平均の順位は上がっても喜べない|数字の裏側を読み解く

「平均の掲載順位は上がったのに、押された数は減っている」「改善の成果として報告に書いたが、説明を求められて答えられない」——毎月の数字をまとめる担当者がつまずく場面です。これは計測の不具合ではありません。平均という計算の作られ方そのものから、順位と流入が逆に動くことがあります。この記事では、平均が何をならしているのかと、代わりに見るべき数字を整理します。
カメ先生平均の順位が上がったのに人が減るという現象はね、数字の間違いだと思われがちだが、計算の作り方から起きるんだ。
カメ子平均は、順位を足して割ったものではないのですか。
カメ先生足して割るのだけれど、割る対象が言葉ごとの順位なんだ。だから拾えた言葉の顔ぶれが入れ替わると、平均だけが動くことがある。
カメ子ならされる前の中身を見ないと読めない数字なのですね。分解の仕方から知りたいです。
- 平均の掲載順位は、すべての表示についての平均であり、単一の順位ではない
- 上がっても表示が減ることがある。下がっても成果が増えることがある
- 順位だけでは判断できない。表示の回数と押された割合を並べて見る
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平均の順位は単一の順位ではない
最初に、この数字の性質を押さえます。平均の掲載順位は、1つの順位を表す数字ではありません。すべての表示について、位置の平均をとったものです。1つの記事が、複数の検索の言葉で表示されます。言葉ごとに、位置が違います。その全部を、1つの数字にまとめています。
計算の仕組みは、単純です。位置の合計を、表示の回数で割ります。そこに1を足した数が、平均の掲載順位になります。算術の平均そのものです。特別な重みは、付いていません。
この作り方から、性質が決まります。表示の回数が多い言葉の位置が、強く影響します。表示が1万回の言葉と、10回の言葉では、重みが1000倍違います。少ない言葉の順位は、ほとんど反映されません。そこが読み取りの難しさになります。
複数の位置に表示された場合の扱いも、決まっています。1つの頁が、検索の結果の複数の場所に出ることがあります。その場合、最も上の位置が採用されます。下の位置は、計算に入りません。有利な側で計算される形です。
この記事では、この数字をどう読むかを扱います。上げることを目的にしない、という話です。上がっても成果が減ることがあるためです。何と並べて見るかを、示します。順に見ていきます。
なお、この数字は検索の結果のみで計算されます。他の検索の仕組みは、含まれません。その仕組みからの流入がある場合、全体像とはずれます。対象の範囲も、押さえておきます。報告のときに、注記が必要になります。
上がっても表示が減る場合がある
最初の落とし穴です。平均の順位が上がり、表示の回数が減る場合があります。原因は、下位で表示されていた言葉が消えたことです。30位で表示されていた言葉が、圏外になります。その言葉の分だけ、平均が改善します。同時に、表示の回数も減ります。
計算で確かめます。10位で100回、30位で100回表示されていたとします。平均は、20位です。30位の分がなくなると、平均は10位になります。順位は10位分改善し、表示は半分になります。
この状態は、改善ではありません。見つかる機会が、半分に減っています。それでも、平均の順位だけを見れば大きな改善に見えます。報告に順位だけを書くと、実態と逆の説明になります。並べて見る必要があります。
逆の場合もあります。新しい言葉で下位に表示され始めると、平均は下がります。50位で表示される言葉が増えた形です。表示の回数は増え、平均の順位は悪化します。これは、悪い変化ではありません。裾野が広がっている状態です。
したがって、順位の増減だけでは判断できません。表示の回数と、並べて見ます。両方が上がっていれば、改善です。片方だけなら、原因を確かめます。2つの数字で、判断します。
確かめ方は、言葉ごとの表を見ることです。期間を2つに分け、言葉ごとの表示の回数を比べます。消えた言葉と、増えた言葉が分かります。平均だけを見ていては、この動きが見えません。分解して見ます。
表示の回数はどう数えられるか
表示の回数の数え方にも、決まりがあります。ここを知らないと、数字の意味を読み違えます。現在表示されている頁に項目が載っていれば、カウントされます。見られたかどうかではありません。頁に含まれていれば、数えられます。この点が、重要です。
つまり、画面の下のほうに表示された分も数えられます。利用者が送らずに離れても、カウントされます。実際に見られた回数より、多い数字になります。この差を、見込んで読みます。見られた回数ではありません。
