広告アカウント移管で確認する項目一覧|学習資産を失わない

広告アカウント移管で確認する項目一覧|学習資産を失わない

「管理画面に入れるようになったので、引き継ぎは終わったと思っている」「前の委託先がまだ操作できるのか、確かめる方法が分からない」——運用の委託先を変えた会社から出てくる不安です。移管は、ログインできるようになった時点で完了するものではありません。見えていることと、自社のものになっていることは別の話です。この記事では、失われやすい資産と、確認すべき項目を整理します。


カメ先生カメ先生

アカウントの移管はね、画面が見えるようになれば済んだものと考えられがちだが、所有の権限はまた別のところに置かれているんだ。


カメ子カメ子

見える権限と、持っている権限は違うということですか。


カメ先生カメ先生

違う。上位の管理アカウントに紐づいたままだと、外から操作できる状態が残る。支払いの設定や計測のタグも、どこに属しているかを一つずつ確かめることになる。


カメ子カメ子

画面の向こう側まで見ないと分からないのですね。確認する項目を順に追いたいです。


この記事のポイント
  • 移管で失いやすいのは、配信の学習データ、蓄積したリスト、過去の履歴、そして計測の連続性
  • オーナー権限は上位の管理アカウント側が持つ仕組みのため、権限の見え方だけでは判断できない
  • アカウントを新規に作り直すか引き継ぐかは、学習の蓄積量と現状の構成の質で判断する

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目次

引き継いだつもりが引き継げていない

広告アカウントの移管は、書類上の手続きが少ないため、完了の判断が曖昧になりがちです。ログインできた時点で終わったと考えてしまいます。

実際には、確認すべき状態がいくつも残ります。誰がアカウントを操作できるか、誰が所有しているか、支払いはどこに紐づいているか、計測は誰の管理下にあるか

よく起きるのが、前の代理店の権限が残るケースです。個別の利用者の権限を消しても、上位の管理アカウントとのつながりが残っていれば操作は可能です

逆のケースもあります。前の代理店との関係を先に切ってしまい、アカウントに入れなくなる事態です。順序を誤ると、配信を止めることも、履歴を確認することもできなくなります

計測の断絶も起きやすい問題です。タグの管理が前の代理店の環境にあった場合、契約終了とともにタグの更新ができなくなり、成果の記録が止まります。

これらは、移管の前に確認しておけば防げるものばかりです。以降で、失われやすい資産と確認の手順を順に見ていきます。

移管で失われやすい4つの資産

何を守るための作業なのかを最初に整理します。目的が分かると、確認項目の意味も理解しやすくなります。

1つ目が、配信の学習データです。自動での入札や配信の最適化は、そのアカウントで蓄積した成果の記録をもとに動きます。新しいアカウントを作れば、この蓄積はゼロから始まります

2つ目が、蓄積したリストです。サイトを訪れた人の情報をもとに作るリストは、期間をかけて溜まります。アカウントを移せば消えるものではありませんが、作り直すと溜まるまで待つことになります

3つ目が、過去の履歴です。どの設定でどんな成果が出たか、いつ何を変更したか。この履歴は、次の施策を考えるときの唯一の判断材料になります

4つ目が、計測の連続性です。成果の定義や計測の仕組みが移管の前後で変わると、前の期間との比較ができなくなります。改善したのか悪化したのかを判断する基準を失います。

この4つのうち、金額に換算しにくいものほど軽視されがちです。しかし、失ってから取り戻すには時間がかかります。

4つの資産は、失ったときの回復のしやすさが違います。判断の材料として整理しておきます。

資産失う原因回復までの目安
配信の学習データアカウントを新規に作り直す配信量にもよるが数週間から数か月
蓄積したリスト紐づく元のアカウントを失う設定した期間分の訪問が溜まるまで
過去の運用履歴アクセス権を失う・記録を残さない回復できない
計測の連続性タグや成果の定義が変わる定義を揃え直しても過去とは比較不可

