有料セミナーの決済で決める項目一覧|申込から入金までの段取り

有料セミナーの決済で決める項目一覧|申込から入金までの段取り

「これまで無料で開いてきた催しを、初めて有料にすることになった」「中身の準備はできているのに、お金の受け取り方だけ決まっていない」——催しを企画する部門で起きる詰まりです。有料にして増えるのは、中身を作る手間ではありません。誰がいくら払ったかを追う仕事が、まるごと新しく生まれます。この記事では、申込から入金までに決めておく項目を整理します。


カメ先生カメ先生

催しの有料化はね、集客が難しくなる話だと受け取られがちだが、実際にいちばん増えるのはお金を数える仕事なんだ。


カメ子カメ子

参加費を受け取るだけではないのでしょうか。


カメ先生カメ先生

受け取る手段を選び、いつまでに払ってもらうかを決め、名簿と入金を突き合わせる。欠席した人をどう扱うかも先に決めておかないと、当日に判断を迫られる。


カメ子カメ子

当日に決めるのでは遅いのですね。決める項目から見ていきます。


この記事のポイント
  • 決めることは、手段と流れとキャンセルと経理の4領域に分かれる
  • 参加費を担当者個人の決済のアカウントで集めるのは規約に反する可能性がある
  • 請求書には登録番号と税率ごとの区分が必要になる

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目次

有料にした月に何が増えるか

無料のセミナーでは、申込と参加の2つだけを管理していました。有料にすると、その間に入金という工程が入ります。申込があっても入金がなければ参加は確定しません。この1工程が、運営の負担を大きく変えます。

具体的には、名簿の状態が増えます。申込済みで未入金、入金済みで未参加、入金済みで欠席、キャンセルで返金待ち。無料であれば参加と欠席の2つで済んでいた管理が、複雑になります。

問い合わせの種類も増えます。支払いの方法、期限、領収書の発行、社内の稟議に必要な書類。参加者の側にも経理の手続きがあるためです。BtoBのセミナーでは、この事務の対応が集客に直結します。

さらに、キャンセルの扱いが問題になります。無料なら欠席しても双方に損失はありません。有料になると、返金するのかしないのかを決めておく必要があります。決めていないと、その場で判断することになり、対応が人によって変わります。

こうした負担は、事前に決めておけば大幅に減ります。当日に判断が必要な事柄をゼロにするのが、準備の目標です。決めるべき項目は多くありません。

この記事では、決める項目を4つの領域に分けて並べます。手段、流れ、キャンセル、経理の順に見ていきます。最後に確認の一覧をまとめます。

有料にする判断そのものにも効果があります。費用を払って参加した人は、当日の欠席が減ります。無料の催しでは申込に対する参加が半分程度に落ちることも珍しくありません。有料化は集客の数を減らす一方で、実際に会える人の数を安定させます。

社内の説明でも、この点を先に共有します。申込の数だけで評価されると、有料化は失敗と見なされてしまいます。評価する指標を申込の数から参加の数と商談の数に切り替えておきます。指標を変えないまま有料化すると、翌年また無料に戻す判断になります。

決めることは4つの領域に分かれる

整理すると、決める項目は4つの領域に収まります。決済の手段、申込から入金までの流れ、キャンセルと返金、経理と証憑です

1つ目の手段は、何で払ってもらうかです。カード、振込、コンビニ、当日の現金のどれを用意するか。参加者の層によって、必要な手段が変わります。

2つ目の流れは、いつ何を送るかです。申込の確認、請求の案内、入金の確認、受講の案内。この順番と期限を決めます。

3つ目のキャンセルは、いつまでなら無料でやめられるかです。期限を過ぎた場合の扱いと、代理の参加を認めるかどうかも含みます。

4つ目の経理は、書類の話です。請求書と領収書の形式、記載する項目、発行の時期。参加者の社内の手続きに必要なため、対応が集客を左右します。

この4つを1枚にまとめておくと、運営が安定します。担当が変わっても同じ運用を再現できる状態が目標です

領域決めること決めていないと起きること
決済の手段カードか振込か当日か参加者が社内の手続きを通せない
申込から入金の流れ送る書類と期限未入金の把握が当日までできない
キャンセルと返金無料の期限と代理の可否対応が担当者ごとに変わる
経理と証憑請求書の記載と発行の時期参加者の経理から差し戻される

決める順番も意識します。手段を決めないと流れが決まらず、流れが決まらないと書類の時期も決まりません。手段から順に決めていけば、後戻りが起きません。逆に書類の様式から作り始めると、手段が変わったときに作り直しになります。

