サイト改ざんで検索から消える原因|気づき方と戻し方

「検索からの流入が急に落ちたが、心当たりがない」「調べたら、身に覚えのないページが増えていた」——サイトを運営している企業が突然直面する事態です。改ざんは、見た目が壊れる形で起きるとは限りません。普通に閲覧している限りは何も変わって見えない改ざんがあります。この記事では、気づき方と、戻すまでの順序を整理します。
カメ先生サイトの改ざんはね、画面が書き換えられるものだと思われがちだが、閲覧者には見えない形で仕込まれることが多いんだ。
カメ子見えないのであれば、どうやって気づくのでしょうか。
カメ先生検索側から先に知らせが来ることがある。あるいは検索結果に、自社が作っていない語が並び始める。
カメ子自分の画面を見ていても分からないのですね。確かめ方を知りたいです。
- 改ざんは見た目に出ない。検索結果の警告と管理画面の通知が先に知らせる
- 最初にやるのは復旧ではなく記録の保全。消すと原因が追えなくなる
- 直したら審査を依頼する。戻るまでには数日から数週間かかる
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検索の結果に警告が出ると何が起きるか
改ざんの被害は、検索の結果に先に現れます。ページの見出しの下に、警告の表示が付きます。公式の説明では、警告のラベルが追加されると示されています。閲覧しようとすると、注意を促す画面が出ることもあります。ここまで来ると、訪問者はほとんど来なくなります。
影響は、1ページだけにとどまりません。問題が一部でも、サイト全体の印象が落ちます。取引先が検索で自社を調べたときにも、同じ画面が出ます。営業の場面で、説明の手間が増えます。信用の損失は、順位の下落より重く出ます。
広告にも波及します。配信の審査で、危険なサイトと判断される場合があります。広告が止まれば、有料の流入も同時に消えます。無料と有料の両方が止まる状態です。復旧までの穴は、想像より大きくなります。
メールにも影響が出ることがあります。同じ領域名を使っていると、送信元の評判が下がります。配信したメールが、迷惑なものとして扱われやすくなります。案内が届かず、催しの集客にも響きます。被害は、サイトの外にも広がります。
直しても、すぐには戻りません。警告の解除には、審査の依頼が要ります。公式は、ほとんどの審査に数日から数週間かかると説明しています。その間、検索からの流入は止まったままです。つまり、被害の期間は月の単位になります。
だからこそ、早く気づくことが最大の対策になります。この記事では、気づき方から戻し方までを順に扱います。記録の保全、範囲の調査、原因の特定、復旧、審査の順です。最後に、二度目を防ぐ備えをまとめます。技術の担当がいない会社でも進められる形にします。
改ざんが起きる3つの入口
公的機関の説明では、手口は大きく3つに分かれます。1つ目は、盗まれた認証の情報を使った不正な接続です。2つ目は、ソフトウェアの弱点を悪用したものです。3つ目は、組織内の権限の管理の不備を突いたものです。どれも、特別に高度な攻撃とは限りません。
1つ目は、使い回しの合言葉が原因になりがちです。別のサービスから漏れた組み合わせが、そのまま試されます。管理画面の合言葉を他所と共用しない、が最初の一歩です。退職者の権限が残っていることも、よくあります。人の出入りのたびに、棚卸しが必要です。
2つ目は、更新の遅れがそのまま穴になります。公的機関も、管理の仕組みの弱点が悪用され、内部に侵入された事例が多数確認されていると述べています。更新の通知を止めている状態が、最も危ないと考えてください。追加の機能や見た目の部品も、同じ対象です。
3つ目は、社内の運用の緩さです。全員が管理者の権限を持っている状態が典型です。共用の接続の情報が、社内の書類に書かれていることもあります。外注先に渡したまま、回収していない場合もあります。権限は、必要な人に必要な範囲だけ渡します。
入口が3つあるということは、対策も3方向に要るということです。合言葉、更新、権限の3つです。どれか1つだけを固めても、残りから入られます。後の節で、この3つを点検の形に落とします。まずは、自社がどこに弱いかを考えてみてください。
