CASE #384

回収にかかる費用を並べるCMと出た費用まで書く連載で新規契約を年間900社にした損害保険会社の施策

概要

従業員1,000人以上の企業向けの損害を引き受ける損害保険会社では、食品の回収に備える保険が知られず、製造物の賠償の保険に入っていれば足りると誤解されていた。回収の費用を並べたCM放映と、食品の業界紙での連載を実施。社告と引き上げと廃棄にいくらかかったかを実際の回収から示した結果、食品メーカーの新規契約が年間900社に増えた。

企業プロフィール: 保険 1,000人以上 100億円以上 マーケティング予算規模: 年間約1.5億円

実施した施策

1 TVCM
キー局で30秒のCMを年2回、各4週間流した。安心を語る作りをやめ、1つの製品を回収したときに出ていく費用を、社告、問い合わせの窓口、店頭からの引き上げ、廃棄の4つに分けて画面に並べ、合計だけを伏せた。
目的・効果 食品メーカーの経営者に回収の費用を自分ごとにさせ、資料請求を年間3,000件つくる。
金額 9,600万円(キー局で4週間の放映を年2回+制作費)
2 新聞・雑誌・業界誌
食品の業界紙に月1回の連載枠を持ち、実際に起きた回収を型ごとに整理した。異物の混入、表示の誤り、原料の取り違えのそれぞれで、保険から出た費用と出なかった費用を分け、予防のための回収がどこまで対象になるかの線引きまで書いた。
目的・効果 品質保証の部門に読まれる場所を作り、更新の時期の乗り換えを年間900社にする。
金額 月額95万円(食品業界紙のカラー1ページを月1回)

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