領域1 決済の手段を選ぶ

最初に決めるのが、支払いの手段です。参加者が誰かによって、必要な手段が変わります

個人として参加する人が多い場合は、カードでの支払いが便利です。申込と同時に支払いが完了し、未入金の管理が不要になります

会社として参加する場合は、請求書での支払いが必要になります。経理の手続きの都合で、カードが使えない企業も多くあります。この場合、振込での受け取りが前提になります。

両方を用意するのが現実的な答えです。申込の画面で選べる形にしておけば、参加者が自分の事情に合わせられます。運営の側の手間は増えますが、取りこぼしが減ります。

コンビニでの支払いや、スマホの決済に対応する選択もあります。個人の参加が多い催しでは、支払いの手軽さが申込の数に影響します

手段を絞る判断もあります。過去の申込者の属性を見て、必要のない手段は用意しません。選択肢が多すぎると、申込の画面が複雑になります。

判断の材料として、過去の申込者の内訳を見ます。所属の会社名が入っている割合が高ければ、請求書への対応が必須になります。個人の名前だけで申込む人が多い催しでは、カードだけでも成立します。自社の過去の名簿を見れば、必要な手段は推測できます。

官公庁や大手の企業が参加する催しでは、条件が厳しくなります。指定の様式の請求書や、支払いの時期の指定を求められることがあります。参加してほしい相手が決まっているなら、その相手の手続きに合わせます。合わせられない場合は、招待という形で無償にする判断もあります。

代行のサービスを使う場合

複数の手段に対応するには、決済を代行するサービスを使うのが一般的です。初期の費用や月額の費用が0円で、売れた分だけ手数料という形もあります

この形は、開催の回数が少ない場合に向きます。固定の費用が発生しないため、年に数回の催しでも導入できます

確認したいのは、対応している手段です。カードだけでなく、コンビニや銀行への振込にも対応しているか。企業の参加者が多い催しでは、振込への対応が必要になります。

入金の確認の仕組みも見ます。入金があった時点で分かる仕組みがあれば、名簿の更新が楽になります。手作業で照合する形だと、開催の直前に負担が集中します。

参加者への案内の方法も確かめます。メールで支払いの案内を送れる機能や、請求書に支払いの案内を載せる機能

入金までの期間も確認します。参加費が自社の口座に入るまでの日数は、サービスによって差があります

選ぶときは、催しの規模と回数から考えます。年に1回で参加者が20人なら、手作業のほうが早い場合もあります。月に1回以上開くのであれば、仕組みを入れたほうが総額でも安く済みます。導入の手間は最初の1回だけで、以後は運用の時間が減り続けます。

請求書で受け取る場合の流れ

請求書での支払いを受け付ける場合、送る書類と順番を決めます。申込の後に、受講の案内と請求書を送る形が基本です

実際の運用例では、申込の後に受講票と請求書を順次送付し、郵便局やコンビニ、あるいはスマホのアプリの決済で支払う形が取られています

送る方法も決めます。電子で送るか、紙で郵送するか。参加者の社内の手続きによって、必要な形式が変わります。

宛名の情報も申込の時点で集めます。会社名、部署名、担当者名、送付先の住所。後から聞き直すと、支払いが遅れます。

支払いの期限も明示します。開催の前日までとするか、開催の後の月末とするか。企業の支払いの慣習に合わせると、無理のない設定になります。

期限を過ぎた場合の連絡も決めておきます。いつ誰が催促するのかを決めていないと、未入金が残ります

支払いの期限の設定には、相手の慣習が関わります。多くの企業では、月末に締めて翌月末に支払う流れが標準です。開催の前日までという期限は、企業の参加者には守れないことがあります。開催の後の翌月末とするほうが、無理なく回収できます。

宛名の確認は、申込の画面の項目で行います。参加者の氏名と、請求書の宛名が違う場合があるためです。宛名を別に入力できる欄を1つ置くだけで、後の問い合わせが減ります。部署名までを含めた正式な表記を求める企業も少なくありません。