表のとおり、過去の履歴と計測の連続性は、失うと取り戻せません。学習データやリストは時間をかければ回復しますが、この2つは記録が残っていなければそれまでです。

だからこそ、移管の前に記録を書き出しておく作業に価値があります。管理画面から出力できる範囲だけでも、手元に残しておいてください

誰がアカウントを所有すべきか

移管の議論の前に、原則を確認します。ここが定まっていないと、判断がぶれます。

原則は、広告アカウントは広告主である自社が所有することです。代理店に運用を委託する場合も、所有と操作は分けて考えます。運用を任せることと、資産を預けることは別です。

代理店が自社の管理下でアカウントを作成する形もあります。この場合、運用の開始は速く、手続きも簡単です。ただし、契約が終わるときに移管の交渉が必要になります

既に代理店の管理下にある場合でも、諦める必要はありません。多くの広告媒体では、上位の管理アカウントとのつながりを解除する操作が用意されています

これから新しく始める場合は、自社で先にアカウントを作り、そこに代理店を招く形にしてください。順序を変えるだけで、後の手続きが大幅に簡単になります。

社内で誰が所有者になるかも決めます。担当者個人ではなく、部署で共有する形にしてください。個人に紐づくと、異動や退職のたびに同じ問題が起きます。

オーナー権限と管理アカウントの関係

権限の仕組みを理解しておくと、確認すべき場所が分かります。媒体によって名称は違いますが、構造は似ています。

多くの広告媒体には、複数のアカウントをまとめて管理する上位の仕組みがあります。代理店は、この上位の仕組みから顧客のアカウントを操作します。

重要なのは、所有にあたる権限を、この上位の管理アカウント側が持つ場合があるという点です。個別のアカウントの利用者一覧を見ても、この関係は分かりません。

この仕組みでは、アカウント側の利用者が所有の権限を他へ譲り渡すことはできません。ただし、上位の管理アカウントとのつながりを解除することは、アカウント側からいつでもできます

つまり、移管の実務はつながりを解除し、新しい管理元とつなぎ直す作業になります。解除の操作をする前に、影響の範囲を確認する画面が用意されていることが多いため、必ず内容を読んでください。

解除すると何が止まるかは、事前に把握しておきます。請求の設定や、共有されている情報が管理元に依存している場合、解除と同時に影響が出ることがあります。

契約を結ぶ段階で、移管に関する条件を入れておくのが最善の備えです。契約終了時にアカウントの管理権限を広告主に戻すこと、引き継ぎ資料を提出すること。この2つを条件に含めておけば、交渉が不要になります

既に契約している場合でも、更新のタイミングで追記を提案できます。移管を前提とした話ではなく、体制の整備として提案するほうが受け入れられやすくなります

複数の媒体に出稿している場合は、媒体ごとに状況を確認してください。1つの媒体で自社名義になっていても、他の媒体は代理店名義のままということがあります。

引き継ぐか、新しく作るか

移管ではなく、新しいアカウントを作る選択肢もあります。どちらが適切かを判断する基準を整理します。

引き継ぐべきなのは、学習の蓄積が大きい場合です。長期間にわたって配信し、成果の記録が十分に溜まっているアカウントは、作り直すと立ち上げに時間がかかります

一方、新しく作る判断が有効な場合もあります。構成が複雑になりすぎて整理できない、過去の設定の意図が分からない、成果が長く低迷している。引き継いだ負債を抱えるより、設計し直すほうが早いこともあります

判断に迷う場合は、まず引き継ぎ、内容を確認してから作り直すかを決める順序が安全です。先に作り直すと、過去の記録を参照できなくなります。

蓄積したリストは、アカウントを作り直しても引き継げる場合があります。共有の設定や、計測の仕組み側での管理によって扱いが変わるため、事前に確認してください。

なお、同じ広告主が複数のアカウントを持つことには制約がある場合があります。作り直す前に、媒体の規定を確認しておいてください。

移管前に確認する項目一覧

実際の確認項目を一覧にします。移管の話が出た時点で、この一覧を埋めてください。

  • 広告アカウントの所有権限が、どの管理アカウントに紐づいているか
  • 現在アクセスできる利用者の一覧と、それぞれの権限の種類
  • 支払い方法の名義と、請求先の設定がどこに紐づいているか
  • 計測タグの設置場所と、タグを管理している仕組みの所有者
  • 成果として計測している項目の定義と、それを作成したアカウント
  • 蓄積しているリストの一覧と、それが紐づいているアカウント
  • 広告に使用している画像・動画・文章の元データの保管場所
  • 連携しているサイト解析や顧客管理の仕組みと、その権限

