レポートにその他という行が出る原因|集計の上限を知る

レポートにその他という行が出る原因|集計の上限を知る

「一覧の途中にその他という行があり、そこに大きな数字が入っている」「内訳を見たいのに、肝心な部分がまとめられている」——レポートを配る側が説明に困る場面です。これは不具合ではありません。集計して並べられる行数に上限があり、超えた分がまとめられた結果です。この記事では、上限の考え方と、内訳を見えるようにする回避の順序を整理します。


カメ先生カメ先生

その他という行が出るのはね、記録が取れていないからじゃない。集計して並べられる行数に上限があるからなんだ。


カメ子カメ子

記録はあるのに、表に出せていないということですか。


カメ先生カメ先生

そう。値の種類が多い項目ほど上限に当たりやすい。だから項目の選び方と期間の取り方で、見える内訳は変わってくる。


カメ子カメ子

上限のほうを避ける工夫があるのですね。どの項目で起きやすいのかから見ていきます。


この記事のポイント
  • 「その他」の行は、テーブルの行数が上限を超えた場合に表示される
  • 値が500を超えるディメンションは高基数のものとみなす目安が示されている
  • 回避は、使うディメンションを減らすか、期間を短く切ることから始める

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目次

その他の行を見たときに何を疑うか

報告の資料を作っている途中で「その他」の行に出会うと、作業が止まります。上位の10行を見せるつもりだったのに、その他の行が上位に食い込んでいて、内訳が説明できない。この状態では報告に使えません。

最初に疑われるのは設定の不備です。記録の設定が間違っている、定義が壊れている、取り込みが失敗している。こうした方向で調べ始める人が多いところです。

しかし、原因はそこではありません。記録は正しく取れています。レポートに出せる行数に上限があり、上限を超えた分がひとまとめにされているだけです。

公式の説明では、この行についてテーブルの行数が上限を超えた場合に、レポート、データの探索、データの取得の応答に表示される行と書かれています。原因が集計の側にあることが明記されています。

この理解に立つと、対処の方向が変わります。設定を直すのではなく、集計する対象を減らすか、見る期間を変えることになります。無駄な調査の時間を使わずに済みます。

以下では、上限の考え方、上限を超えやすいディメンションの性質、そして回避の順序を見ていきます。最後に、その他の行が残ったまま報告する場合の書き方にも触れます。完全に消せない場合もあるためです。

この行の存在は、解析の道具が完全な内訳を見せるものではないという事実の表れでもあります。記録は残っているが、集計して見せる段階に制約がある。この二段構造を理解しておくと、他の場面でも判断が速くなります。数字が出ないときに「記録されていない」と結論づけるのは早すぎます。記録の段階と集計の段階のどちらに原因があるのかを分けて考える習慣が役に立ちます。

どんなときに現れるのか

この行が現れるのは、一覧に並べる項目の種類が多すぎるときです。項目の種類が上限を超えると、上位の分だけが表に並び、残りがまとめられます

項目の種類が多くなる例を挙げます。頁の住所を一覧にする場合、サイトの頁数だけ種類があります。検索の語を一覧にする場合、検索された語の数だけ種類があります。

大規模なサイトほど起きやすくなります。頁が数万ある、商品の一覧に絞り込みの住所が無数にある。こうした構造では、項目の種類が容易に数万を超えます。

小規模なサイトでも起きます。利用者ごとに違う値を記録している場合です。注文の番号、問い合わせの識別の番号。これらは記録の件数と同じだけ種類が生まれます

期間を長く取ると、種類も増えます。1か月では収まっていた項目の種類が、1年に広げると数倍になります。同じレポートでも、期間の指定によってその他の行が出たり出なかったりします。

この性質を知っていると、その他の行に出会ったときにまず期間を短くしてみる、という対処が思い浮かびます。これは後で扱う回避の順序の最初の一手になります。

報告の頻度も関係します。毎週の報告では期間が短いためその他の行が出にくく、年次の報告では出やすくなります。同じ内容の報告なのに年に一度だけ問題が起きる、という形になります。年次の報告の形式は、月ごとの数字を並べる形にしておくと、この問題を避けられます。年間の合計を1つの表で出す形は、上限の面でも読みやすさの面でも不利になりがちです。報告の設計の段階で決めておく話です。