当日の現金を受け取るかどうか

当日に現金で受け取る形も選択肢です。ただし運営の負担は最も大きくなります

釣り銭の準備、受付での金銭の管理、領収書の即時の発行。受付の担当者が2つの仕事を同時に行うことになります

行列ができる原因にもなります。開始の直前に集中するため、支払いの処理で入場が滞ります

金銭の管理の責任も生まれます。誰が受け取り、誰が数え、いつ社内に持ち帰るのか。社内の規定で現金の取り扱いが制限されている場合もあります。

避けるのが基本ですが、必要な場面もあります。当日に飛び込みの参加を受け付けたい催しでは、手段として用意します

その場合も、事前の支払いを原則にします。当日の支払いは例外として扱い、案内でも事前の支払いを勧めます

現金を扱う場合の担当も分けます。受付の担当者が金銭も扱うと、確認が甘くなります。受付と会計を別の担当者に分け、金額の記録を2人で確認します。人数が足りない催しでは、そもそも現金を扱わない判断が現実的です。

個人のアカウントで集めてはいけない

注意が必要なのが、担当者が個人で使っているスマホの決済で集める形です。手軽に見えますが、規約に違反する可能性があります

個人間の送金の機能は、商品やサービスの代金の授受に使えません。参加費の集金に個人の送金の機能を使うと、加盟店の規約への違反にあたる可能性があります

会計の面でも問題が生じます。会社の売上げが個人の口座に入る形になり、処理が複雑になります

参加者の側も困ります。個人への送金では、会社の経費として処理するための書類が揃いません。経理から差し戻され、参加をやめる判断につながります。

少額でも例外にはなりません。1回だけという判断が、次の回も同じ方法を使う前例になります

事業として集金する場合は、事業者向けの仕組みを使います。手間が増えても、この点は例外を作らないほうがよいです

同じ理由で、担当者個人の口座への振込も避けます。会社の売上げが個人の資産と混ざる形になります。少額でも、法人の口座か事業者向けの仕組みで受け取ります。社内の規定でも、多くの会社ではこの形が禁止されています。

手数料を誰が負担するか

決済には手数料がかかります。参加費のほかに手数料が発生する点を、価格の設定に織り込みます

負担の考え方は2通りです。主催者が負担するか、参加者に上乗せするか

BtoBの催しでは、主催者が負担する形が一般的です。上乗せがあると、参加者の社内の申請で説明が必要になります

その場合、価格の設定に手数料を含めます。受け取る金額から手数料を引いた額が、実際の収入になります。この計算を先にしておかないと、想定より収入が少なくなります。

振込の手数料も同じ論点です。参加者の負担とするのが一般的ですが、案内に明記しておきます

複数の手段を用意する場合は、手段ごとの手数料も確認します。手段によって率が違うため、収入の見込みも変わります

計算は、実際の数字で確かめます。参加費が5,000円で手数料が数パーセントなら、1件あたりの目減りは数百円です。50人の催しなら数万円になるため、価格の設定に含める必要があります。少額に見える率でも、人数を掛けると無視できない金額になります。

領域2 申込から入金までを設計する

次に、時間の流れを設計します。いつ何を送り、いつ何を確認するかを決めます。

最初は申込の確認です。申込を受け付けた時点で、自動で確認の連絡が届く形にします。

次が支払いの案内です。手段ごとに必要な情報が違うため、選んだ手段に応じた案内を送ります。

その後が入金の確認です。誰がいつ確認するのかを決めます。毎日か、週に2回か。開催が近づくにつれて頻度を上げます。

開催の数日前には、未入金の一覧を出します。この時点で連絡すれば、開催までに解決できる可能性が残ります。

最後が受講の案内です。入金の確認ができた人に、参加の方法を送ります。未入金の人への扱いも、あらかじめ決めておきます。

STEP1
申込を受け付ける

申込の直後に自動で確認の連絡を送り、選んだ支払いの手段を記録する。

STEP2
支払いの案内を送る

手段に応じた案内と期限を送り、請求書が必要な人には宛名を確認する。

STEP3
入金を確認する

担当と頻度を決めて照合し、名簿の状態を更新する。

STEP4
未入金に連絡する

開催の数日前に一覧を出し、未入金の参加者へ個別に連絡する。

STEP5
受講の案内を送る

入金が確認できた参加者に、参加の方法と当日の流れを送る。

確認の担当と頻度は、名前を入れて決めます。誰かがやるという状態では、開催の直前まで放置されます。担当者の名前と曜日を書いた1行を、運営の手順書に置きます。担当が不在の週の代理も、あわせて決めておきます。

未入金のまま開催日を迎える場合の扱いも決めます。参加を認めるのか、参加の案内を送らないのか。企業の支払いの都合で遅れる例が多いため、参加を認める形が現実的です。ただし回収の担当と期限は、その時点で決めておきます。