なお、規模の小ささは守りにはなりません。攻撃の多くは、相手を選ばずに機械的に行われます。弱点のある場所を、片端から試しているだけです。有名でないから狙われない、という考えは通用しません。むしろ、備えの薄い小さな会社ほど通りやすい相手です。
気づけないのは、表に出ないから
改ざんと聞くと、画面が書き換わる姿を思い浮かべます。しかし実際には、見た目を変えない改ざんが多数です。攻撃する側は、長く気づかれないほうが得をします。だから、目立つ変更はあえて避けます。毎日サイトを見ていても、気づけません。
よくあるのが、隠されたページの追加です。訪問者には見えない場所に、別の内容が置かれます。巡回する仕組みだけがそれを読み取ります。結果として、検索の結果に無関係な語が並びます。自社の名前で調べて、初めて気づく形です。
見る相手によって、出す内容を変える手口もあります。訪問者には通常の画面、巡回役には別の内容を返します。この場合、社内から見ている限り永久に気づけません。外部の目や、専用の確認の道具が要ります。管理画面の通知が、唯一の知らせになることもあります。
転送を仕込む手口もあります。携帯からの訪問だけ、別のサイトへ飛ばします。会社のパソコンからは、何も起きません。問い合わせが減った理由が、しばらく分かりません。端末を変えて確かめる習慣が役に立ちます。
だから、気づく仕組みは外に置きます。検索の管理画面の通知を、必ず受け取る設定にします。受け取る宛先は、個人ではなく共用の窓口にします。担当者の退職で通知が届かなくなる事故を防げます。月に一度、自社名で検索して目視するのも有効です。
加えて、更新の記録を見る癖をつけます。覚えのない日時に、ファイルが更新されていないかです。登録した覚えのない案内の地図が増えていないかも見ます。公式のヘルプも、この点の確認をすすめています。あれば、速やかに削除します。
最初にやるのは、復旧ではなく記録の保全
被害に気づくと、まず消したくなります。しかし、いきなり消すのは危険です。消してしまうと、どこから入られたのかが追えなくなります。原因が分からなければ、同じ穴からまた入られます。最初にやるのは、記録を残すことです。
公的機関の手順でも、証拠の保全が先に来ます。管理者の画面への接続の記録を保存します。データを保管する側の記録も、あわせて保存します。記録は、上書きされる前に別の場所へ退避します。保管の期間が短い設定だと、数日で消えます。
画面の写しも残します。検索の結果に出ている警告の画面を撮ります。改ざんされたページも、日時が分かる形で残します。後で、被害の範囲を説明する材料になります。取引先への報告でも使えます。
触る前に、今の状態の丸ごとの控えも取ります。汚れた状態の控えですが、調査には要ります。きれいな控えとは別の場所に置きます。取り違えて、汚れた側から戻す事故を防げます。名前に日付を入れて区別します。
- 気づいてすぐ、改ざんされたファイルだけを削除する
- サーバの記録を確認せずに、全体を初期化して作り直す
- 取引先や利用者への連絡を、原因が分かるまで一切しない
- 同じ合言葉のまま、ファイルだけ元に戻して再開する
この段階で、社内の連絡先も決めます。誰が判断し、誰が外部に説明するかです。技術の対応と、社外への説明は別の人が担います。1人で抱えると、どちらも遅れます。最初の30分で、この分担を決めてしまいます。
サイトを止めるかどうかを決める
次に、公開を続けるかどうかを判断します。公的機関の手順では、直ちにサービスを停止するとされています。訪問者に害が及ぶ状態を、放置しないためです。有害なものを配っている疑いがあるなら、迷わず止めます。判断を遅らせるほど、被害者が増えます。
止め方には段階があります。全体を止めるか、該当の部分だけ止めるかです。問い合わせの窓口だけは残す、という選択もあります。止める場合も、理由を説明する簡単な画面を出します。無言で消えるほうが、信用を損ないます。
