記事の公開後30日で見る4つの数字|直す時期を決める

記事の公開後30日で見る4つの数字|直す時期を決める

「公開して5日経つのに順位が付きません。書き直したほうがよいでしょうか」「3か月は待てと言われましたが、その間ずっと何も見なくていいのか分かりません」——公開したばかりの記事を前にして、担当者が同じ場所で足踏みします。迷いを生んでいるのは、待つ期間の長さではありません。本当は、何日目に何を見るかが決まっていないことです。公開直後の数字は、見る日と見る場所を決めた瞬間から読めるようになります。この記事では、公開から30日という短い窓に限って、見る4つの数字とその順番、そして直すと決める時期の置き方までを整理します。


カメ先生カメ先生

公開したばかりの記事を見て順位が付かないと言われることが多いけれど、多くの場合それは順位が悪いのではなく、順位が付く前の段階にいるんだ。検索の管理画面に数字が出てくるまでにも数日かかる。


カメ子カメ子

数字が出ていないことと、結果が悪いことは別だということですか。


カメ先生カメ先生

そう。しかも見るべき数字は日数で変わってくる。3日目に見るもの、10日目に見るもの、30日目に見るものはそれぞれ違う。同じ画面を毎日開いても、見る場所が決まっていなければ何も読み取れない。


カメ子カメ子

日数ごとに見る場所が決まっているのですね。何日目に、どこを見ればよいのでしょう。


この記事のポイント
  • 公開後30日は3つに区切る。0から3日は拾われたか、4から10日は表示が出ているか、11から30日はどの語で出ているか。押されているかを読むのは30日目
  • 公開直後の0は結果ではない。管理画面のデータは通常2から3日遅れ、新しいサイトは最長で1週間かかる
  • 30日目に出す結論は3つだけ。このまま置く、30日後にもう一度見る、直すと決める。次に見る日と持ち主を書かない結論は放置と同じ

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目次

「1週間で順位が付かない」は、たいてい測る前の段階

公開直後に順位が付かないという報告のほとんどは、順位が悪いのではなく、順位が測れる状態にまだ入っていない、という段階の話です。検索エンジンがそのページを見つけ、内容を読み、検索結果に出す候補に入れるまでには時間がかかります。その手前で結果の良し悪しを判断すると、必ず読み違えます

公式の説明も、幅を持たせた書き方になっています。グーグルが公開している検索セントラルのSEOの手引きには、変更した結果が反映されるまでにはある程度の時間がかかり、数時間かかる変更もあれば数か月かかる変更もある、と書かれています。同じ手引きは、一般的には数週間待ってから検索結果に良い影響があったかどうかを確認することを勧めています。公式が示しているのは決まった日数ではなく、幅です

幅がある以上、待つか直すかを感覚で決めることになります。そこで必要になるのが、日数ごとに見る数字を先に固定しておくことです。幅のある現象は、期間を区切って観測点を置くと判断できるようになります。区切りを置かないまま毎日画面を開くと、幅の中で揺れている数字に反応し続けることになります。

幅が生まれる理由そのものも、判断の役に立ちます。検索エンジンが新しいページを見つける経路は、サイトマップ、内部からのリンク、外部からのリンクの3つに分かれます。公開したばかりの記事に用意できている経路は、ほとんどの場合サイトマップと内部からのリンクの2つだけです。この2つが整っているかどうかで、拾われるまでの日数は大きく変わります。最初の3日で順位ではなくこの2つを見るのは、そのためです。

この記事が扱うのは、公開後30日の窓だけ

扱う範囲を先に閉じておきます。この記事が扱うのは、公開した日から30日までです。30日目に「このまま置く」「30日後にもう一度見る」「直すと決める」の3つのどれかを出すところで止めます。直すと決めたあと、どこをどう直すかには入りません

隣の話題も外します。記事の更新日が検索でどう扱われるか、既存の全記事をまとめて仕分けるか、どの指標を置くか。どれも公開後30日の窓の中では判断できず、別の物差しが要ります。この記事で決めるのは、直す時期だけです

