動画を検索結果に出す4つの指定|サムネイルと再生位置

「自社の頁に動画を埋め込んだのに、動画の枠には出てこない」「頁は検索結果に出ているのに、なぜ動画だけ拾われないのか」——動画を作った企業から、繰り返し届く質問です。置いただけでは、そこに動画があると伝わりません。検索する側に渡すべき指定が、いくつか決まっています。この記事では、渡す項目と、拾われないときに見る順番を整理します。
カメ先生動画はね、頁に埋め込めば検索する側に伝わると思われがちだが、実際には別の形で知らせないと動画として扱われないんだ。
カメ子埋め込んである時点で、そこにあることは分かるのではないのですか。
カメ先生見た目には映っていても、機械が読むのは指定された項目のほうだ。題名も長さも、渡していなければ無いのと同じになる。
カメ子渡す項目のほうが決まっているのですね。
- 動画の存在は、構造化データか動画サイトマップで伝える
- サムネイルには形式と大きさ、透明度の条件がある
- 動画ごとに専用の再生ページを作るのが公式の推奨
AI×SEOに取り組む前に、社内のAI導入環境から整えませんか?
デボノはアカウント開設・初期設定など「そもそものAI導入」から社内定着まで伴走支援。マーケティング活用など一歩進んだご相談にも対応します。
動画は置いただけでは伝わらない
公式のドキュメントでは、Googleがvideo、embed、iframe、objectの要素から参照される動画を見つけられると書かれています。つまり埋め込み自体は認識の対象になります。しかし、認識されることと、動画の枠に並ぶことは別です。並ぶには、その動画が何で、どのくらいの長さで、どんな絵柄なのかという情報が必要になります。
この情報を渡す手段が2つ用意されています。1つは構造化データで、頁の中に動画の情報を書き込む方式です。もう1つは動画サイトマップで、サイト全体の動画を一覧にした別のファイルを置く方式です。どちらでも伝わりますが、運用の負荷が違うため、体制に合うほうを選びます。
実務でよくある取り違えは、外部の配信の場に上げた動画を埋め込んだから大丈夫だと考えることです。外部の場に上げた動画は、その場の中では扱われています。しかし自社サイトの頁が動画の頁として扱われるかは別です。自社サイトからの流入を増やしたいなら、自社の頁の側でも情報を渡す必要があります。
逆に、自社サイトに動画を置く目的が「頁に来た人に見せる」だけなら、この指定は必須ではありません。検索の動画の枠から人を呼びたいのか、すでに来ている人に見せたいのか。目的を先に決めれば、どこまで手をかけるかの線が引けます。
| 伝え方 | 書く場所 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 構造化データ | 頁の中(動画ごと) | 動画の頁が少数で、頁ごとに手を入れられる |
| 動画サイトマップ | 別のファイル(一覧) | 動画が多く、仕組みで一覧を出力できる |
| 両方 | 頁と一覧の両方 | 情報が食い違わない前提なら併用してよい |
構造化データで渡す項目
構造化データで動画を伝える場合、主に使う項目は決まっています。動画の題名、説明、サムネイルの場所、公開した日、再生の長さ、そして動画ファイルの場所です。英語の項目名では、name、description、thumbnailUrl、uploadDate、duration、contentUrlに当たります。このうち、題名と説明とサムネイルは必ず埋めるべき項目として扱われます。
実務では、説明の書き方で差が出ます。頁の説明文をそのまま流用すると、動画の中身と一致しないことがあります。動画で何が見られるかを書くのが正しい形です。「製品の紹介」ではなく「取り付けから初回の設定までを画面で追う」と書けば、検索した人が中身を判断できます。
再生の長さは、検索結果に表示される情報のひとつになります。3分の動画と40分の動画では、押すかどうかの判断が変わります。ここを空にしておくと、判断材料を1つ捨てることになります。公開した日も同様で、古い動画かどうかを読者が見る手がかりになります。
