リンクの文字だけで評価が動く|押される言葉に直す

「記事の終わりに置いた案内が、ほとんど押されていない」「同じ位置に置いた別の案内は、3倍ほど押されている」——案内に当てた文字だけが違う、という場面です。押されない原因は、置いた場所や大きさではありません。行き先が、押す前に伝わっていないことです。この記事では、押される文字が満たす条件と、書き換えの手順を整理します。
カメ先生案内の文字はね、短いほうがおさまりが良いと考えられがちだが、詳しくはこちらでは行き先が伝わらないんだ。
カメ子読む人には、前後の文から分かるのではないでしょうか。
カメ先生一覧で並べて読む人には分からない。読み上げの利用者はリンクだけを続けて聞くこともある。検索の側も文字から行き先を読み取っている。
カメ子読む人と仕組みの両方に向けた文字なのですね。押されない共通点から見ていきます。
- リンクの文字は、行き先の内容を言い当てる短い説明にする
- 「こちら」「詳細」だけの文字は、行き先を何も伝えていない
- 書き換えは公開済みの記事にも効く。新しく書くものだけの話ではない
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押されないリンクには共通点がある
同じ記事の中に置いた案内でも、押される数には大きな差が出ます。位置の差ではありません。当てた文字が、行き先を言い当てているかどうかの差です。読む側は、押す前に行き先を想像します。その想像ができない案内は、押されません。確かめる価値のあるところです。
押されない案内の文字には、共通の形があります。「こちら」「詳細」「続きを読む」「もっと見る」です。どれも短く、文章の流れを乱しません。書く側にとっては、たしかに便利です。しかし、行き先の中身は一文字も含まれていません。
読む側の頭の中では、こうなっています。「こちら」と書かれている、押すと何かに移る、それだけです。移った先で何が得られるかは、まったく分かりません。分からないものを押す動機は、そう強くありません。結果として、押されずに読み飛ばされます。
この差は、記事の中の案内で特に大きく出ます。本文を読み進めている途中で、判断を求められるためです。読む流れを止めてまで押すかどうかを、一瞬で決めます。その一瞬に情報を渡せるかどうかが、押される数を決めます。文字だけで渡す必要があります。
この記事では、その文字の作り方を扱います。取り上げるのは、記事の中の案内と、記事の終わりの案内です。会社案内や問い合わせといった、決まった導線は対象外にします。そちらは位置と見た目で伝わるためです。文字で伝えるべき場所に、絞って考えます。
「こちら」が伝えていないもの
なぜ「こちら」では足りないのかを、分けて考えます。伝わっていないものは、3つあります。行き先の主題、行き先の形式、そして読む側にとっての利益です。この3つが分からないまま、押す判断はできません。順に確かめます。難しい話ではありません。
主題は、行き先が何について書かれているかです。「こちら」には、これが含まれていません。形式は、記事なのか、資料なのか、申し込みの画面なのかです。これも含まれていません。押した先で何が起きるかが読めない状態です。
利益は、押すと読む側が何を得られるかです。手順が分かる、判断の材料が増える、費用の目安が分かる。この見込みがあるときだけ、人は流れを止めて押します。「こちら」は、その見込みを渡していません。だから押されません。
検索の側も、同じものを読み取っています。リンクの文字は、行き先の内容を要約した手がかりとして扱われます。「こちら」が並んだサイトでは、その手がかりが失われます。行き先の記事が何の記事なのかが伝わりません。評価を渡す手段を、自分で捨てている形です。
つまり、損は二重です。読む側に押されず、検索の側にも伝わりません。しかも直すのに、文章を書き直す必要はありません。案内の文字だけを差し替えれば済みます。手間に対して、戻りが大きい作業です。
良いリンクの文字が満たす3条件
検索の会社は、公式の手引きで良い文字の条件を示しています。示されているのは、次の3つです。内容が具体的であること、適度に簡潔であること、置かれた場所と行き先の双方に関連することです。この3つは、独立していません。互いに引っ張り合う関係にあります。そこが難しいところです。
具体的であることは、主題を文字に入れることです。「料金」ではなく「導入の初期費用の内訳」まで踏み込みます。簡潔であることは、長すぎないことです。一文をそのまま貼ると、読みにくくなります。この2つの間で、落としどころを探します。
3つめの関連は、見落としやすい条件です。行き先の内容と合っているだけでは足りません。置かれている文章の流れとも、つながっている必要があります。流れから浮いた案内は、押されにくくなります。文脈に沿った言葉を選びます。
この3条件を、一つの目安にまとめます。その文字だけを見せて、行き先が言えるかどうかです。前後の文章を隠して、案内の文字だけを読んでみます。行き先が言えれば合格、言えなければ書き直しです。この確かめ方は、誰がやっても同じ結果になります。
公開前の確認に、この一手間を入れます。案内の文字を抜き出して、一覧にして眺めます。行き先を言えないものだけを直します。全部を直す必要はありません。抜き出す作業は、後の節で扱います。
避けたい文字の並び
避けたい文字は、はっきりしています。公式の手引きでも、避けるべき例が挙げられています。「こちら」「ここ」「詳細」「戻る」「ホーム」が代表です。どれも、行き先の中身を含みません。画面の位置を指しているだけです。紙の資料の言い方が残ったものです。
これに加えて、避けたいものがあります。住所そのものを文字にした案内です。英字と記号が続いた文字列は、読む側にとって意味を持ちません。読み上げの道具では、一文字ずつ読まれることもあります。行き先の主題に置き換えます。
