CASE #397

原価の内訳を開く連載と店長向けの勉強会で取引の解約を年3.5%にしたコーヒー焙煎メーカーの施策

概要

従業員300人規模の飲食店とオフィスに業務用のコーヒーを焙煎して卸すメーカーでは、生豆の相場が2年で1.5倍になり値上げのたびに取引が切れ、年8%が解約していた。外食の業界紙の連載と店長向けの勉強会を実施。1杯あたりの原価を豆と水と光熱に分けて示した結果、解約が年3.5%まで下がった。

企業プロフィール: 製造業(食品・消費財) 100人~999人 10億円~100億円未満 マーケティング予算規模: 年間約2,500万円

実施した施策

1 新聞・雑誌・業界誌
外食の業界紙に月1回の連載を持ち、1杯あたりの原価を豆と水と光熱と人の手間に分けて示した。生豆の相場が2年で1.5倍になった動きを産地と為替に分解し、抽出のレシピを変えずに済む範囲と、味が落ちる境目を実測の数字で書いた。
目的・効果 値上げの話を相場の説明から始められる状態をつくり、価格だけの乗り換えを止める。
金額 月額95万円(連載枠と取材と原稿の制作)
2 自社ウェビナー
貸し出した抽出機を使う店の店長と担当者に向け、勉強会を月2回開いた。豆の量と湯温を変えたときに1杯の原価と味がどう動くかをその場で淹れながら比べ、粉の詰まりの直し方と、洗浄を怠ったときの味の落ち方まで扱った。録画は契約の期間中いつでも見られるようにした。
目的・効果 値上げのあとも使い続けてもらい、年8%だった解約を3.5%まで下げる。
金額 月額45万円(配信の運営と教材の作成)

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