窓を30日に区切る理由は2つあります。1つは、30日あれば拾われたかどうかと、どの語で読まれているかまでは読めるからです。もう1つは、30日で読めることを放置すると、同じ判断をするのに90日かかるようになるからです。早すぎる手直しと放置の両方が事故になる理由は、後の2つの章で扱います。

窓の外に出るものも、最初に一覧にしておきます。公開後30日で決めないのは、記事を消すかどうか、別の記事とまとめるかどうか、狙う語そのものを組み替えるかどうかの3つです。どれも30日の数字では材料が足りず、決めても後で覆ります。この3つが会議の議題に上がったら、30日の窓の話ではないと言って切り離します。切り離しておかないと、30日目の10分がそのまま長い会議になります。

見る数字を4つに絞り、順番を固定する

見る数字は4つだけです。拾われたか、表示が出ているか、どの語で出ているか、押されているか。この順番は入れ替えられません。拾われていないページに表示は付かず、表示が出ていないページに語は付かず、語が出ていないページは押されようがないからです。

4つとも、検索の管理画面であるサーチコンソールで見られます。1つ目はページのインデックス登録の状況、2つ目から4つ目は検索パフォーマンスの画面です。定義もそこに書かれています。表示回数はサイトへのリンクが検索結果で閲覧された頻度、クリック数は検索結果からサイトへのリンクがクリックされた頻度、クリック率はクリック数を表示回数で割った値、平均掲載順位はそのページが表示されたすべてのクエリでの最上位の掲載順位の平均です。

4つに絞る理由は、増やすと判断が遅くなるからです。公開後30日の窓では、滞在時間や読み終わった割合は判断の材料になりません。件数が少なすぎて差が出ず、差が出ているように見えても偶然の範囲に収まります。

順番を固定すると、出ていない数字がそのまま原因を指します。4つのうちどこで止まっているかが分かれば、次に見る場所が1つに決まります。以降の章では、この4つを日数に割り当てていきます。割り当てたあとは、その日にその数字だけを見ます。

公開0から3日:拾われたかだけを見る

最初の3日で見るのは1つだけです。そのページが検索エンジンに拾われたかどうか。管理画面のページインデックス登録の状況で、対象のページが登録済みになっているかを確かめます。他の数字はこの期間に見ません。

この時点で表示回数や掲載順位を見てはいけません。拾われる前の0は、結果が悪いことを意味しません。ヘルプの区分にも、ページが検出されただけでまだクロールされていない状態と、クロールされたがインデックスには登録されていない状態があり、後者は今後登録される可能性もある、と書かれています。どちらも「まだ」の状態です。

3日目にやることは2つです。1つ目、対象のページの登録状況を1回だけ確かめる。2つ目、サイトマップに新しいページが入っているかを確かめる。3日目はこの2つ以外を見ない、と決めておきます。決めておかないと、ついでに開いた画面の0を見て手が動きます。

3日目の確認を残す形も決めておきます。残すのは、確認した日付、登録の状況、サイトマップに入っていたかどうかの3項目だけです。この3項目は、30日目に0が並んでいたときに、公開の手順の誤りと検索側の遅れを切り分ける唯一の材料になります。書き留めていないと、30日後に理由を思い出せず、どちらとも言えないまま次の30日を待つことになります。

数字が0で並ぶ理由の半分は、画面の側にある

公開直後に数字が0で並ぶ原因は、記事ではなく管理画面の側にあることが少なくありません。サーチコンソールのヘルプには、収集されたデータは通常2から3日以内に利用可能になる、と書かれています。今日の数字は、今日は出ません

新しく作ったサイトはさらに遅れます。同じヘルプには、新たに作成されたサイトについて、データが生成されるまでに最長で1週間かかることがある、という記述もあります。立ち上げ直後のメディアで最初の数本を公開したときに数字が出ないのは、この遅れが理由であることがほとんどです。