ただし、長期の停止には別の不利があります。検索の側では、短期の停止は一時的なものとして扱われます。しかし、数週間の完全な停止は登録に悪い影響が出ます。復旧の見込みが立たない場合は、停止の期間を区切ります。臨時の案内だけを出す形に切り替えます。
止めない判断もあり得ます。被害が限定的で、切り離せる場合です。該当のページだけを非公開にして、調査を続けます。ただし、切り離せているかを確かめてからにします。同じ穴が他にもあるなら、全体を止めるべきです。
判断の基準は、社内で先に決めておきます。有害なものの配布が疑われる場合は即時の停止、内容の書き換えのみなら該当の部分の停止、といった形です。起きてから議論すると、時間だけが過ぎます。1枚の紙に書いて、共有しておけば十分です。
止める権限も、先に決めます。夜間や休日に、誰が判断できるかです。承認を待つ間に、被害が広がる例が多くあります。現場に一定の権限を渡しておきます。後から報告する形で構いません。
被害の範囲を調べる
次は、どこまでやられたかの確認です。1か所だけということは、まずありません。公式のヘルプも、他に改ざんされたページを探すよう促しています。1つ直して安心すると、残りが生き続けます。審査に出しても、また差し戻されます。
調べ方は2方向です。1つは、検索の側から見る方法です。自社のサイト内だけを対象にする検索の指定を使います。身に覚えのない語で調べると、隠されたページが出ます。商材と無関係な語ほど、見つかりやすくなります。
もう1つは、ファイルの側から見る方法です。サーバの中身を、文字列で検索します。外部へ飛ばす記述や、読みにくく変形された記述を探します。更新の日時が新しいファイルから見ると、早く見つかります。覚えのない場所に置かれたファイルにも注意します。
自社のサイト内に絞った検索を行います。商材と無関係な語や、他の言語の語で調べます。出てきたページの一覧を、記録に残します。
安全に関する通知の一覧を開きます。検出された問題の種類と、例として挙がったページを控えます。案内の地図に、覚えのない登録がないかも見ます。
更新の日時が新しい順に、ファイルを並べます。覚えのない更新と、覚えのないファイルを洗い出します。見つけた場所を一覧にして、直す対象を確定します。
調べた結果は、必ず一覧にします。直したかどうかを、印で管理します。数が多いと、直したつもりの漏れが必ず出ます。一覧がないまま審査に出すのが、最も多い失敗です。表計算の1枚で十分です。
データを保管する側も忘れずに見ます。ファイルではなく、記事の本文に埋め込まれる形もあります。管理画面から見えない場所に、置かれることもあります。利用者の一覧に、覚えのない管理者が増えていないかも確認します。ここが残ると、直した端から書き戻されます。
管理の画面で確認できること
検索の管理画面には、安全に関する通知の欄があります。問題が見つかると、ここに一覧が出ます。検出された問題の種類と、例のページが示されます。自社で気づく前に、ここに出ることも多くあります。登録していない会社は、まず登録から始めます。
この画面の価値は、根拠が示される点にあります。どの種類の問題として扱われているかが分かります。直す方向を、推測ではなく事実で決められます。示された例のページから、他も芋づる式に見つかります。調査の起点として、最も効率が良い場所です。
あわせて、案内の地図の登録も確認します。覚えのない地図が登録されていることがあります。攻撃する側が、隠したページを早く読ませるために登録します。公式のヘルプも、あれば速やかに削除するよう述べています。地図を消すだけでは、本体は消えない点に注意します。
利用者の権限も、この機会に確認します。管理画面に接続できる人の一覧を見ます。覚えのない人が追加されていれば、そこも侵入の跡です。外注先の権限が残っていないかも見ます。不要なものは、その場で外します。
- 管理の画面に問題が出ていなくても、改ざんがないとは言い切れない
- 通知の宛先は個人ではなく共用の窓口にして、担当交代でも届く形にする
- 登録した覚えのない案内の地図は、本体を直した後に削除する
