CASE #351

品種の弱点まで書く連載と作付け前の勉強会で採用する産地を年間36か所にした種苗会社の施策

概要

従業員100〜500人の野菜の品種を育てて産地に売る種苗会社では、品種の切り替えが数年に1度しか起きず、カタログを配るだけでは部会の検討の場に乗らなかった。農業専門紙での連載と、作付けの計画を立てる時期の勉強会を実施。病気に強い代わりに何を諦めるかまで品種ごとに書いた結果、採用する産地が年間36か所に増えた。

企業プロフィール: 農業・水産業 100人~999人 10億円~100億円未満 マーケティング予算規模: 年間約1,200万円

実施した施策

1 新聞・雑誌・業界誌
農業の専門紙に月1回の連載枠を持ち、自社の品種が病気に強い代わりに何を諦めているかを、収量と食味の実測を並べて書いた。売り文句をやめ、産地の気候と土に合わないときはそう書き、他社の品種を勧めた回もそのまま載せた。
目的・効果 営農指導員に判断の材料として読ませ、品種の相談を年間300件つくる。
金額 月額28万円(農業専門紙の連載枠を月1回)
2 自社ウェビナー
作付けの計画を立てる秋に、産地の部会と営農指導員に向けた勉強会を月2回開いた。前の年の作柄と出荷の実績を産地ごとに突き合わせ、うまくいかなかった産地の原因を、種の側と栽培の側に分けて示した。
目的・効果 切り替えを決める部会の会議の前に接点を持ち、採用する産地を年間36か所にする。
金額 月額38万円(月2回の企画と配信+作柄データの集計)

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