行数の上限という考え方

公式の説明には、上限の具体的な数字も一つ示されています。頁と画面のレポートを支えているテーブルの行の上限が10万行という記述です。

10万行と聞くと大きく感じますが、対象によっては簡単に超えます。絞り込みの住所が生成されるサイトでは、頁の種類が10万を超えることがあります。商品の一覧に条件を付ける仕組みがあれば、組み合わせの数だけ住所が生まれます。

上限は、レポートの種類によって違います。10万行という数字は一つの例で、他のレポートやテーブルには別の上限が設定されています。すべての上限が公表されているわけではありません。

そのため、上限の数字を覚えて計算するという使い方はできません。上限があるという事実と、超えると何が起きるかを知っておく。この理解が実務では十分です。

上限を超えたとき、どの行が表に残るのかも気になるところです。多いものが残り、少ないものがまとめられる形になります。そのため、上位の分析には影響が小さく、裾の分析には大きく影響します。

この非対称は実務では重要です。上位20件を見る分析ならその他の行があっても問題ありません。しかし「あまり見られていない頁を探す」という分析は、その他の行の中身が見えないと成り立ちません。

上限に達しているかどうかを確かめる簡単な方法もあります。同じレポートで期間を半分にして、その他の行の数字がどう変わるかを見る。期間を半分にして行が消えるなら、上限が原因だと分かります。消えないなら別の要因を疑います。この確認は数分で終わり、調査の方向を決められます。原因を推測して設定を触り始める前に、この一手を挟むことをお勧めします。触ってしまうと、元に戻すのに手間がかかります。

高基数のディメンションとは何か

この現象を語るときに使われるのが、高基数という言葉です。値の種類が多いディメンションのことを指します。専門的な響きですが、考え方は単純です。

種類が少ないディメンションの例は、端末の種類です。パソコン、携帯、板状の端末。種類は数個しかありません。こうしたディメンションではその他の行は生まれません。

種類が多いディメンションの例は、頁の住所、検索の語、流入元の細かい区分です。サイトの規模に応じて種類が増えていきます。

特に種類が多くなるのが、利用者や記録ごとに固有の値です。注文の番号を記録すると、注文の件数だけ種類ができます。記録が増えるほど種類も増えるという関係になります。

この性質を理解すると、設計の段階で防げることが見えてきます。固有の値を記録する必要が本当にあるのか。分類できる値に置き換えられないか。設計のときに考える論点になります。

既に記録してしまっている場合も、レポートで使わなければ影響しません。その他の行が出るのは、そのディメンションを一覧に並べたときです。記録してあること自体は問題ではありません。

500という目安の意味

公式の説明には、判断の目安となる数字が示されています。値が500を超えるディメンションは高基数のものとみなす必要があるという記述です。

重要なのは、この500に注釈が付いていることです。ディメンションあたり500という値は上限ではなく目安だと明記されています。500を超えたら必ずその他の行が出る、という意味ではありません。

では500という数字をどう使うのか。設計や運用の判断の物差しとして使います。新しい記録の項目を作るとき、値の種類が500を超える見込みなら高基数のものとして扱う。

高基数のものとして扱うということは、レポートで一覧に並べる前提では設計しないという意味です。個別の記録を追うために持つが、集計の軸には使わない。この使い分けをします。

既存の項目についても、この物差しで見直せます。値の種類が500を超えている項目を洗い出し、レポートで使っているかを確かめる。使っているなら、その他の行が出る候補です。

なお、500を超えていなくても他の要因でその他の行が出ることがあります。複数のディメンションを組み合わせると、組み合わせの数が掛け算で増えます。500と500の組み合わせなら、理屈の上では25万の種類になります。