注意したいのは、書いた情報と実際の内容が食い違ってはいけないという点です。公式のよくある問題の一覧でも、構造化データの情報と実際の内容が一致していないことが挙げられています。動画を差し替えたのに長さを直していない、サムネイルだけ古いまま残っている。こうした食い違いは、拾われない原因になります。
サムネイルの条件を満たす
サムネイルには、はっきりした条件が示されています。使える形式は、BMP、GIF、JPEG、PNG、WebP、SVG、AVIFです。大きさは60かける30ピクセル以上で、大きいほうが好ましいとされています。この下限は低いので、実務では「小さすぎて弾かれる」ことより、「小さくて選ばれない」ほうが問題になります。
見落としやすいのが透明度の条件です。公式には、ピクセルの80パーセント以上でアルファ値が250を超えていることが求められると書かれています。言い換えれば、画像のほとんどが不透明である必要があります。透過した部分の多いPNGをサムネイルに使うと、この条件で外れる可能性があります。
もう1つの条件が、URLの安定性です。有効期限の短いURLは避けるよう書かれています。画像の配信の仕組みが、一定時間で無効になる署名付きのURLを発行している場合、読み取りに来たときには画像が消えています。この形は法人向けの配信の仕組みでよく使われるので、確認しておく価値があります。
- サムネイルは動画の1コマをそのまま切り出すより、内容が分かる場面を選ぶ
- 透過部分の多い画像は条件から外れる可能性がある
- 一定時間で無効になるURLでは、読み取りに間に合わない
動画サイトマップで渡す項目
動画が多い場合は、一覧のファイルで渡すほうが運用が楽になります。書く項目は、動画を再生する頁のURL、プレーヤーの場所、動画ファイルの場所です。英語の項目名では、player_locとcontent_locに当たります。どちらか一方があれば足りる場面もありますが、両方あるほうが確実です。
この方式の利点は、頁に手を入れなくても更新できる点です。動画を追加したら一覧を作り直すだけで済みます。配信の仕組みが動画の一覧を自動で出力できるなら、運用の手間はほぼゼロになります。逆に手作業で書き続ける前提なら、更新が止まって古い情報が残る事故が起きます。
有効期限も、この一覧で指定できます。期限を書いておけば、その日を過ぎた動画は検索結果に含まれなくなります。期間限定の案内動画、終了したイベントの録画などで役に立ちます。逆に、期限を過去の日付にしてしまうと、見せたい動画が出なくなります。
一覧を置いたあとは、サーチコンソールでその一覧を届けます。届けたあと、読み取りの結果を見て、件数が想定と合っているかを確かめます。一覧に100本書いたのに読み取られたのが10本なら、書き方か、頁の側に問題があります。
動画ごとに専用の再生ページを作る
公式の推奨で、実務への影響がいちばん大きいのがここです。各動画に専用の再生ページを作ること、そして題名と説明をページごとに固有にすることが挙げられています。さらに、1つの頁に1つの動画を基本とする形が示されています。つまり、動画を10本まとめた一覧の頁は、推奨の形から外れています。
公式には、埋め込み動画を評論するブログは動画再生ページではない、という説明もあります。動画が主役ではなく、文章が主役の頁は、動画の頁として扱われないということです。記事の途中に参考として動画を貼っている場合、この扱いになる可能性があります。
法人向けのサイトでは、この推奨が運用と衝突しがちです。「動画一覧」の頁に全部並べたい、製品ページの中に説明動画を置きたい、という要望はどちらも自然です。解き方は、両方を持つことです。一覧や製品ページはそのまま残し、動画1本ごとの再生ページを別に作って、そこを検索の入口にします。