領域3 キャンセルと返金の決まり

キャンセルの決まりは、申込の受付を始める前に決めます。後から決めると、先に申込んだ人と条件が変わります。

決めるのは3つです。無料でやめられる期限、期限を過ぎた場合の扱い、代理の参加の可否。

期限の設定は、費用が発生する時期から逆算します。会場や資料や飲食の手配が確定する日を基準にします。

期限を過ぎた場合の扱いも決めます。全額を頂くのか、一部を返すのか、資料の送付で代えるのか。参加者の納得を得やすいのは、資料の送付で代える形です。

代理の参加を認めると、キャンセルが減ります。担当者が急に参加できなくなっても、同じ会社の別の人が来られるためです。

決めた内容は、申込の画面に明記します。申込の前に読める場所に置くことが、後の対応を楽にします。

書き方も工夫します。条件を並べるだけでなく、日付で示すと伝わります。開催の何日前までという表現より、具体的な日付を書いたほうが誤解が減ります。申込の画面と確認の連絡の両方に、同じ日付を載せます。

返金の手続きの負担も見込みます。振込での返金には、手数料と事務の手間がかかります。返金の際の手数料をどちらが負担するかも、あらかじめ明記します。書いていないと、その場での交渉になります。

領域4 請求書に必要な記載

経理の領域では、書類の記載が要点になります。参加費が課税の売上げとなる場合、請求書に必要な項目があります。

必要なのは、発行する事業者の氏名または名称と登録番号、税抜または税込の価額を税率ごとに区分した金額、税率ごとに区分した消費税額または適用の税率です。

登録番号は、Tから始まる13桁の番号です。この番号がないと、参加者の側で仕入れの控除が受けられません。

様式そのものに決まりはありません。必要な項目が記載されていれば、請求書でも領収書でも構いません。自社の様式に項目が揃っているかを確認します。

発行の時期も決めます。申込の直後か、入金の確認の後か、開催の後か。参加者の社内の手続きに合わせると、支払いが早まります。

再発行の対応も決めておきます。宛名の誤りや紛失による再発行の依頼は、必ず発生します。

様式の準備は、最初の催しの前に済ませます。申込が入ってから作ると、発行が遅れて支払いも遅れます。必要な項目が入った様式を1つ作れば、以後は金額と宛名を変えるだけで済みます。社内の経理の担当に1度確認してもらうと確実です。

参加費の性格で扱いが変わる

参加費の扱いは、その性格によって変わります。同じ金額でも、何の対価なのかで処理が違います。

参加に当たって負担する金額が講演料の一部の負担であることが明らかで、講演料の総額を超える対価を受け取らない場合には、預り金として処理できるとされています。

また、会場の使用料の全額の領収書が主催者に発行されている場合、参加者から集める参加費を会費の収入として計上し、不課税の売上げとする扱いもあります。

つまり、条件によって扱いが分かれます。自社の催しがどの形に当たるのかは、契約や領収書の出方によって決まります。

判断は自分だけで行わないほうがよいです。社内の経理の担当か、顧問の専門家に確認してから運用を決めます。

1度確認しておけば、以後の催しでは同じ処理で進められます。最初の1回に時間をかけることが、後の負担を減らします。

確認するときの伝え方も整理しておきます。何の対価として受け取るのか、契約や領収書がどう出るのかを説明します。会場との契約や講師との契約の形が、扱いを決める材料になります。書類を揃えて相談すれば、判断は短時間で得られます。

名簿と入金を突き合わせる

運営の実務でいちばん手間がかかるのが、名簿と入金の照合です。申込の情報と入金の情報が別の場所にあるためです。

突合の鍵になるのは、識別の番号です。申込のときに番号を発行し、振込の際に記載してもらう形にします。

会社名だけを頼りにすると、照合が難しくなります。正式名称と略称が混ざり、部署名で振り込まれることもあります。

複数名の申込では、まとめて振り込まれることもあります。その場合、1件の入金が何人分なのかを判別する必要があります。申込の時点で、まとめて支払うかどうかを聞いておきます。

照合の記録も残します。誰がいつ照合したかが分かれば、抜けが起きたときに追えます。

この作業は、開催の直前に集中します。前倒しで進めておくと、当日の準備に時間を回せます。

照合の作業は、道具を使うと短くなります。表の形で名簿と入金の記録を並べ、識別の番号で結びつけます。手作業で目で追う形は、人数が30を超えると誤りが生まれます。番号を鍵にして機械的に照合できる形にしておきます。