起きやすいディメンションを知っておく

実務で困りやすいディメンションを整理します。どれが高基数になりやすいかを先に知っていれば、報告の設計を変えられます

最も多いのが頁の住所です。サイトの規模がそのまま種類の数になります。絞り込みや並べ替えの条件が住所に付くサイトでは、実際の頁数の何倍もの種類が生まれます。

ディメンション種類が増える理由報告での対処
頁の住所サイトの頁数と条件の組み合わせ分類の項目を作って束にする
検索の語利用者が入力する語の種類上位だけを見る前提で使う
流入元の細かい区分外部のサイトの数だけ増える大きな分類で見る
個別の識別の番号記録の件数と同じだけ増える集計の軸には使わない
画面の解像度や端末の型機種の数だけ増える分類された項目に置き換える

表の一行目にある「束にする」という対処が、最も効果が大きいものです。記事の頁を1本ずつ見るのではなく、分類ごとにまとめて見る。分類の数は10や20に収まるので、その他の行は生まれません。

この対処は、報告の質も上げます。1本ずつの数字を並べた表より、分類ごとにまとめた表のほうが傾向が読み取れます。制限への対処が結果として良い報告につながる例です。

利用者ごとの識別の値を作ると増える

回避の方向として公式に挙げられているものの中に、利用者の識別の機能の活用があります。利用者を識別する値を個別に作ることを避けるという趣旨です。

自分で識別の値を作って記録すると、利用者の数だけ種類が生まれます。会員の番号、接続ごとの識別の値、自社で振った通し番号。いずれも高基数になります。

用意されている機能を使えば、この問題を避けられます。利用者を横断して見るための仕組みが別に用意されているためです。自作の値を集計の軸として持つ必要がなくなります。

既に自作の値を記録している場合は、レポートで使うのをやめる判断になります。記録を消す必要はありません。集計の軸に使わなければ、その他の行の原因にはなりません。

個別の記録を追いたい場面もあります。問い合わせの経緯を1件ずつ確かめたいとき。この用途では、解析の道具で集計するのではなく別の仕組みで追うほうが適しています。

役割を分けるのが要点です。解析の道具は傾向を見るために使い、個別の追跡は顧客の管理の仕組みで行う。この分担にすれば、どちらも本来の力を発揮します。

集計の処理が終わる前にも出ることがある

上限とは別の原因も指摘されています。集計の処理が完了するまでの間に、その他の行が表示されることがあると解説されています。処理には時間がかかるためです。

この場合、しばらく待てば解消します。上限を超えているわけではないので、設計を変える必要はありません。見るのが早すぎただけです。

  • 前日や当日の数字を見ているなら、処理が終わっていない可能性を考える
  • 数日前までの期間で同じレポートを開き、その他の行が出るか確かめる
  • 出ないなら処理の途中が原因、出るなら上限が原因と切り分けられる
  • 報告に使う数字は、処理が終わった期間で取る
  • 処理にかかる時間の目安は変わることがあるため、公式の案内で確かめる

一覧の二番目と三番目が切り分けの手順です。期間を変えて同じレポートを見るだけで、原因が二つに分かれます。この確認を先にすれば、無駄な設計の見直しを避けられます。

報告の予定を組むときにも、この時間差を見込んでおきます。月初に前月の報告を作る場合、月末の数字が確定していないことがあります。数日待つ余裕を予定に入れておくと、作り直しが減ります。

その他の行が出たレポートはどこまで信じられるか

実務でよく問われるのが、その他の行があるレポートを報告に使ってよいかという点です。使える場面と使えない場面があります

使えるのは、上位を見る分析です。最も見られている頁はどれか。最も多い流入元はどれか。こうした問いには、その他の行があっても答えられます。

使えないのは、全体の構成を見る分析です。各項目が全体の何割を占めるか。この問いに答えるには、その他の行の中身が分からないと計算できません。

裾を探す分析も使えません。見られていない頁を洗い出す、少数の検索の語を拾う。こうした分析では、探したいものがその他の行の中にあります

判断の目安としては、その他の行の数字の大きさを見ます。全体の1パーセント程度なら上位の分析には影響しません。30パーセントを占めているなら、そのレポート自体を見直します。