このとき気をつけるのは、中身が重複した頁を増やすことになる点です。再生ページには、その動画固有の説明、文字での要点、関連する頁への案内を置いて、動画を貼っただけの薄い頁にしないでください。薄い頁を大量に作ると、別の問題を招きます。
主要な場面を指定して、途中から再生させる
長い動画では、見たい場面から再生できるようにする指定があります。方法は2つで、1つはClipの構造化データ、もう1つはSeekToActionの構造化データです。前者は各区間の開始と終了、そして区間の名前を自分で指定します。後者は、時刻をURLに埋め込む方法をGoogleに伝えて、区間の切り出しは自動に任せます。
使い分けは、手間と精度の兼ね合いです。区間の名前を自分で付けたいなら前者を選びます。動画の本数が多く、1本ずつ区間を切る余裕がないなら後者です。自動に任せると、こちらの意図した区切りとずれることがありますが、手間はかかりません。
外部の配信の場に置いた動画については、説明文に時刻と区間の名前を書くだけでよい、という説明が公式にあります。つまり、その場に上げた動画なら、構造化データを書かずに同じ効果を狙えます。この差は運用の負荷に直結するので、動画の置き場所を決める判断材料になります。
法人向けの動画で、この指定が効くのは手順の説明や、長い解説です。「取り付け」「配線」「初回の設定」「よくある詰まり」と区切っておけば、検索した人が必要な場面から見られます。問い合わせを減らす目的の動画なら、最初から見せない設計のほうが役に立つ場面が多いでしょう。
検索から外したい動画の扱い
すべての動画を検索に出したいわけではありません。顧客向けの限定の内容、社内向けの記録、公開の期間が終わったものは外したいはずです。公式には、外す方法が4つ示されています。頁で404を返す、noindexを付ける、有効期限を過去の日付にする、削除の依頼を送る、です。
使い分けの目安を押さえてください。頁ごと消すなら404、頁は残して検索から外すならnoindex、期間の終了で自動的に外したいなら有効期限。急いで消したいときだけ、削除の依頼を使います。普段の運用では、有効期限を最初から入れておくのがいちばん手がかかりません。
- 限定公開の動画を、検索から外す指定なしで頁に埋め込む
- 期間が終わった案内動画を、そのまま置き続ける
- 有効期限を誤って過去の日付にして、見せたい動画を消してしまう
- 頁は消したのに、動画サイトマップから削除し忘れる
- noindexを付けた頁を、動画サイトマップに載せ続ける
最後の2つは、実際によく起きます。頁を消しても一覧に残っていると、読み取りのたびに存在しない頁を見に来ます。noindexと一覧への掲載が矛盾していると、指示が食い違った状態になります。動画を消すときは、頁と一覧の両方を直す、と手順に書いておいてください。
拾われないときに見る順番
指定を入れたのに動画の枠に出ない。このとき、思いつく順に手を入れると原因が分からなくなります。見る順番を決めておきましょう。上から順に、頁が検索に載っているか、動画が読み取られているか、情報に不備がないか、内容に問題がないか、の4段です。
最初の段は、頁そのものです。頁がインデックスされていなければ、動画の話に進む前に止まっています。サーチコンソールの検査で1本ずつ確かめます。ここで詰まっているなら、原因は動画ではなく、サイトの構造やクロールの側にあります。
2段目は、動画が見つかっているかです。サーチコンソールには、動画の掲載に関するレポートが用意されています。ここに件数が出ていれば、少なくとも動画として認識されています。0件のままなら、構造化データが読み取れる形になっていないか、描画の段階で動画が現れていません。
3段目が、情報の不備です。サムネイルが読み取れない、説明が空、長さが実際と違う。レポートに警告として出ることが多いので、1つずつ潰します。4段目は内容の問題で、ここまで来て出ないなら、その動画を出す価値が低いと判断されている可能性があります。