この遅れを知らないまま毎日画面を開くと、2から3日分の0を実績として読んでしまいます。公開日と、その翌日と翌々日の0は数えません。記録に残すときも0ではなく空欄にしておくと、後で見返したときに取り違えずに済みます。

遅れに幅がある以上、確かめる日は固定します。公開3日目、10日目、30日目の3回だけ開くと決めると、毎日開いて一喜一憂する時間が丸ごと消えます。見る日を決めることが、早すぎる判断を防ぐ最初の手当てです

公開4から10日:表示が出ているかを見る

4日目から10日目に見るのは、表示回数が0より大きくなったかどうかです。数の大小ではありません。1回でも表示が付けば、検索結果に出る候補には入っています。この期間の目的は、候補に入ったかどうかの確認だけです。

この期間の掲載順位は読みません。表示回数が少ない段階の平均掲載順位は、たまたま出た1つのクエリの順位をほぼそのまま映します。定義上、平均掲載順位はそのページが表示されたすべてのクエリでの最上位の順位の平均なので、母数が小さいほど日によって大きく振れます。振れている値を見て狙う語を変えると、後の判断がすべてずれます。

10日目に見るのは2つです。表示回数が1以上になっているか、そして表示が付いた日が続いているか。1日だけ出てその後止まっている形は、まだ候補に入り切っていない状態です。この場合は次の章の3か所を確かめます。

10日目に表示が付いていたなら、そこで手を止めます。数が少ないからといって語の一覧を読みに行くと、まだ偶然で出ているだけの語を狙いとして記録してしまいます。この時点の一覧は、30日目に見る一覧とほとんど一致しません。10日目の役割は、候補に入ったことを確かめて、次の判断日まで手を離すことです。

表示が0のまま10日を超えたときに見る3か所

10日を超えても表示が0なら、見る場所は3か所に絞れます。インデックスの登録状況、自社の中に同じ問いに答えている記事が既にないか、そしてそのページに内部からのリンクが1本もない状態になっていないか。順番もこのとおりです。

1か所目で止まっている場合、登録されていない理由がヘルプの区分に書かれています。検出されただけでまだクロールされていない状態か、クロールされたが登録されていない状態か。前者は待ち、後者は中身を見る、と対応が分かれます。区分を見ずに手を動かすと、待てば済むものに書き換えを始めることになります。

2か所目は、自社の中で同じ問いに答えている記事が既に評価されている場合です。似た記事が先に出ていると、新しいほうは出にくくなります。見分けは難しくありません。狙った語で検索して、自社の別の記事が先に出てくるかどうかを見れば足ります。ここで分かるのは事実だけで、どう手を打つかは30日目の判断に回します。

3か所目は、公開したきり、どこからもリンクされていない状態です。関連する既存記事から、新しい記事へのリンクを1本だけ足します。ここでやるのは導線の追加だけで、本文の書き換えには入りません。本文を触るのは30日目の判断の後です。

公開11から30日:どの語で出ているかを見る

11日目から30日目に見るのは、どの語で表示が出ているかです。ここで初めて、記事の中身に対する評価が読めるようになります。表示が出ている語の一覧は、検索エンジンがその記事を何の記事だと読んだかの答えです

見方は3手順です。表示回数の多い順に語を20個ほど並べる。狙った語がその中に入っているかを確かめる。入っていない場合、代わりに何が入っているかを読む。3手順目をやらずに「狙った語が入っていない」で止めると、次の判断の材料が手元に残りません。

この期間も、掲載順位を評価する段階ではありません。語の一覧は、掲載順位より早く安定します。表示回数が二桁に届いていれば、どの方向で読まれているかの傾向は読めます。

語が1つも取れない場合もあります。ヘルプには、プライバシー保護のため一部のデータを表示しないことがある、と書かれています。語が出ない期間は、表示回数の推移だけで判断します。取れないことを異常と読んで手を動かす必要はありません。

