基準が、蓄積されていきます。次からは、担当者が判断できるようになります。
基準そのものも、見直します。引き上げが多すぎるなら、基準が厳しすぎます。引き上げが少なすぎるなら、機能していません。半年に1回、件数を確認します。運用に合わせて、調整します。
状態の管理と共有
対応の状態も、見える形にします。誰が、何を、どこまで進めているかです。解説では、状態の管理の機能が管理者の負担を軽くするとされています。見えていないと、確認の作業が発生します。その確認自体が、負担になります。
状態の区分も、単純にします。未対応、対応中、完了の3つで足ります。細かく分けると、更新されなくなります。更新されない状態は、ないのと同じです。3つなら、続けられます。
担当の明示も、必須です。誰が持っているかが分からないと、二重の対応が起きます。受けた時点で、担当を決めます。決められない場合は、いったん責任者が持ちます。空白の状態を、作りません。
道具は、必ずしも専用のものでなくて構いません。表計算の1枚でも、機能します。件数が少ないうちは、そのほうが早く始められます。増えてきたら、専用の道具を検討します。始めることのほうが重要です。
共有の範囲も、決めます。全員が見られる状態が、基本です。個人情報を含む場合は、範囲を絞ります。見られない人がいると、そこで連携が切れます。必要な人が見られる形にします。
朝の確認も、習慣にします。未対応のものが残っていないかを、毎朝見ます。5分で終わります。この5分が、漏れを防ぎます。担当を決めて、続けます。
定型の返信を用意する
返信の手間も、減らせます。解説では、定型の返信の用意がすすめられています。回答の作成にかかる時間を短縮できるとされています。よくある型を整理し、複数を用意する形です。担当者の負担が軽くなると説明されています。
最初に作るべきは、受付の連絡です。届いたことを伝える、自動の返信です。相手は、届いたかどうかを心配しています。回答の目安の期間も、あわせて書きます。この1通で、催促の連絡が減ります。
次に作るのは、よくある質問への回答です。同じ質問が、繰り返し届いているはずです。上位の5つを選び、回答の型を作ります。そのまま送るのではなく、相手に合わせて調整します。土台があるだけで、時間が半分になります。
断りの返信も、用意します。対応できない依頼への返答です。毎回考えると、文面がぶれます。丁寧に断る型を、1つ持っておきます。担当者の心理的な負担も、軽くなります。
定型の文の管理も、決めます。1か所にまとめ、誰でも使える状態にします。個人の下書きに置くと、共有されません。更新の担当も、決めておきます。古い情報が残ると、事故になります。
定型に頼りすぎない注意も必要です。そのまま送ると、機械的な印象になります。冒頭の1行だけでも、相手に合わせて書きます。その1行で、印象が変わります。時間はかかりません。
記録を改善につなげる
記録は、対応のためだけのものではありません。解説では、分析の価値が示されています。データを分析すると、問い合わせの傾向を把握できるとされています。業務の改善に活かせる、と説明されています。記録を、資産として扱います。
具体的な使い方も示されています。特定の機能に関する問い合わせが多い場合、手引きや案内を充実させます。そうすることで、問い合わせの件数自体を減らせるとされています。対応を速くするだけでなく、発生を減らす方向です。こちらのほうが、効果が大きくなります。
集計の頻度は、月に1回で足ります。種類ごとの件数と、上位の質問を並べます。前月と比べて、増えているものを探します。増えている項目に、原因があります。そこを直せば、件数が減ります。
記事や資料の題材にも、使えます。実際に届いた質問は、需要のある題材です。推測で選ぶより、確実です。記事にしておけば、次からはその案内で足ります。対応の時間も減ります。
製品や資料の改善にも、つながります。同じ点でつまずく人が多いなら、説明が不足しています。その情報を、開発や制作の担当に渡します。現場の声として、説得力があります。月に1回、共有の機会を作ります。