この4段を、1回で全部見ようとしないでください。1段ずつ直して、次の読み取りを待つのが正しい進め方です。同時に3か所を変えると、どれが効いたのか分からなくなります。動画の読み取りは頁より頻度が低いため、結果が出るまでに数週間かかることもあります。焦って触り続けると、原因の切り分けができなくなります。
よくある技術的な詰まり
公式には、よくある問題の一覧が示されています。対応していない動画の形式を使っている、URLの後ろの識別子で動画を読み込んでいる、画面を組み立てる処理で挿入した動画が描画されていない、サーバーの余力が足りず読み取りに失敗している、構造化データと実際の内容が食い違っている、です。どれも、動画は存在するのに見つからない形になります。
このうち法人向けのサイトで多いのは、画面を組み立てる処理で動画を挿入している場合です。利用者の画面では正しく再生されるのに、読み取りの段階では何もない頁に見えます。確認は、サーチコンソールの検査で描画後の内容を見るのが確実です。そこに動画の要素が出ていなければ、この型です。
サーバーの余力の問題は、動画を自社で配信している場合に起きます。読み取りに来たときに応答が遅いと、途中であきらめられます。動画は容量が大きいので、頁の読み取りより負荷が高くなります。配信の仕組みを外部に任せる、という判断がここで出てきます。
形式の問題は、古い素材を持ち込んだときに起きます。対応していない形式のまま置いていると、読み取りの対象になりません。社内の記録用に作った古い動画をそのまま公開に回すときは、書き出し直すことを前提にしてください。
自社に置くか、外部の場に置くか
ここまでの作業量を見ると、外部の配信の場に上げるほうが楽に見えます。実際、主要な場面の指定は説明文の時刻表記で済み、サムネイルの条件も配信の場が処理します。サーバーの余力の問題も起きません。手間だけを見れば、外部に上げる選択が有利です。
それでも自社に置く理由は、流入を自社の頁に集めたいからです。外部の場で見られると、その場の中で次の動画へ流れていきます。自社の頁で見られれば、そのまま資料の請求や問い合わせにつなげられます。この差は、法人向けでは無視できません。
現実的な解き方は、両方に置くことです。外部の場には露出のために上げ、自社サイトには専用の再生ページを作ります。外部の場の動画を自社の頁に埋め込む形にすれば、動画ファイルの管理は1か所で済みます。ただしその場合、自社の頁の側の構造化データは自分で書く必要があります。
判断の目安を持っておきましょう。動画が月に1本以下なら、自社の頁も手作業で足せます。月に5本以上になるなら、動画サイトマップの自動出力を用意しないと続きません。続けられる形を先に決めることが、指定の内容より大事です。
なお、外部の場に上げた動画を自社の頁に埋め込む形では、動画ファイルそのものは自社のサーバーを通りません。そのため読み取りの負荷の問題は起きません。一方で、動画の再生の記録は外部の場に残るため、自社の解析の道具だけでは再生されたかどうかが分かりません。測りたい行動があるなら、どちらの記録を使うかを先に決めておいてください。
動画の題名と説明の書き方
指定を埋めるだけでは、押されません。検索結果に出たあと、動画を押すかどうかは題名とサムネイルで決まります。ここは検索の記事と同じ考え方です。ただし動画には、文章にはない判断材料が2つ付きます。再生の長さと、絵柄です。
長さは、期待の設定に使えます。「3分で分かる」と書いておいて8分あると、途中で離脱されます。逆に、腰を据えて見る前提の内容なら、長さを隠さないほうが最後まで見られます。題名に長さを書くかどうかは、見せたい相手で決めてください。
説明については、動画で何が見られるかを具体的に書きます。画面の操作が映るのか、実物が映るのか、人が話しているだけなのか。これが分かるだけで、見たい人と見たくない人が正しく分かれます。全員に押させる必要はありません。
サムネイルは、動画の1コマをそのまま切り出さないほうがよいでしょう。話している途中の絵は、何の動画か分かりません。内容が判断できる場面を選ぶ、または短い言葉を入れた絵を用意します。ただし文字が多すぎると小さく表示されたときに読めません。