例外もあります。横に並ぶ形式や、展開する領域の項目です。これらは、送るか押すことで初めてカウントされます。含まれていても、操作されなければ数えられません。形式によって、扱いが違います。
頁送りが必要な場合も、扱いが決まっています。2頁目以降の結果は、送られなければカウントされません。そのため、下位の言葉の表示の回数は少なく出ます。実際には、もっと多くの人が検索しています。そこを混同しないようにします。
画像の検索では、別の決まりがあります。同じ頁から複数の画像が表示されても、記録は1回だけです。画像の数だけカウントされるわけではありません。画像を増やしても、表示の回数は増えません。そこも押さえます。
これらの決まりは、公式の説明に書かれています。読んでおけば、数字のずれの原因が分かります。他の道具の数字と合わないのは、数え方が違うためです。どちらが正しいかではなく、定義が違うだけです。定義を知って、使います。
表示されなかった言葉は記録されない
もう一つの性質があります。その言葉で表示されたことがない場合、順位は記録されません。数字の欄が横線になります。順位が悪いのではなく、記録が存在しない状態です。この違いを、混同しないようにします。意味が、まったく違います。
この性質が、平均の読み方に影響します。圏外の言葉は、平均に含まれません。そのため、平均は実際より良い数字になります。圏外の分が、計算から抜けているためです。上向きに偏った数字です。
狙っている言葉が圏外の場合も、同じです。平均には、まったく影響しません。狙いが外れていても、平均は良い数字を示します。狙った言葉を個別に見る必要があります。平均では、分かりません。
狙った言葉の一覧を、別に持っておきます。その言葉が記録されているか、順位はいくつかを見ます。記録がなければ、まだ届いていない状態です。平均とは別の管理になります。2つの見方を、分けます。
記録が始まった時点も、意味があります。横線から数字に変わったなら、進歩です。50位でも、圏外から入ったことは変化です。その動きは、平均には現れません。個別に追う価値があります。
なお、記録の有無は期間によって変わります。見ている期間に1回でも表示されれば、記録されます。期間を短くすると、横線が増えます。期間の長さも、数字に影響します。そろえて比べます。
平均だけを見て起きる誤り
実務で起きる誤りを、型で整理します。どれも、平均だけを見たことが原因です。共通しているのは、分解せずに判断した点です。平均は、要約された数字です。要約からは、原因が読めません。型を4つ挙げます。
1つめは、改善したと誤って報告する型です。下位の言葉が消えて平均が上がった場合です。表示と押された数は減っています。報告と実態が、逆になります。翌月に、説明が難しくなります。
2つめは、悪化したと誤って判断する型です。新しい言葉で下位に表示され始めた場合です。裾野が広がっているのに、悪化と判断してしまいます。改善の施策を、止めることになります。逆の判断です。
- 平均の順位だけを、月の報告の指標にする
- 順位が上がったら、表示と押された数を確かめずに改善と報告する
- 順位が下がったら、原因を分解せずに施策を止める
- 他の道具の順位と数字が違うことを、誤りとして扱う
- 狙った言葉の順位を、平均で代用する
3つめは、他の道具の数字と比べて混乱する型です。順位を測る道具は、数え方が違います。地域、端末、履歴の扱いが違うためです。どちらが正しいかではなく、定義が違うだけです。1つの道具を基準にして、追います。
代わりに見るべき数字
平均の順位を主要な指標にしないなら、何を見るか。見るのは、3つです。表示の回数、押された数、押された割合です。この3つで、状況が読めます。順位は、補いとして使います。順に説明します。
表示の回数は、見つかる機会の量です。増えていれば、検索の中での存在が広がっています。減っていれば、機会が失われています。最も分かりやすい数字です。まずここを見ます。
押された数は、成果に近い数字です。実際に来た人の数です。最終的に見るべきは、この数字です。表示が増えても、押された数が増えなければ意味がありません。並べて見ます。
押された割合は、その2つの関係を示します。表示に対して、どれだけ押されたかです。この数字が低いなら、題名か説明に問題があります。順位が高いのに低いなら、なおさらです。改善の場所が、分かります。
| 表示の回数 | 押された数 | 読み取り |
|---|---|---|
| 増えた | 増えた | 改善している。施策を続ける |
| 増えた | 変わらない | 下位での表示が増えた。題名の見直しも要る |
| 減った | 減った | 機会が失われている。原因を言葉ごとに探す |
| 減った | 増えた | 上位に集約された。良い変化として扱う |
表の4つの組み合わせで、判断できます。平均の順位は、この判断の後に見ます。原因の裏付けとして使う形です。主要な指標には、しません。順番を、決めておきます。