狙った語と出ている語がずれる、3つの型

狙った語と出ている語のずれは、3つの型に収まります。1つ目は広いほうへのずれで、狙った語より上位の広い語で出ている形。2つ目は横のずれで、同じ分野の別の問いで出ている形。3つ目は部分のずれで、記事の中の一部の章だけが別の語で出ている形です。

型が違えば、30日目の結論が変わります。広い語で出ている形は待ちに向き、別の問いで出ている形は直すに向きます。前者は候補に入ってから絞り込まれていく途中にあり、後者はそもそも読まれ方が最初から違うからです。同じ「狙った語で出ていない」でも、対応が逆になります。

部分のずれは、その章だけが独立した需要を持っている合図です。ここで扱うのは見分けまでで、どう扱うかは別の記事の領分になります。30日目に出すのは、直すかどうかの判断だけです。型の名前を記録に書いておくと、次に見たときに同じ判定を繰り返さずに済みます。

型の判定には、記事の中身を読み直す作業が必ず要ります。表示の付いた語だけを眺めて型を決めると、横のずれと部分のずれを取り違えます。記事全体が別の問いに答えているのか、ある章だけが別の需要を拾っているのかは、語の一覧からは区別できません。30日目に使う10分のうち、半分はこの読み直しに充てます。

30日目:押されているかを見る

30日目に初めて、押されているかを見ます。クリック数と、クリック数を表示回数で割った値です。表示回数がある程度たまるまで、この値は読めません。表示10回でクリック1回の記事と、表示1,000回でクリック100回の記事は、同じ値でも意味がまったく違います。

目安を1つ置きます。30日間の表示回数の合計が100回に届いていないページでは、押された割合を読みません。件数が足りず、1クリックの有無で値が大きく動くからです。読めないときは読まないと決めておくことが、判断の質を上げます

100回を超えていてクリックが0に近いとき、原因は2つに分かれます。掲載順位が低くて画面に入っていないか、順位は出ているのに選ばれていないか。平均掲載順位を見れば、どちらかは分かります。順位が低いのに見出しだけを直しても、押される回数は増えません

表示回数が100回を超えていて、クリックも付いている場合は、何もしないという結論が正解になります。この段階で押された割合の高低を他の記事と比べる意味はありません。比べる相手は他の記事ではなく、同じ記事の30日後の姿です。次に見る日だけを書いて、そのまま置きます。

日数と数字の対応を1枚に固定する

ここまでを1枚の表に固定します。列は、日数と、見る数字と、出ていないときの読み方と、その日にやることの4つです。この表を先に貼っておくと、間の日に画面を開く理由がなくなります

見る日その日に見る数字出ていないときの読み方その日にやること
公開3日目ページが登録済みになっているか未登録は結果ではない。検出だけの状態と、クロール済みで未登録の状態がある登録状況を1回確かめる。サイトマップに入っているかを確かめる
公開10日目表示回数が1以上か。表示の付いた日が続いているか0なら候補に入り切っていない。掲載順位は母数が小さく読めない登録状況、自社内の似た記事、内部からのリンクの3か所を確かめる
公開30日目表示の付いた語の上位20件。クリック数と、表示回数で割った値表示100回未満なら押された割合は読まない。語が取れない期間もある語のずれの型を判定し、3つの結論のどれかを選ぶ。次に見る日を書く
間の日見ない画面の数字は2から3日遅れて出る。間の日の増減は読み取れない記録に残さない。事実の誤りが見つかったときだけ本文を直す

表の使い方は1つです。間の日に見てしまった数字は、記録に残さないと決めます。残すと、後から見返したときに判断の根拠が増えすぎて、結論が動きます。3回の確認は、それぞれ10分で終わる分量にしておきます。長くなるのは、見る場所が決まっていないときだけです。