記録の項目も、集計しやすい形にします。種類、日付、経路、対応の時間、担当の5つです。この5つがあれば、必要な集計ができます。自由記述だけでは、集計できません。選択式の項目を、必ず入れます。
よくある質問
運用でよく出る疑問を扱います。判断に迷いやすい点を選びました。いずれも、決めておけば迷わなくなる項目です。その場で考えると、人によって答えが変わります。順に見ます。
売り込みの連絡には、返信すべきですか
返信しないという判断も、成り立ちます。対応する範囲を明確にすることが、すすめられています。本来対応すべきでない問い合わせに、工数を割かない考え方です。ただし、断る旨を窓口に明記しておきます。書いておけば、届く数そのものが減ります。
窓口を分けると、相手が迷いませんか
選択肢が多すぎると、迷います。6つ程度に抑え、その他の欄も用意します。迷った人は、その他を選びます。受けた側で、正しい担当へ回します。完全に分けきる必要はありません。
件数が少ないうちから、仕組みが要りますか
少ないうちに作るほうが、簡単です。件数が増えてから作ると、移行の手間が加わります。表計算の1枚でも、始められます。種類の区分と、担当と期限を決めるだけです。半日で作れます。
担当が1人しかいない場合はどうしますか
その場合こそ、記録が重要になります。不在のとき、誰かが代わりに見る必要があります。受け取る情報の項目をそろえておけば、引き継げます。定型の返信も、代役が使えます。1人だからこそ、仕組みで支えます。
仕組みを定着させる
決めた仕組みも、使われなければ意味がありません。定着のための手順も、あわせて設計します。最も効くのは、始める範囲を小さくすることです。全部を一度に変えると、混乱します。1つずつ進めます。
想像ではなく、実際に届いたものを数えます。6つから8つの区分に収まるはずです。
即時、当日中、数日以内の3段階に振り分けます。対応しないものも、そこで決めます。
氏名、部署、連絡先、概要、日時、経路の6項目です。入力の必須は3つに絞ります。
苦情、法務、大きな金額、報道の関係です。受けた時点で共有する形にします。
未対応、対応中、完了の3区分で始めます。毎朝5分、未対応の残りを確認します。
この5工程で、土台ができます。専用の道具がなくても、始められます。表計算と、既存の窓口だけで動きます。件数が増えてから、道具を検討します。始めることを優先します。
担当者への説明も、忘れません。決めた内容を、1枚にまとめて配ります。口頭だけでは、伝わりません。新しく入った人にも、同じものを渡します。内容は、A4で1枚に収めます。
運用の見直しも、予定に入れます。解説でも、運用中に状況を確認し、必要に応じてルールを改善することが示されています。半年に1回、種類の集計と基準の確認を行います。実態と合わなくなった項目を、直します。作りっぱなしにしません。
外部に任せる場合の決め方
一次の対応を、外部に任せる方法もあります。件数が多く、社内で回らない場合の選択肢です。任せる範囲を、明確に線引きすることが条件になります。曖昧なまま任せると、判断のずれが生じます。先に決めておきます。
任せやすいのは、定型の対応です。受付の連絡、よくある質問への回答、担当への振り分けです。判断の余地が小さく、手順で対応できます。この範囲なら、質を保ちやすくなります。ここから始めます。
任せにくいのは、判断の要る対応です。苦情、条件の交渉、技術的な相談です。社内の事情を知らないと、答えられません。これらは、社内に残します。振り分けまでを、任せる形にします。
渡す資料も、用意します。種類の区分、担当の一覧、定型の返信、引き上げの基準です。これらがそろっていれば、外部でも動けます。そろっていなければ、任せても機能しません。内製で整えてから、任せます。
記録の受け取り方も、決めます。どの形式で、どの頻度で受け取るかです。記録が手元にないと、分析ができません。契約の条件に、含めます。後から追加すると、費用が変わります。
任せた後も、月に1回は中身を見ます。対応の内容が、想定と合っているかを確かめます。ずれていれば、手順を修正します。任せきりにすると、質が下がります。確認の担当も、決めておきます。