この8項目のうち、見落とされやすいのが下の4つです。配信の設定ばかりに目が行き、計測と素材の所在が後回しになります

確認は、現在の代理店に依頼して構いません。移管の意向を伝える前でも、現状の整理として依頼すれば不自然ではありません

回答は、口頭ではなく文書で受け取ってください。移管の作業中に参照する資料になり、認識の食い違いも防げます。

支払い設定の引き継ぎ

見落とすと配信が止まる項目です。切り替えの順序に注意が要ります。

確認するのは、支払い方法が誰の名義になっているかです。代理店が立て替えて支払い、後から請求する形になっている場合、移管と同時に支払い方法を切り替える必要があります

切り替えのタイミングは慎重に決めます。新しい支払い方法を登録してから、古いものを外す順序にしてください。先に外すと、支払いができず配信が停止することがあります

請求先の情報も更新します。会社名、住所、担当者の連絡先。これらが古いままだと、請求書や重要な通知が届きません

媒体によっては、支払いの設定が上位の管理アカウントに紐づいている場合があります。この場合、つながりを解除する前に切り替えを済ませておく必要があります。

未払いの残高や、前払いの残高があるかも確認してください。移管の前後で精算が必要になることがあります。

請求書の宛名や、経理処理の形式が変わる点も社内に共有しておきます。代理店経由の一括請求から媒体への直接支払いに変わると、経理側の処理も変わります。事前に伝えておかないと、支払いが滞る原因になります。

予算の管理方法も見直す機会になります。代理店が管理していた予算の配分を自社で行う場合、日次の消化状況を確認する担当を決める必要があります。上限の設定を誤ると、想定を超えて消化されることがあります

媒体からの通知の宛先も忘れずに変更します。審査に関する連絡や、規定の変更の案内が代理店にしか届かない状態では、対応が遅れます。

計測タグとコンテナの所在

最も断絶が起きやすい領域です。ここを確認せずに移管すると、成果が測れなくなります。

まず、サイトに設置されているタグを洗い出します。広告の成果を計測するタグ、リストを作るためのタグ、サイト解析のタグ。どれが誰のアカウントで発行されたものかを確認します

タグを一元管理する仕組みを使っている場合は、その所有者も確認します。代理店の管理下にある環境で管理されていると、契約終了後にタグを編集できなくなります

自社の管理下にない場合は、移管の対象に含めてください。環境ごと移す方法と、自社で新しく作って設定を移し替える方法があります。後者のほうが確実ですが、作業量は増えます。

移し替える際は、設定を1つずつ確認します。動作していないタグや、用途の分からないタグが混ざっていることがあります。この機会に整理すると、後の運用が軽くなります。

作業の前後で、計測が正しく動いているかを必ず確認してください。数日分の記録が欠けるだけでも、比較の基準が崩れます。

解析ツールの権限

広告アカウントと並んで確認が必要なのが、サイト解析の権限です。

解析ツールの権限は、階層ごとに付与されます。上位の階層で権限を持つと、下位のすべてに影響が及ぶため、渡す範囲は慎重に決めてください

代理店に渡す権限は、必要な範囲にとどめます。設定の変更まで依頼するのか、データの閲覧と分析だけを依頼するのかで、適切な権限は変わります。最上位の管理権限を外部に渡す必要は、通常ありません

移管の際は、新しい代理店に権限を付与してから、前の代理店の権限を削除します。この順序を守れば、確認が必要になったときに相談できる状態が残ります

削除した後は、一覧を再表示して残っていないかを確認してください。削除の操作が反映されていない場合があります。

蓄積したリストと同意の設定

時間をかけて溜めた資産を守るための確認です。

リストがどのアカウントに紐づいているかを確認します。広告アカウント側で作ったものと、解析ツール側で作って共有しているものでは、移管時の扱いが異なります

共有の設定がある場合、共有元との関係が切れるとリストが使えなくなることがあります。移管の前に、どこからどこへ共有されているかを図にしておくと分かりやすくなります。