当日の受付での確認

当日の受付でも、入金の状態を確認します。未入金の参加者が来た場合の対応を決めておきます。

対応の選択肢は3つです。参加を認めて後日請求する、その場で支払ってもらう、参加を断る。

実務では、参加を認めて後日請求する形が現実的です。その場で断ると、関係が損なわれる危険があります。

ただし、後日の請求は回収が難しくなります。受付の時点で連絡先を確認し、請求の予定を伝えておきます。

受付の名簿には、入金の状態を記載します。色や記号で分かるようにしておけば、受付の担当者が判断できます。

判断に迷う場面の連絡先も決めておきます。受付の担当者が独断で決めない仕組みにします。

  • 支払いの手段を決め、申込の画面で選べるようにした
  • 決済の手数料を価格に織り込み、収入の見込みを計算した
  • 請求書の宛名の情報を、申込の時点で集める設計にした
  • 支払いの期限と、催促の担当と時期を決めた
  • キャンセルの期限と、期限後の扱いと代理の可否を明記した
  • 請求書に登録番号と税率ごとの区分を記載できる様式にした
  • 名簿と入金を照合する鍵として、識別の番号を用意した
  • 当日に未入金の参加者が来た場合の対応を決めた

当日の名簿は、印刷したものも用意します。通信が不安定な会場では、画面での確認ができないことがあります。入金の状態を記載した紙の名簿を、開始の前に印刷しておきます。個人の情報を含むため、終了後の回収と処分も決めておきます。

価格の決め方と説明

決済の設計と並行して、価格も決めます。金額の根拠を説明できる状態にしておきます。

参加者の側には、社内の申請があります。なぜこの金額なのかを説明できないと、申請が通りません。

説明の材料になるのは、得られるものです。資料の提供、個別の相談の枠、後日の録画の視聴。金額に含まれるものを明記します。

無料の催しと併存させる場合は、違いを示します。有料の催しでしか得られないものが何かを、案内に書きます。

価格の水準は、類似の催しを参考にします。同じ分野の有料の催しの相場を調べ、極端に外れない範囲に置きます。

複数の価格を用意する形もあります。早期の申込を割安にすると、申込の時期が前倒しになります。

価格を上げる場合の伝え方も考えます。2回目以降で値上げすると、前回の参加者から質問が来ます。内容の追加と一緒に価格を上げると、理由が説明しやすくなります。同じ内容で価格だけを上げる形は、避けたほうがよいです。

  • 参加費を担当者個人の決済のアカウントや口座で集める
  • キャンセルの決まりを決めずに申込の受付を始める
  • 決済の手数料を価格に含めず、収入の見込みを立てる
  • 請求書の宛名を申込の後から聞き直す
  • 入金の確認の担当と頻度を決めず、開催の直前にまとめて照合する
  • 参加費の扱いは条件によって変わるため、最初の1回は経理の担当か専門家に確認する
  • 請求書には登録番号と、税率ごとに区分した金額と消費税額または適用の税率を記載する
  • 支払いの期限は企業の締めと支払いの慣習に合わせると回収が安定する

よくある質問

カードと請求書のどちらを用意すべきですか

参加者の層で決まります。企業の参加が多い催しでは、請求書への対応が必要になります。

担当者の個人の決済で集めてもよいですか

避けるべきです。個人間の送金の機能を代金の授受に使うのは、規約への違反にあたる可能性があります。

キャンセルの期限はいつに置きますか

費用が確定する日から逆算します。会場や資料や飲食の手配が確定する日を基準にします。

請求書には何を書けばよいですか

登録番号と、税率ごとに区分した金額と消費税額または適用の税率です。様式に決まりはなく、必要な項目が揃っていれば構いません。

参加費は必ず課税になりますか

条件によって扱いが変わります。自社の催しの形を、経理の担当か専門家に確認してから決めます。

まとめ

セミナーを有料にすると、申込と参加の間に入金という工程が入ります。決める項目は、決済の手段、申込から入金までの流れ、キャンセルと返金、経理と証憑の4領域です。参加費を担当者個人の決済のアカウントで集めるのは、規約に反する可能性があるため避けます。請求書には、登録番号と税率ごとに区分した金額と消費税額または適用の税率を記載します。参加費の扱いは条件によって変わるため、最初の1回だけ経理の担当か専門家に確認します。当日に判断が必要な事柄をゼロにしておけば、運営は落ち着いて回ります。

※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。

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