窓口の見せ方も設計する
受け方だけでなく、見せ方も設計します。どこに窓口があるかが、分からない場合があります。見つけられなければ、そもそも届きません。電話をかけるか、諦めるかの二択になります。どちらも、望ましい形ではありません。
置き場所は、共通の案内の中です。上部と下部の両方に置くのが、確実です。どのページからも、1回で届く形にします。深い階層に置くと、探されません。経路を短くします。
窓口の説明も、添えます。何を受け付けているか、いつ返答するかです。この2つがあると、送る側が判断できます。受け付けていない内容も、書いておきます。無駄なやり取りが減ります。
受付の時間も、明示します。営業の時間内か、24時間受付かです。夜間に送った相手は、いつ返信が来るか分かりません。翌営業日に返す旨を書いておけば、待てます。書かないと、催促が来ます。
電話の窓口も、あわせて整理します。電話でしか連絡しない相手も、一定数います。受けた内容を、同じ記録に残します。経路が違っても、管理は1か所にまとめます。そうしないと、全体が見えません。
窓口の数も、絞ります。部署ごとに窓口が乱立すると、管理できません。外向きの窓口は、少ないほうが管理しやすくなります。内部で振り分ける形にします。見せ方と、受け方を分けて考えます。
最初の1週間で作れるもの
最後に、着手の順序をまとめます。すべてを一度に作る必要はありません。最初の1週間で作れるものから始めます。効果が見えれば、次に進めます。順に示します。
1日目は、過去の記録の集計です。3か月分を種類ごとに数え、表にします。この1枚が、すべての土台になります。1時間から2時間で終わります。実態が見えるだけで、議論が変わります。
2日目は、担当と期限の決定です。種類ごとに、誰がいつまでに対応するかを決めます。関係する部署と、短い打ち合わせを行います。決まったことを、1枚にまとめます。半日で終わります。
3日目は、受付の自動の返信です。届いたことと、返答の目安を伝える文面を作ります。設定は、多くの仕組みで簡単に行えます。この1つだけでも、催促が減ります。効果が実感しやすい施策です。
4日目と5日目は、状態の管理の準備です。表計算で、記録の様式を作ります。種類、日付、経路、担当、状態の5列で足ります。翌週から、運用を始めます。使いながら、項目を調整します。
- 全員が窓口を見ている状態にして、担当を決めない
- 急ぐ連絡と急がない連絡を、同じ速さで処理する
- 受けた担当が内容を読まずに、別の部署へ回し続ける
- 苦情を担当者が単独で処理し、社内に共有しない
- 状態の区分は未対応・対応中・完了の3つに絞る。細かいと更新されない
- 毎朝5分、未対応の残りを確認する担当を決めておく
- 記録は選択式の項目を入れる。自由記述だけでは集計できない
残りは、運用しながら整えます。定型の返信、引き上げの基準、外部への委託は後回しで構いません。まず動かし、必要になったものから足します。完成させてから始めようとすると、始まりません。動く形を、先に作ります。
まとめ
問い合わせの窓口には、見込み客以外の連絡も多く届きます。採用、取材、請求の確認、売り込みが混ざります。混ざったまま受けると、急ぐものが埋もれます。対応の漏れ、二重の対応、たらい回しも起きます。まず、過去の記録から種類を数えます。
決めるのは4つです。種類ごとの担当、対応の期限、受け取る情報の項目、引き上げの基準です。期限は即時、当日中、数日以内の3段階で足ります。受け取る情報は、氏名、部署、連絡先、概要、日時、経路の6項目です。対応しない範囲も、あわせて決めます。
記録は、対応のためだけのものではありません。月に1回集計すると、増えている質問が見えます。その内容を手引きや記事にすれば、件数そのものが減ります。専用の道具がなくても、表計算で始められます。件数が少ないうちに作るほうが、はるかに簡単です。
※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
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