報告に使う場合は、その他の行の存在を隠さないことが大切です。表から削って上位だけを見せると、受け取る側は全体が見えていると誤解します。残しておくか、注記で触れておきます。

回避の順序を決める

回避の方向は公式にも示されていますが、実務では試す順番が大切です。手間の小さいものから試すのが効率的です。順序を整理します。

STEP1
期間を短く切って同じレポートを見る

1年で見ていたものを1か月にします。項目の種類が減り、その他の行が消えることがあります。手間がほぼゼロの一手です。

STEP2
数日前までの期間で見て、処理の途中かを確かめる

直近の日を含めずに見ます。その他の行が消えるなら処理の途中が原因でした。設計の見直しは不要です。

STEP3
標準のレポートで同じ内容が見られないか探す

探索の機能で作った表より標準のレポートのほうが上限に余裕がある場合があります。同じ内容が見られるならそちらを使います。

STEP4
使うディメンションを分類の項目に置き換える

頁の住所ではなく分類、細かい流入元ではなく大きな区分。束にすることで種類の数を大きく減らせます。

STEP5
組み合わせるディメンションの数を減らす

2つ以上を組み合わせると種類が掛け算で増えます。1つずつ見る形に分ければ、その他の行が消えることがあります。

この5工程のうち、最初の二つは1分で試せます。設計の見直しに入る前に、必ずこの二つを試す。多くの場合、ここで解決するか原因が特定できます。

四番目の置き換えは、報告の設計そのものを変える作業になります。手間はかかりますが、一度作れば以降は同じ形で報告できます。投じた手間が長く効く対処です。

標準のレポートと探索の違い

回避の方向の中に、標準のレポートの使用が挙げられています。同じ内容を見る場合でも、どの画面で見るかによって上限が違うということです。

探索の機能は自由度が高く、見たい形の表を作れます。そのぶん、組み合わせを自由に増やせるため、上限を超えやすくなります。

標準のレポートは形が決まっています。自由度は低いのですが、決まった形の中で上限に余裕がある場合があります。

実務での使い分けとしては、定期の報告は標準のレポートで作り、個別の調べものは探索の機能で行う。定期の報告でその他の行が出ると、毎月説明することになります。標準のレポートで作れる形にしておくほうが楽です。

標準のレポートで足りない場合は、見たい内容を分解します。1つの表で全部を見ようとせず、複数の表に分ける。それぞれの表の項目の種類が減り、上限に収まります。

分けたことで読みにくくなるなら、報告の資料の側でまとめます。解析の画面で1つの表にする必要はありません。複数の表から数字を取り、報告の資料で並べる。この形が現実的です。

有償の契約では上限が上がる

公式の説明には、有償の契約のプロパティには標準のプロパティより高い上限が設定されているという記述があります。ただし具体的な数値の差は示されていません。

この情報の使い方は限られます。上限が上がることは分かりますが、どこまで上がるのかが分からないため、自社の課題が解決するかを事前に判断できません。

検討する場合は、上限だけを理由にしないほうがよいです。有償の契約には他の機能や支援も含まれます。総合で判断する話になります。

多くの場合、報告の設計を変えるほうが費用対効果は高いです。分類の項目を作って束にする対処は費用がかかりません。先にこちらを試します。

設計を変えても解決しない規模のサイトであれば、有償の契約や別の集計の仕組みを検討する段階に入ります。そこまで来ていることを確かめたうえで判断します。

判断の材料としては、その他の行が全体の何割を占めているか、その中身が見えないことでどの意思決定が止まっているか。この二つを言葉にできれば、投資の検討の材料になります。

その他の行を残したまま報告する場合

完全に消せない場面もあります。その場合の報告の書き方を整理します。隠さずに、影響の範囲を示すのが原則です。

やってはいけないのは、表からその他の行を削ることです。上位10件だけを見せると、その10件で全体が構成されているように見えます。

  • 表からその他の行を削り、上位だけを見せる
  • その他の行の数字を無視して、各項目の構成比を計算する
  • その他の行があるレポートで、裾の項目を探す分析をする
  • 処理の途中である可能性を確かめずに、設計の見直しを始める
  • その他の行が出た理由を確かめずに、記録の設定を触る
  • 毎月の報告でその他の行が出る形のまま、説明を繰り返す