動画の効果をどう測るか
検索の動画の枠から流入が来ているかは、サーチコンソールで確かめられます。検索結果の見え方で絞り込めば、動画として表示された分の数字が見られます。ここでの表示回数とクリック率を見れば、サムネイルと題名の効きが判断できます。文字での検索結果とは別の数字なので、混ぜないでください。
そのうえで、再生されたかどうかは別の測り方が必要です。頁に来たのに再生されていないなら、頁の中で動画が見つけにくい可能性があります。配信の仕組みが再生の記録を持っているなら、それを解析の道具に渡して測ります。外部の場に上げた動画なら、その場の分析で見られます。
法人向けで意味があるのは、見たあとに何をしたかです。動画を見た人が資料を請求したか、問い合わせに進んだか。再生の回数だけを追うと、見られているのに何も起きない状態を良いことだと誤解します。再生の先を測る設計を、最初に入れておいてください。
測るときに気をつけたいのが、再生の回数だけが独り歩きすることです。動画は数字が大きく出やすく、報告では見栄えがします。1万回再生されたと書けば、成果があったように読めます。しかし自動で再生が始まる設定にしていれば、その回数は「頁を開いた人の数」に近い値になります。何を数えているのかを、最初に書き留めておいてください。
測り方が固まっていないうちは、動画の本数を増やさないほうが安全です。何が効いたか分からないまま増やすと、作り方の型が固定されてしまいます。1本目で測る仕組みを作り、2本目でその数字を見て、3本目から型を決める。この順番が結局は早いでしょう。
公開前に権利と映り込みを確かめる
指定の話に集中していると抜けるのが、その動画を公開してよいのかという確認です。検索の動画の枠に出るということは、自社の頁を知らない人にも届くということです。社内向けに作った素材をそのまま公開に回すと、映ってはいけないものが外に出ます。指定を入れる前に、この確認を挟んでください。
確かめる先は大きく3つあります。1つ目は音楽で、使った音源が公開の配信に使える条件かどうかです。2つ目は映り込みで、画面に他社の資料や個人の名前、取引先の社名が入っていないかです。3つ目は出演者で、社員が映っている場合に公開の範囲の合意が取れているかです。
映り込みは、画面を撮った動画でとくに起きます。操作の説明をしていると、画面の隅に通知が出る、一覧に実際の取引先の名前が並ぶ、アカウントの名前が表示される。検索から人が来る前提なら、公開後に気づいても手遅れになることを踏まえて、書き出す前に確認します。
出演者の合意は、退職や異動を見越して取っておくのが実務です。「社内向けに使う」という合意で撮った素材を、あとから検索の入口に回すと約束の範囲を超えます。撮影の前に、公開の範囲と期間、退職後の扱いまで書面で決めておくと、あとで動画を差し替える手間が消えます。
確認が終わったら、その記録をどこに残すかも決めてください。動画は担当が交代しても残ります。半年後に「この動画は使ってよいのか」と聞かれたとき、答えられる形にしておく必要があります。動画の一覧に、音源の出所と出演者の合意の有無を並べて書くだけで足ります。
運用に落とすときの手順
最後に、動画を1本公開するときの手順を整理します。毎回この順に進めれば、指定の抜けと、消し忘れの両方を防げます。動画の担当が交代しても、同じ品質で回せます。
動画1本につき1頁を作り、題名と説明をその動画固有の内容にします。文字での要点と、関連する頁への案内も置きます。動画を貼っただけの薄い頁にしないことが要点です。
内容が判断できる場面を選び、透過部分のない形式で書き出します。URLが一定時間で無効になる配信の仕組みを使っていないか確かめます。小さく表示されたときに何の絵か分かるかを見ます。
題名、説明、サムネイルの場所、公開日、長さ、動画の場所を埋めます。本数が多いなら一覧のファイルに寄せます。有効期限が決まっているものは、この時点で入れておきます。