なお、検出には時間差があります。改ざんの直後に、必ず出るわけではありません。逆に、直した直後に消えるわけでもありません。画面の表示だけを頼りにせず、実物を確認します。両方を見て、初めて状態が分かります。
検出される問題は3種類ある
公式のヘルプでは、問題は3つに分類されます。1つ目が、許可なく置かれた内容です。安全上の弱点があるために置かれた内容、と定義されています。本文の書き換えや、隠しページがここに入ります。最も件数が多い種類です。
2つ目が、有害なソフトウェアと望ましくないソフトウェアです。端末や利用者に害を及ぼすよう作られたもの、および予期しない動きをするもの、と説明されています。配布した側の意図に関係なく、警告の対象になります。配布用のファイルが差し替えられている例もあります。
3つ目が、人をだまして誘導する手口です。秘密の情報を出させたり、ソフトを取得させたりする形です。偽の入力欄が埋め込まれる例が典型です。取引先の情報を扱う会社では、影響が特に重く出ます。報告の義務が生じる場合もあります。
| 検出される種類 | 起きていること | 先に確かめる場所 |
|---|---|---|
| 許可なく置かれた内容 | 隠しページや本文の書き換えが増えている | サイト内を絞った検索と更新日時 |
| 有害なソフトウェア | 配布用のファイルや読み込む記述が差し替わっている | 取得できるファイルと外部の読み込み |
| だまして誘導する手口 | 偽の入力欄や偽の案内が差し込まれている | 問い合わせ欄と申込の画面 |
種類が分かると、探す場所が絞れます。内容の書き換えなら、本文と隠しページを見ます。有害なソフトウェアなら、配布用のファイルを見ます。だます手口なら、入力欄まわりを見ます。闇雲に全部を探すより、はるかに早く終わります。
複数の種類が同時に出ることもあります。その場合は、影響の重いものから手を付けます。利用者に直接の害が及ぶものが最優先です。内容の書き換えは、その後で構いません。順番を決めておくと、現場が迷いません。
原因を特定しないと、必ず繰り返す
直すことと、原因を潰すことは別の作業です。ファイルを戻しても、入口が開いていれば同じことが起きます。数日後にまた改ざんされる例の多くが、原因の未特定です。審査に出す前に、原因を押さえます。ここを飛ばすと、対応が無限に続きます。
原因を絞る材料は、保全した記録です。管理者の画面に、いつどこから接続があったかを見ます。覚えのない時刻や、覚えのない場所からの接続を探します。接続に成功した記録があれば、認証の情報が漏れています。合言葉の入れ替えが、最優先の対応になります。
接続の記録に不審がなければ、弱点の悪用を疑います。使っている管理の仕組みや追加の機能の版を確認します。更新が止まっているものが、まず容疑者です。公表されている弱点の情報と、版を突き合わせます。該当すれば、そこが入口です。
どちらとも言えない場合もあります。その場合は、両方の対策を同時に行います。合言葉の全入れ替えと、すべての更新の適用です。費用はかかりますが、確実性は上がります。原因が絞れないまま再開するよりは安全です。
外部に調査を頼む判断もあります。自社に記録を読む人がいない場合です。費用は数十万円からになることが多い領域です。情報を扱う量が多い会社ほど、頼む価値があります。見積りの前に、保全した記録を渡せる状態にします。
原因が分かったら、必ず記録に残します。どこから、いつ、何を使って入られたかです。次に同じことが起きたとき、判断が速くなります。担当が代わっても、経緯が引き継げます。1枚の報告にまとめておけば十分です。
復旧は、退避した控えから戻す
原因が押さえられたら、復旧に入ります。公式のヘルプでは、2つの方法が示されています。1つは、正常な最後の控えでファイルを置き換える方法です。もう1つは、混入した内容や記述を各ページから削除する方法です。規模によって、使い分けます。
控えから戻すほうが、確実で速くなります。混入したものを1つずつ探す必要がありません。ただし、控えが汚れていない時点のものである必要があります。改ざんの後に取った控えでは、戻す意味がありません。日付を確認してから使います。