二番目は特に起きやすい誤りです。各項目の数字を足して分母にすると、実際の全体より小さい数字になります。構成比が実際より大きく出ます。全体の数字は別に確かめる必要があります。

六番目については、定期の報告の形を見直す判断です。毎月同じ説明をしているなら、報告の形自体が合っていません。分類で束にする形に作り替えるほうが、長期では手間が減ります。

定義を減らすという判断

記録の項目を自由に増やせる仕組みでは、項目が増えていきがちです。使われていない項目が高基数のまま残っていることもあります。棚卸しの対象になります。

棚卸しでは、各項目について三つを確かめます。値の種類はいくつあるか。報告で使っているか。使っていないなら誰が何のために作ったか。

使われていない高基数の項目は、整理の候補です。ただし、作った定義を消すと過去の記録が見られなくなる場合があります。消す前に影響を確かめます。

消せない場合も、報告で使わない項目として一覧に記しておく価値があります。次に報告を作る人が誤って使うのを防げます

新しい項目を作るときの決まりも、この機会に作れます。値の種類が500を超える見込みの項目は、集計の軸には使わない前提で作る。この一行を決まりに入れておきます。

項目を作る人と報告を作る人が違う場合、この決まりが特に効きます。作る側は記録できることを重視し、使う側は集計できることを重視します。決まりがあれば、両者の前提がそろいます。

期間の切り方で見え方が変わる

最も手軽な対処が期間の調整です。同じレポートでも、期間を短くすれば項目の種類が減ります。この性質を報告の設計に組み込めます。

月ごとに区切って見る形にすれば、1か月分の項目の種類で収まります。年間の傾向を見たい場合は、月ごとの数字を並べる形にします。

この形には副産物があります。月ごとの変化が見えるようになることです。年間の合計を1つの表で見るより、月ごとの推移のほうが改善の効果が読み取れます。

週ごとに区切る形も使えます。変化の速い施策を見る場合、週の単位のほうが適しています。期間を短くすることは、上限への対処と分析の精度の両方に効きます

ただし、期間を短くすると数字が小さくなり、偶然の揺れが目立つようになります。少ない数字を週の単位で見ると、傾向が読めません。規模に合わせて期間を選びます。

目安としては、1つの区間の数字が判断に足る大きさになる期間を選びます。数百の記録があれば週で見られ、数十しかなければ月で見る。上限への対処と精度の両方を満たす期間を探します。

確かめる項目

最後に、その他の行に出会ったときの確認の項目を並べます。上から順に確かめれば、原因の切り分けと対処が進みます

  • 見ている期間に直近の日が含まれていないか(処理の途中の可能性)
  • 期間を1か月に短くしても、その他の行が出るか
  • その他の行の数字は全体の何割を占めるか
  • 並べているディメンションの値の種類はいくつあるか
  • 複数のディメンションを組み合わせていないか
  • 同じ内容が標準のレポートで見られないか
  • 分類の項目に置き換えて束にできないか
  • その分析は上位を見るものか、裾を探すものか
  • 報告に使う場合、その他の行を残しているか

この一覧の八番目が、使えるかどうかの分かれ目です。上位を見る分析なら、その他の行があっても報告に使えます。裾を探す分析であれば、対処してから進める必要があります。

なお、上限の値や処理にかかる時間の目安は変わることがあります。この記事に書いた数字は公表されている一例です。自社の運用で判断する場合は、その時点の公式の案内を確かめてください。

まとめ

レポートに現れる「その他」の行は、不具合ではなく集計の上限の表れです。テーブルの行数が上限を超えた場合に表示されるものであり、記録そのものは正しく取れています。設定を疑う前に、この構造を思い出すことが第一歩になります。

対処の順序も決まっています。期間を短く切る。処理の途中でないかを確かめる。標準のレポートで見られないか探す。そして分類の項目に置き換えて束にする。手間の小さいものから試せば、多くの場面はここで解決します。

※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。

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