言葉ごとに分解して見る
原因を探すには、分解が必要です。平均から、言葉ごとの数字に降ります。期間を2つに分け、言葉ごとの表示の回数を比べます。消えた言葉と、増えた言葉が分かります。これが、原因を探す基本の作業です。手順にできます。
比べる期間は、同じ長さにそろえます。曜日のずれが出ないよう、7の倍数の日数にします。28日ずつで比べるのが、扱いやすい形です。月で比べると、日数が違います。そのずれが、数字に出ます。
並べ方は、変化の大きい順にします。表示の回数が減った言葉を、上から見ます。上位の5つを見れば、原因の大半が分かります。全部を見る必要はありません。大きく動いたものに、絞ります。
言葉の種類も、確かめます。会社名や製品名での検索が減ったのか。一般的な言葉での検索が減ったのか。前者は認知の問題、後者は記事の問題です。打ち手が、違います。
頁ごとの分解も、有効です。どの記事の表示が減ったかを見ます。1つの記事が原因なら、その記事を見ます。全体的に減っているなら、別の原因があります。範囲を、絞っていきます。
この作業は、30分ほどで終わります。毎月やる価値があります。平均だけを見て報告するより、説明ができます。原因が分かれば、次の打ち手も決まります。報告の質が、変わります。
順位を上げる施策の限界
順位を上げること自体は、意味があります。上位のほうが、押される割合が高いためです。ただし、上げられる範囲には限りがあります。同じ言葉で1位は1つだけです。全部を上げることは、できません。配分の判断が必要になります。
優先順は、表示の回数で決めます。表示が多く、順位が中位の言葉を狙います。上げたときの効果が、最も大きい範囲です。表示が少ない言葉を上げても、来る人は増えません。量が、効果を決めます。
すでに上位の言葉は、触りません。上げる余地が小さく、下がる危険があります。うまくいっているものを変えるのは、損の側に振れやすい判断です。余地のある範囲に、時間を使います。全部を対象にしません。
順位を上げずに成果を増やす方法もあります。押された割合を上げる形です。題名と説明を直せば、同じ順位で来る人が増えます。順位を上げるより、短い期間で効きます。先にこちらを試す判断もあります。
どちらを選ぶかは、数字で決まります。順位が高いのに押された割合が低いなら、題名です。押された割合は平均並みで順位が低いなら、順位です。2つの数字を並べれば、判断できます。迷う必要がありません。
なお、順位は自分で決められません。施策の結果として、後から変わるものです。目標に置くと、達成できないことがあります。行動の目標は、施策の実行数に置きます。結果の数字は、確かめる側に置きます。
報告に書くときの形
社内の報告に、この数字をどう書くか。順位だけを書くと、誤解を招きます。表示の回数、押された数、押された割合、順位の4つを並べます。順位は、最後に置きます。並べる順番が、読み方を決めます。形を決めておきます。
それぞれに、前の期間との差を添えます。増減が、一目で分かります。割合ではなく、実数と割合の両方を書きます。割合だけだと、規模が分かりません。両方を並べます。
大きく動いた言葉も、書きます。増えた言葉を3つ、減った言葉を3つです。これがあると、数字の動きの理由が説明できます。平均だけでは、質問に答えられません。分解の結果を、添えます。
順位に注記を付けます。平均であり、単一の順位ではないという説明です。毎回書くと煩わしいので、脚注に置きます。読む側が誤解する余地を、減らします。1行で足ります。
対象の範囲も、書きます。この数字は、1つの検索の仕組みのものだけです。他の仕組みからの流入は、含まれません。全体の数字と混同されないよう、明記します。報告の前提です。
なお、報告の頻度は月に1回で足ります。週ごとに見ても、変動の幅が大きいだけです。判断できるほどの差が、出ません。月でそろえると、比較もしやすくなります。頻度も、決めておきます。
他の道具の順位と合わない理由
順位を測る専用の道具もあります。その数字と、管理の道具の数字は合いません。理由は、測り方が違うことです。どちらかが誤っているわけではありません。違いの中身を、押さえておきます。3つあります。
1つめは、平均かどうかです。専用の道具は、特定の言葉での順位を測ります。管理の道具は、すべての表示の平均です。測っているものが、違います。比べる対象になりません。
2つめは、地域と端末です。検索の結果は、いる場所や端末で変わります。専用の道具は、指定した条件での順位を測ります。管理の道具は、実際に表示された全部の平均です。条件が、違います。
3つめは、数え方の細部です。広告や特殊な表示を、順位に含めるかどうかが違います。含める道具と、含めない道具があります。同じ位置でも、番号が変わります。この差も、積み上がります。