控えが古い場合は、失う内容が出ます。その間に公開した記事や、届いた問い合わせです。問い合わせの記録は、別の場所にも残っていることがあります。記事は、控えを戻した後に手で入れ直します。失う範囲を先に確認してから、戻します。
削除で対応する場合は、一覧に沿って進めます。調査で作った一覧の1件ずつを消し、印を付けます。消した後に、同じ語でもう一度検索します。残りが出なくなるまで、この往復を繰り返します。1回で終わると考えないことが大切です。
復旧の作業は、公開を止めたまま行います。直している最中の状態を、外に見せないためです。巡回する仕組みに、中途半端な状態を読ませない意味もあります。作業の環境を別に用意できるなら、そちらで直します。確認してから、本番へ反映します。
戻した後は、動作の確認を通しで行います。問い合わせの送信、資料の取得、決済の流れです。控えから戻すと、設定が古い状態に戻ることがあります。計測の記述が消えている例もよくあります。公開の再開の前に、ひととおり触ります。
認証の情報を、すべて入れ替える
復旧と並行して、認証の情報を入れ替えます。公的機関も、速やかな変更を求めています。対象は、接続された可能性のあるすべての機器と画面です。管理の画面だけでは足りません。サーバ、データの保管、通信の機器まで含めます。
見落としやすいのが、社内の端末です。担当者のパソコンが起点になっている場合があります。端末が汚れたままだと、直後にまた盗まれます。対策の道具で確認してから、新しい情報を入れます。順番を間違えないようにします。
外注先の情報も対象です。制作会社や運用の会社に渡した情報を洗い出します。使っていない権限は、この機会に削除します。必要なものだけを、新しい情報で渡し直します。渡し方も、口頭や暗号化した経路に変えます。
あわせて、権限の粒度を見直します。全員が管理者である必要はありません。記事を書く人には、記事の権限だけを渡します。1つの情報が漏れても、被害の範囲が限定されます。手間は増えますが、次の被害を小さくします。
2段階の確認も、この機会に入れます。合言葉だけの守りは、盗まれると意味がありません。手元の端末での確認を、もう1段追加します。管理の仕組みの多くに、標準または追加で用意されています。費用がかからない対策の中では、効果が大きいものです。
入れ替えた情報は、記録に残します。誰がいつ、どの範囲を変えたかです。後で、変え忘れを見つけるために使います。共有の場所に平文で書かない点だけ、注意します。管理の専用の仕組みを使えば、より安全です。
直したら、審査を依頼する
復旧と原因の対策が終わったら、審査を依頼します。管理の画面の該当の欄から申請します。公式は、すべての問題をすべてのページで直してから、と述べています。1つでも残っていると、差し戻されます。差し戻しは、時間の損失そのものです。
申請の前に、自分で確認します。調査で作った一覧が、すべて済みになっているかです。示された例のページを、実際に開いて確かめます。巡回する側から見た状態も、確認の道具で見ます。見る相手で内容が変わる改ざんは、これで見つかります。
申請の際には、対応の内容を書きます。何が起きて、どう直し、再発をどう防ぐかです。簡潔で構いませんが、具体的に書きます。原因が特定できている場合は、それも書きます。審査する側が、判断しやすくなります。
所要は、数日から数週間です。公式も、ほとんどの審査がこの範囲だと説明しています。一部の種類では、通常より長くかかる場合もあります。この期間は、待つ以外にできることがありません。焦って何度も申請しても、早くはなりません。
待つ間にやることはあります。取引先や利用者への説明の準備です。何が起きて、情報の流出があったかどうかを整理します。問い合わせが来たときの回答も、先に用意します。説明が遅れるほど、憶測が広がります。
再発の備えも、この期間に進めます。更新の運用、控えの取り方、監視の仕組みです。解除された直後は、また日常に戻ってしまいます。記憶が新しいうちに、仕組みに落とします。次の節で、具体的な項目を挙げます。
検索に戻るまでの見通しを持つ