5分を超える動画は、区間を切るかどうかを判断します。区間の名前を自分で決めたいなら区間の指定、手間を抑えたいなら時刻の埋め込み方を伝える指定を選びます。
サーチコンソールで頁を検査し、描画後に動画の要素が出ているかを見ます。動画の掲載のレポートに件数が増えているかも確かめます。警告が出ていれば、その場で潰します。
期間が終わったら、有効期限か検索から外す指定を入れます。頁を消す場合は、動画サイトマップからも削除します。片方だけ直すと、指示が食い違った状態が残ります。
動画に付ける文字の情報も用意する
動画の指定とは別に、文字での情報を用意しておくと効きます。理由は3つあります。音を出せない環境で見る人がいること、読み上げの機能を使う人がいること、そして文字は検索の対象になることです。動画の中身は、文字にしておかないと検索から届きません。
いちばん手軽なのは、動画の内容を要約した文章を再生ページに置くことです。全文の書き起こしまで要らない場面も多いでしょう。見出しごとに数行ずつ、動画で何を説明しているかを書くだけで、検索から拾われる語が増えます。作業は、動画1本につき30分ほどで済みます。
字幕のファイルを付ける場合は、自動で作った文字をそのまま使わないでください。製品名や専門の語は、まず間違って変換されます。間違った字幕は、付けていないより印象を悪くします。自動で下書きを作り、固有名詞だけ直す、という進め方が現実的です。
なお、字幕と読み上げの対応は、検索のための作業ではありません。音のない環境で見る人、聞き取りに困難のある人に届けるための作業です。結果として検索にも効きますが、目的を取り違えると、「検索に効かないならやらない」という判断に流れます。
着手前に確かめること
動画の指定に手を付ける前に、次の項目を確かめてください。ここで方針が決まっていないまま作業を始めると、途中で全部やり直しになります。
- 検索の動画の枠から人を呼びたいのか、来た人に見せたいのかが決まっているか
- 動画を自社に置くか、外部の場に置くか、両方かが決まっているか
- 動画1本ごとの再生ページを作れる体制があるか
- 動画が月に何本増える見込みかを把握しているか
- サムネイルのURLが一定時間で無効になる仕組みを使っていないか
- 有効期限を入れるべき動画(期間限定の案内など)を洗い出したか
- 再生の先の行動を測る仕組みが用意されているか
- 動画を消すときに頁と一覧の両方を直す手順が書かれているか
とくに2つ目と4つ目は、あとから変えると作業が二重になります。本数が増える見込みが立っているなら、最初から一覧のファイルを自動で出力する形にしてください。手作業で10本まで進めてから切り替えると、過去の分の整合を取る手間が余計にかかります。
まとめ
自社サイトに置いた動画を検索の動画の枠に出すには、動画の存在と中身を伝える指定が必要です。伝え方は構造化データと動画サイトマップの2つで、題名、説明、サムネイルの場所、公開日、長さ、動画の場所を埋めます。サムネイルには形式と大きさ、そしてほぼ不透明であることという条件が付きます。動画ごとに専用の再生ページを作るのが公式の推奨です。
長い動画は、区間を指定して途中から再生できるようにします。外に出したくない動画は、有効期限か検索から外す指定で扱います。拾われないときは、頁のインデックス、動画の読み取り、情報の不備、内容の順に見ます。本数が増える見込みがあるなら、一覧を自動で出力する形を最初に用意してください。そして公開の前に、音源と映り込みと出演者の合意を確かめる。この1工程を挟むだけで、公開後の作り直しがほぼ消えます。
※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
AI×SEOに取り組む前に、社内のAI導入環境から整えませんか?
デボノはアカウント開設・初期設定など「そもそものAI導入」から社内定着まで伴走支援。マーケティング活用など一歩進んだご相談にも対応します。