同意に関する設定も確認してください。訪問者の同意の状態に応じて計測の挙動を変える仕組みを導入している場合、設定の引き継ぎが必要です

個人情報を含むデータを扱っている場合は、取り扱いの取り決めも確認します。前の代理店に預けたデータをどう処理するか、契約終了時の削除について合意しておいてください

広告に使用している素材の扱いも確認します。代理店が制作した画像や動画、文章の権利がどちらにあるかで、契約終了後に使い続けられるかが決まります

媒体の管理画面にある素材は、そのまま残ることが多いものの、編集できる元データは代理店の環境にあります。少し修正したいだけでも、元データがなければ作り直しになります

契約終了時に元データを受け取る取り決めがない場合は、この機会に依頼してください。完成したファイルだけでなく、編集できる形式で受け取ることが要点です。

移管の手順

ここまでの内容を、実行の順序としてまとめます。順序を守ることが、事故を防ぐ最大の要点です。

STEP1
現状を文書で把握する

確認項目の一覧を現在の代理店に依頼し、権限・支払い・計測・リストの状態を文書で受け取ります。

STEP2
自社の管理体制を用意する

自社名義の上位管理アカウントと、部署で共有する認証用の連絡先を準備します。

STEP3
新しい体制の権限を先に追加する

新しい代理店や自社の担当者に、必要な権限を付与します。この時点では前の権限も残します。

STEP4
支払いと計測を切り替える

支払い方法を新しいものに登録し、計測タグの管理を自社の環境に移します。動作を確認します。

STEP5
前の体制の権限を解除する

上位の管理アカウントとのつながりを解除し、個別の利用者の権限も削除します。

この順序であれば、どの段階で問題が起きても配信が止まりません。逆に、最後の工程を最初に行うと、確認も修正もできない状態から作業を始めることになります

各工程の後には、配信と計測が正常かを確認してください。まとめて作業して最後に確認すると、どの工程で問題が起きたかが分からなくなります

移管後に残る操作可能な状態を潰す

移管が終わったと判断する前に、最後の確認をします。ここが抜けると、外部から操作できる状態が残ります。

確認するのは2か所です。個別の利用者の一覧と、上位の管理アカウントとのつながり。前者を消しても後者が残っていれば、操作は可能なままです。

逆に、つながりだけを解除して個別の権限が残っている場合もあります。両方を確認してください。片方だけを見て完了と判断するのが、最も多い見落としです

連携している他の仕組みも確認します。解析ツール、顧客管理の仕組み、レポート作成の仕組み。広告アカウント経由ではなく、別の経路でアクセスできる状態が残っていることがあります

確認した結果は記録に残します。いつ、誰の権限を削除したか。後から照会があったときに、この記録が根拠になります。

念のため、認証に使うメールアドレスの受信先も確認してください。通知が前の担当者や代理店に届く設定のまま残っていることがあります。

引き継ぎ資料に入れるもの

権限の移管と並んで重要なのが、判断の背景を引き継ぐことです。

  • 現在の構成の意図(なぜこの分け方にしているか)と、過去に試して効果がなかった施策
  • 成果として計測している項目の定義と、その定義をいつ決めたか
  • 配信を止めている設定や、除外している条件とその理由
  • 使用している画像・動画・文章の元データの保管場所と権利の状態
  • 過去1年分の月次の成果と、大きく変動した月の原因

この5項目は、管理画面を見るだけでは分かりません。特に、過去に試して効果がなかった施策の記録は、新しい体制が同じ失敗を繰り返すことを防ぎます

除外の設定の理由も重要です。理由が分からない除外設定は、新しい担当者に解除され、同じ問題が再発します

資料は、前の代理店に作成を依頼して構いません。契約の終了時に引き継ぎ資料を提出することを、契約の条件に入れておくのが理想です。

記録の残し方も決めておきます。誰の権限をいつ削除したか、どの設定をいつ切り替えたかを、日付付きで残してください。後から問題が起きたとき、原因を切り分ける材料になります。