実務での扱いは、単純にします。1つの道具を基準にして、その中で追います。道具を混ぜると、比較ができなくなります。どちらを使うかを決め、変えません。一貫性が、判断を可能にします。
専用の道具が向く場面もあります。狙った言葉の順位を、日ごとに追う場面です。管理の道具では、言葉ごとの日次の動きが追いにくいです。目的で、使い分けます。どちらかが上ということではありません。
期間の選び方で数字が変わる
見る期間によって、数字が変わります。この影響も、押さえておきます。期間が長いほど、平均は安定します。短いと、変動の幅が大きくなります。どちらを使うかは、目的で決まります。使い分けます。
28日を基本にします。曜日が4回ずつ含まれ、偏りが出ません。月で見ると、日数と曜日の構成が変わります。その差が、数字に出ます。そろえて比べます。
反映の遅れも、考えます。直近の数日は、まだ確定していません。2日から3日の遅れを見込んで、期間を決めます。当日までを含めると、数字が低く出ます。確定した範囲で、見ます。
長期の傾向は、3か月で見ます。季節の影響も、含めて判断できます。1か月では、季節と施策の効果が分けられません。前の年の同じ期間とも、比べます。季節の影響を、切り分けられます。
期間を変えて何度も見るのは、避けます。都合のよい数字を選ぶことになります。見る期間を先に決めて、そのまま報告します。後から変えると、比較ができません。決めた形を、守ります。
記録も残します。いつ、どの期間の数字を見たかを書きます。数字が後から変わることがあるためです。取得した日時を、報告に添えます。1行で足ります。
改善の順番を決める
数字を読んだら、打ち手を決めます。順番があります。押された割合、表示の回数、順位の順に見ます。この順番は、効果が出る速さの順です。押された割合は、数週間で動きます。順位は、数か月かかります。
表示は多いのに押されていない記事を選びます。順位が高いものから見ます。
その記事が表示されている言葉を確かめ、題名の前半に入れます。
期間を2つに分け、表示が減った言葉を5つ挙げます。記事ごとの動きも見ます。
記事の内容が古い、競合が増えた、意図が変わったのいずれかを判断します。
上げたときの効果が最も大きい範囲です。上位の言葉は、触りません。
この5段のうち、最初の2段は短い期間で効きます。順位を待たずに、成果を動かせます。先にここを済ませると、次の作業に余裕が生まれます。順位の改善は、時間がかかる作業です。並行して進めます。
生成AIに任せられる部分
数字の読み取りにも、任せられる部分があります。任せやすいのは、分解と比較の作業です。言葉ごとの数字を渡し、増減の大きい順に並べさせます。件数が多いほど、効果が出ます。手作業では、見落とします。任せる範囲を、決めます。
渡すのは、2つの期間の言葉ごとの表です。表示の回数、押された数、順位の3列です。増減を計算させ、大きい順に並べさせます。そのうえで、消えた言葉と現れた言葉を分けさせます。整理までが、任せる範囲です。
読み取りの案も、出させられます。整理した結果を渡し、考えられる原因を挙げてもらいます。ただし、その原因が正しいかは人が確かめます。サイトの事情や、施策の履歴を知らないためです。候補として、扱います。
- 言葉ごとの数字の分解と並べ替えは、任せやすく効果が大きい
- 原因の候補を挙げさせるのは有効。ただし正しさは人が確かめる
- 施策の履歴や社内の事情を知らないため、結論は任せない
- 報告の文章の下書きも作れる。数字の解釈は人が確かめる
結論の判断は、人が行います。改善なのか悪化なのかは、事業の目的によって変わります。裾野を広げる時期なのか、上位を固める時期なのか。その文脈を、渡せません。判断は、残します。
報告の文章の下書きも、任せられます。整理した数字と、確かめた原因を渡します。報告の形式に沿って、文章にしてもらいます。書く時間が、短くなります。数字の解釈は、人が確かめます。
押さえておきたい言葉の意味
この分野には、似た言葉が並びます。意味を短く整理しておきます。混同すると、報告が読めなくなります。3つだけ押さえます。深く覚える必要はありません。順に見ます。
1つめは、表示の回数です。検索の結果の頁に、自社の項目が載った回数です。見られた回数ではありません。載っていれば、数えられます。この違いが、他の数字とのずれの原因になります。
2つめは、押された数です。検索の結果から、自社の頁に移った回数です。検索の中に留まる操作は、含まれません。言葉を絞り込む操作などは、数えられません。外に出る動きだけです。
3つめは、押された割合です。押された数を、表示の回数で割った数字です。順位が高いほど、この数字は高くなります。同じ順位で低いなら、題名か説明に原因があります。改善の場所を示す数字です。