早すぎる手直しで起きる事故

公開から数日で本文を書き換えると、2つのことが同時に起きます。書き換える前の状態の数字がたまらなくなることと、書き換えたこと自体が改めて読み直しの対象になることです。比べる相手を、自分の手で消してしまいます

実際に起きた形を3つ挙げます。

  • 公開3日目に表示が0なのを見て、見出しを全部書き換えた。0は画面の反映の遅れによるもので、中身の評価ではなかった
  • 5日目の平均掲載順位が60位台なのを見て、狙う語を別の語に変えた。表示は2回しかなく、その順位は1つのクエリの値だった
  • 7日目にクリックが0なのを見て、記事の冒頭を毎日書き直した。3回目以降はどの変更が効いたのかが分からなくなった

手を入れる日は決めておきます。30日目より前に本文を触るのは、事実の誤りが見つかったときだけです。誤字や数値の訂正は、いつ直しても構いません。判断に基づく書き換えだけを30日目まで止めます。

止められない事情がある場合は、書き換える前の画面を1枚保存しておきます。後から比べられる状態を残しておけば、書き換えたこと自体は事故になりません。事故になるのは、前の状態が残っていないときだけです。

放置で起きる事故は、早すぎる手直しと同じくらい重い

逆向きの事故もあります。3か月は待てという言葉をそのまま受け取って、90日目まで一度も見ない形です。30日で分かることを90日待つと、次に書く記事へ反映するのが2か月遅れます

30日で分かることは3つあります。拾われたかどうか、どの語で読まれているか、内部からの導線が付いているか。どれも90日待っても答えは変わりません。待つ必要があるのは掲載順位で、待たなくてよいのは拾われ方です。この2つを分けていないと、全部まとめて待つことになります。

放置のもう1つの害は、公開の手順の誤りが次の記事にも繰り返されることです。サイトマップに入っていない、公開日時が未来のままになっている、下書きの設定が残っている。3日目の確認は、記事の評価ではなく手順の点検として効きます。1本目で見つかれば、2本目以降は同じ誤りを踏みません。

放置を防ぐ仕掛けは、記事ごとの予定表ではなく、公開の手順の中に置きます。公開の作業が終わった時点で、3日目・10日目・30日目の3つの予定をその場で入れてしまう形です。公開してから予定を立てる運用にすると、忙しい週に公開した記事だけが見られないまま残ります。予定を入れる作業を公開の手順の最後の1行にしておくと、記事ごとの差がなくなります。

30日目に出す3つの結論と、書き残すこと

30日目に出す結論は3つのどれかです。このまま置く、30日後にもう一度見る、直すと決める。「様子を見る」は結論になりません。次に見る日を書いていないからです。

STEP1
3回分の記録を1枚に並べる

3日目、10日目、30日目の数字を横に並べます。間の日の数字は入れません。

STEP2
4つのどこで止まっているかを特定する

拾われたか、表示が出ているか、語が出ているか、押されているか。最初に0になっている場所が原因の位置です。

STEP3
語のずれの型を判定する

広いほうへのずれ、横のずれ、部分のずれ。どれにも当てはまらない場合は、表示回数がまだ足りていないと読みます。

STEP4
3つの結論のどれかを選び、理由を1行で書く

広い語で出ているから待つ、別の問いで出ているから直す、といった形で、判定と結論をつなげて書きます。

STEP5
次に見る日と持ち主を書く

日付と名前を書きます。直すと決めた場合も、いつ誰が着手するかをこの欄に書いて閉じます。

5工程目を飛ばすと、この記事は次に開かれません。次に見る日と持ち主を書かない結論は、放置と同じ結果になります

直すと決めた場合、この記事の役割はここで終わります。どこをどう直すかは別の記事の領分です。決めるところまでで止めるのは、決める前に直し始めると、また比べる相手が消えてしまうからです。

AIに任せてよい作業と、人が決める範囲

この作業でAIが効くのは、記録の整形と分類です。3回分の画面の書き出しを1枚に並べる、表示の付いた語を意味の近さでまとめる、狙った語との距離で仕分ける。どれも人がその場で確かめられる作業です