警告が解除されても、順位はすぐには戻りません。巡回と再評価に、時間がかかるためです。停止していた期間が長いほど、戻りも遅くなります。1週間で元通り、とは考えないほうが安全です。社内には、月の単位で説明しておきます。
戻りを早めるためにできることはあります。主要なページの再取得を、管理の画面から依頼します。案内の地図を、正しい内容で送り直します。ただし、依頼できる件数には上限があります。重要なページから順に、優先度を決めます。
この期間の数字は、記録に残します。流入がどこまで落ち、どのくらいで戻ったかです。次の投資の判断に、そのまま使えます。対策の費用を社内で通すときの根拠にもなります。被害の見積りは、後からでは作れません。
並行して、他の入口を強めます。検索が止まっている間、他の経路が命綱になります。既存の顧客への案内、催しの案内、紹介です。1つの経路に頼る危うさが、この場面で表に出ます。復旧後も、この分散は続ける価値があります。
問い合わせの受け皿も確認します。サイトを止めていた間、連絡の手段が消えています。電話や別の窓口を、案内に出しておきます。取引の途中の相手ほど、連絡が取れないことに不安を持ちます。短い案内でも、あるとないとでは大違いです。
最後に、社内への共有を行います。経緯、対応、期間、費用をまとめます。情報を扱う部門だけの話にしないことが大切です。営業も、顧客への説明で当事者になります。共有そのものが、次の備えになります。
二度目を防ぐための備え
再発の防止は、3つの入口に沿って考えます。認証の情報、更新、権限です。公的機関も、この3つを基本の対策として挙げています。最新の状態に保つこと、適切に管理すること、対策の道具を入れることです。特別なことは含まれていません。
更新は、担当と頻度を決めます。月に一度、決まった日に確認する形が続きます。自動の更新を使う場合も、控えを取ってからにします。互換性の問題で、表示が崩れることがあるためです。確認の環境があれば、そこで先に試します。
控えは、取る場所と期間を決めます。同じサーバの中だけでは、同時にやられます。別の場所に、世代を分けて残します。戻せるかどうかを、年に一度は試します。取っているだけで戻せない例が、実は多くあります。
- 管理の画面の合言葉を、他のサービスと使い回していない
- 2段階の確認を、管理の権限を持つ全員に設定している
- 使っている仕組みと追加の機能の更新を、月に一度確認している
- 控えを別の場所に、世代を分けて保存している
- 退職者と終了した外注先の権限を、その都度削除している
- 検索の管理画面の通知を、共用の窓口で受け取っている
監視の仕組みも検討します。ファイルの変化を知らせる道具があります。費用は月額の数千円からのものもあります。気づくまでの時間が、数週間から数時間に縮みます。被害の大きさは、気づくまでの時間でほぼ決まります。
連絡先も、先に控えておきます。最寄りの相談の窓口と、制作を頼んだ会社です。改ざんは、不正な接続を禁じる法律に触れる疑いがあります。捜査の対象になる場合もあるため、相談の窓口は控えておきます。起きてから探すと、初動が半日遅れます。
まとめ
サイトの改ざんは、見た目に出ません。先に気づくのは、検索の結果と管理の画面です。警告が出れば、無料の流入も広告も同時に止まります。被害の期間は、月の単位で見積もっておきます。だからこそ、早く気づく仕組みが最大の対策になります。
起きたときの順序は決まっています。記録の保全、停止の判断、範囲の調査、原因の特定です。そのうえで復旧し、認証の情報を入れ替えます。すべて直してから、審査を依頼します。1つでも残っていれば、差し戻されます。
備えは、3つの入口をふさぐことに尽きます。合言葉、更新、権限です。どれも、特別な技術は要りません。決めた日に、決めた人が確認するだけです。今日、その日付と担当を決めることから始めてください。
※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
AI×SEOに取り組む前に、社内のAI導入環境から整えませんか?
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