これらの言葉は、道具の画面にそのまま出てきます。意味が分かれば、どの数字を見るかが決まります。全部を理解する必要はありません。この3つで足ります。そこは割り切ります。
なお、公式の説明は日本語で読めます。定義が変わることもあるため、年に1回は確かめます。変わっていれば、報告の注記も直します。定義に基づいて、数字を読みます。そこが出発点です。
記録を残すことも、忘れずに行います。どの記事の題名を直し、どの言葉を狙ったかです。3か月後に、効果を確かめられます。記録がないと、何をしたかが分かりません。1行で足ります。
順位の改善は、競合の動きにも左右されます。こちらが何もしなくても、下がることがあります。競合が新しい記事を出した場合です。自社の施策だけで、順位は決まりません。そこも見込んで、判断します。
競合の動きは、検索の結果を見れば分かります。狙っている言葉で、上位に並ぶ頁を見ます。前の月と変わっていれば、動きがあります。月に1回、上位10件を記録します。10分で終わる作業です。
この記録があると、順位の変動の説明ができます。自社の要因か、競合の要因かが分かります。施策を止める判断も、正しくできます。外の要因で下がったなら、施策は続けます。切り分けが、可能になります。
社内で数字を共有するときの注意
この数字を社内で共有すると、誤解が生まれやすくなります。順位という言葉が、直感的に分かりやすいためです。1位を目指す話だと、受け取られます。平均であることが、伝わりません。伝え方を、工夫します。順に整理します。
最も簡単な対策は、名前を変えて伝えることです。「平均の順位」ではなく「表示された位置の平均」と書きます。平均であることが、名前に含まれます。説明の手間が、減ります。1語の工夫です。
目標に置かないことも、決めておきます。この数字を目標にすると、逆の行動を招きます。下位の言葉を捨てれば、数字は良くなります。成果は減りますが、目標は達成されます。目標にしてはならない数字です。
目標に置くのは、押された数です。成果に最も近い数字です。この数字なら、増やす行動と成果が一致します。順位は、原因を探すための数字として使います。役割を、分けます。
報告の場では、質問を想定します。「順位が上がったのに、なぜ来る人が減ったのか」です。この質問に答えられる形で、資料を作ります。言葉ごとの分解を、添えておきます。その場で説明できます。
報告の形も、一度決めたら変えません。毎回並べ方が違うと、前の月と比べられません。同じ形で続けると、変化だけが見えます。読む側の負担も、減ります。形をそろえることに、価値があります。
説明の資料は、1度作れば使い回せます。平均の作られ方を、図で1枚にします。毎回説明する手間が、なくなります。新しい担当にも、渡せます。作る価値があります。
よくある質問
平均の順位が1位に近いのに来る人が少ないのはなぜですか
表示の回数が少ない可能性があります。検索されることが少ない言葉で、1位になっている状態です。順位が高くても、機会の量が小さければ来る人は増えません。表示の回数を、並べて確かめてください。量と位置の両方が、必要です。
順位が記録されていない言葉はどう扱いますか
その言葉で表示されたことがない状態です。順位が悪いのではなく、記録が存在しません。狙っている言葉なら、まだ届いていないと判断します。平均には影響しないため、個別に管理します。一覧を別に持ってください。
他の検索の仕組みからの流入は含まれますか
含まれません。この数字は、1つの検索の仕組みのみで計算されます。他の仕組みからの流入がある場合、全体像とはずれます。報告には、対象の範囲を注記してください。全体の数字は、解析の道具で見ます。
週ごとに見る意味はありますか
変動の幅が大きく、判断には使いにくいところです。月に1回、28日ずつで比べるのが扱いやすい形です。急な変化を見たいときだけ、短い期間で見ます。通常の報告は、月でそろえてください。比較もしやすくなります。
まとめ
平均の掲載順位は、すべての表示についての平均です。位置の合計を表示の回数で割り、1を足した数字です。そのため、下位の言葉が消えると平均は上がります。表示の回数と押された数は、同時に減っています。順位だけを見ると、実態と逆の説明になります。
見るのは、表示の回数、押された数、押された割合の3つです。順位は、原因の裏付けとして最後に見ます。原因を探すときは、期間を2つに分けて言葉ごとに分解してください。28日ずつでそろえると、曜日のずれが出ません。目標に置くのは、押された数です。
※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
データ分析にAIを活かす第一歩、まずは導入から始めませんか?
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