任せてはいけないのは判断です。直すかどうか、待つかどうか、どの語を狙い直すか。AIに判断させないと決めたうえで、出させた分類には根拠を書かせます。どの語をどの基準でまとめたのかを添えさせると、まとめ方の誤りがその場で見つかります。

人が確認する範囲も先に決めます。語の分類は全件を人が読む、表示回数の転記は上位20語だけ人が照合する、という線です。範囲を決めずに始めると、確認は全件になるか、ゼロになるかのどちらかに振れます。あわせて、この作業を任せた分だけ、分類の確認という新しい仕事が増えることも見ておきます。

落とし穴を1つ。3回分の記録をまとめて渡すと、AIは自然に期間全体の平均を出します。ところが公開直後の0を含む平均は、どの日にも当てはまりません。渡す前に、次の3つを決めておきます。

  • 日数の区切り(3日目、10日目、30日目)ごとに分けて渡す
  • 画面の反映が間に合っていない日は、0ではなく空欄にして渡す
  • 平均ではなく、区切りごとの合計と、語の一覧だけを出させる

よくある質問

公開直後にインデックス登録をリクエストしたほうがよいですか

新しいページを1本公開したときに1回行うのは差し支えありません。ただし、リクエストしたからといって登録が確実になるわけではなく、何度も繰り返す意味もありません。ヘルプの区分にあるとおり、クロールされたうえで登録されていない状態は、今後登録される可能性もある状態です。3日目の確認で未登録だった場合も、10日目までは待ちます

30日で表示が0のままの記事は、消したほうがよいですか

30日の窓の中では、消す判断はしません。この記事で出す結論は3つだけで、消すはその中に入っていません。表示が0のまま30日を超えた記事は、10日目に見た3か所のうち、まだ手を打っていない場所があるかどうかを先に確かめます。内部からのリンクが1本も無い状態であれば、まずそこを足して、次の30日を見ます。

毎日画面を開いて見てはいけないのですか

開くこと自体は問題ありませんが、記録に残さないと決めておきます。間の日の増減は、画面の反映の遅れと区別が付きません。毎日見ても判断の材料は増えず、手が動く理由だけが増えます。見るなら、数字ではなく公開の手順の点検として見ます。

公開してすぐに内部からのリンクを足してもよいですか

導線の追加は、本文の書き換えとは別に扱います。関連する既存記事から新しい記事へリンクを1本足すことは、3日目でも10日目でも構いません。比べる相手が消えるのは本文の中身を変えたときで、リンクの追加はそれに当たりません。ただし足した日付は記録に残します。30日目に表示が伸びていた理由を、中身とリンクのどちらで説明するかが変わるためです。

30日という窓は、どの記事でも同じでよいですか

窓の長さは同じで構いませんが、30日目に読める数字の量は記事によって違います。表示回数が100回に届かない記事では、押された割合の判定だけを飛ばし、語の一覧までで結論を出します。窓を延ばすのではなく、読めない数字を飛ばすほうが、判断の時期がそろいます

まとめ

公開直後の記事で迷いが生まれるのは、待つ期間が長いからではなく、何日目に何を見るかが決まっていないからでした。見る数字は4つです。拾われたか、表示が出ているか、どの語で出ているか、押されているか。順番は入れ替えられません。見る日は3日目・10日目・30日目の3回に固定し、間の日の数字は記録に残しません。管理画面のデータは通常2から3日遅れ、新しいサイトでは最長1週間かかるので、公開直後の0は数えません。30日目には、語のずれを3つの型に当てはめてから、このまま置く・30日後にもう一度見る・直すと決めるの3つのどれかを選びます。そして必ず、次に見る日と持ち主を書いて閉じます。直すと決めたあとの直し方は別の記事の領分なので、この窓では決めるところまでで手を止めてください。

※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。

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