社内の関係者にも完了を共有します。経理には支払い方法の変更を、情報システムにはタグの管理環境の変更を。マーケティング部門だけで完結させると、他部署の手続きが取り残されます

前の代理店との関係も、事務的に終えてください。移管は取引の終了であって、対立ではありません。後日、過去の経緯を確認したくなる場面は実際にあります。

新体制の最初の30日

移管が完了した後の動き方も決めておきます。ここで焦ると、せっかくの蓄積を壊します。

最初の期間は、大きな変更を避けてください。構成を変えると、それまで蓄積した学習が効かなくなり、成果が一時的に落ちることがあります

まず行うのは、現状の把握です。過去の履歴を読み、何が効いていて何が効いていないかを確認します。新しい担当者が最初にやりたくなるのは構成の作り替えですが、順序としては後です

変更する場合は、範囲を区切って段階的に行います。一度にすべてを変えると、成果が変わった原因を特定できません

移管の前後で数字を比較する際は、計測の定義が変わっていないかを先に確認してください。定義が変わっていれば、数字の変化は実態ではなく計測の変化を表しています。

30日を過ぎたら、移管の作業を振り返って記録を残します。次に体制を変えるときの手順書として使えます。

やりがちな失敗

最後に、移管で実際に起きがちな失敗を挙げます。

  • 前の代理店との契約を先に終了させ、アカウントに入れない状態から作業を始めてしまう
  • 個別の利用者の権限だけを削除し、上位の管理アカウントとのつながりを残している
  • 計測タグの管理環境が代理店側にあることに気づかず、契約終了後にタグを編集できなくなる
  • 支払い方法を先に外してしまい、配信が停止する
  • 移管直後に構成を大きく作り替え、蓄積した学習を失って成果が落ちる

共通するのは、順序の誤りです。権限は追加してから削除する、支払いは登録してから外す、構成は把握してから変える。この3つを守るだけで、大半の事故は防げます。

判断に迷ったら、いま配信を止められるかを基準にしてください。止められない状態で不可逆な操作をするのが、最も危険な進め方です

よくある質問

代理店を変えると成果は必ず落ちますか

必ず落ちるわけではありません。落ちる場合の原因は、アカウントを作り直して学習がゼロに戻ること、計測の定義が変わること、移管直後に構成を大きく変えることの3つに集中します。いずれも設計で避けられます。

インハウス化する場合も同じ手順ですか

基本は同じです。代理店の上位管理アカウントとのつながりを解除し、自社の管理体制に移します。違いは、運用の担い手が社内になるため、引き継ぎ資料の重要性がより高くなる点です。

移管にはどのくらいの期間を見ておくべきですか

権限と支払いの切り替え自体は短期間で終わりますが、計測タグの移行と動作確認に時間がかかります。前の代理店の契約終了までに余裕を持たせ、重なる期間を設けておくと安全です。

前の代理店が協力してくれない場合はどうしますか

上位の管理アカウントとのつながりを解除する操作は、アカウント側から実行できるのが一般的です。ただし、計測タグや素材の元データは相手の環境にある場合があるため、契約時に引き継ぎの条件を定めておくことが本質的な対策になります。

まとめ

広告アカウントの移管は、ログインできた時点で完了ではありません。権限、支払い、計測、リスト、素材の5つが自社の管理下に揃って、はじめて移管が終わります

失われやすいのは、配信の学習データ、蓄積したリスト、過去の履歴、計測の連続性です。いずれも金額に換算しにくいため軽視されますが、取り戻すには時間がかかります。

手順の要点は順序にあります。現状を文書で把握し、自社の管理体制を用意し、新しい権限を追加してから、支払いと計測を切り替え、最後に前の権限を解除する。この順であれば、途中で問題が起きても配信は止まりません。

完了の判断では、個別の利用者一覧と上位の管理アカウントとのつながりの両方を確認してください。片方だけを見て終える見落としが最も多く起きます。まずは自社のアカウントが、どの管理アカウントに紐づいているかを確認するところから始めてください。

※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。

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