同じ言葉を、何度も別の行き先に当てるのも避けます。「事例」という文字で、5つの別の記事に飛ばす形です。読む側は、どれがどれだか区別できません。検索の側も、どの記事の手がかりなのか決められません。行き先ごとに、違う言葉を当てます。
- 「詳しくはこちら」(行き先の主題が入っていない)
- 「https から始まる住所をそのまま貼る」(読む側に意味が伝わらない)
- 「事例」を5か所で使い回す(どの記事の手がかりか決められない)
- 「クリック」「押す」(行き先ではなく動作を書いている)
- 本文をそのまま1文貼る(長すぎて流れが切れる)
これらを直すときは、置き換える言葉を先に決めます。行き先の見出しから、名詞を2つか3つ借りるのが早いです。見出しは、その記事の主題を短くまとめたものです。そこから借りれば、行き先と食い違いません。考える手間も省けます。
説明的な文字に書き換える手順
書き換えは、決まった順で進めます。思いつきで直すと、抜けが出ます。抜き出す、判定する、行き先の見出しを見る、当てる、確かめるの5段です。1記事あたり10分ほどで終わります。慣れれば、もっと短くなります。順に見ていきます。
記事の中の案内を、文字だけの一覧にします。前後の文章は入れません。行き先の住所と並べて書きます。
文字だけを見て、行き先が言えるかを判定します。言えないものに印を付けます。印の付いたものだけが対象です。
印を付けた案内の行き先を開き、見出しを読みます。そこから借りられる名詞を2つか3つ選びます。
借りた名詞を使い、20字前後の説明にします。前後の文章と自然につながるかも見ます。
差し替えたあと、案内の文字だけをもう一度読みます。行き先が言えれば完了です。
この5段のうち、時間がかかるのは3段目です。行き先を開いて読む作業があるためです。ただし、この一手間を省くと食い違いが起きます。記事の主題が変わっているのに、案内の文字が古いままという事故です。開いて確かめる価値があります。
長さの目安は30字以内
長さには、実務的な目安があります。30字以内に納めると、行き先の見当が速くつきます。これより長くなると、読む側が文字を追い切りません。案内であることも、分かりにくくなります。上限として覚えておく数字です。下限も考える必要があります。
短すぎる側の目安は、6字あたりです。5字以下では、主題を入れる余地がありません。「料金」「事例」といった一語になります。この長さでは、行き先を言い当てられません。10字から20字が、扱いやすい範囲です。
長さを決めるときは、置かれる場所で変えます。本文の途中では、短めにします。文章の流れを切らないためです。記事の終わりの一覧では、長めにできます。そこは、選ぶための場所だからです。
| 置く場所 | 長さの目安 | 書き方の方針 |
|---|---|---|
| 本文の途中 | 8字から16字 | 名詞を中心に、流れを切らない短さにする |
| 節の終わりの案内 | 16字から24字 | 主題と得られるものを両方入れる |
| 記事の終わりの一覧 | 20字から30字 | 行き先の見出しに近い形まで書く |
| 表や一覧の中 | 6字から12字 | 列の意味で文脈が補えるため短くできる |
表の数字は、絶対の基準ではありません。画面の幅や、文字の大きさで変わります。迷ったら、2行に折り返さない長さを上限にします。折り返した案内は、切れているように見えます。見た目の点でも損です。
同じ行き先に別の文字を当てるとどうなるか
同じ記事へ、複数の場所から案内することがあります。このとき、文字を統一すべきか迷います。結論としては、統一しなくてかまいません。むしろ、置かれた文脈に合わせて変えるほうが自然です。検索の側も、それを不自然と扱いません。理由があります。
リンクの文字は、行き先を説明する手がかりです。手がかりが複数あることは、不都合ではありません。「初期費用の内訳」と「導入時にかかる費用」は、同じ記事を別の角度から示します。どちらも正しい手がかりです。重ねて示すことに問題はありません。
ただし、限度があります。行き先の内容と関係のない言葉を当てると、話が変わります。中身と合わない文字を大量に当てる行為は、評価を狙った操作として扱われます。自然に書ける範囲を超えないことが条件です。無理に増やす必要はありません。
実務では、単純な基準で足ります。その場の文脈から、自然に出てくる言葉を選ぶだけです。同じ言葉になるなら同じで、違う言葉になるなら違うままにします。統一のための書き換えは、しなくてよい作業です。そこに時間を使う必要はありません。
逆に、統一したほうがよい場所もあります。画面の枠や、記事の一覧の見出しです。そこは案内ではなく、道しるべとして働いています。毎回変えると、迷いを生みます。本文の中とは、別の扱いにします。
画像の案内では代わりの文字が働く
案内が画像だけの場合があります。図をそのまま押せるようにした形です。このとき、画像に付けた代わりの文字が、リンクの文字として働きます。文字が書かれていないため、そこしか手がかりがありません。空のままにすると、行き先が伝わりません。見落としやすい場所です。
代わりの文字の書き方は、通常の案内と同じです。行き先の主題を、短く言い当てます。画像そのものの説明ではなく、行き先の説明にします。「青い矢印の図」ではなく「導入の流れの図解」です。押した先の内容を書きます。
図と文字を並べて、両方を押せるようにする形もあります。この場合、代わりの文字は空にしておきます。同じ行き先の説明が二重に読まれると、かえって煩わしくなります。隣の文字が説明を担っているためです。重ねないほうが親切です。
- 画像だけの案内では、代わりの文字がリンクの文字として働く
- 文字を空にすると、行き先の手がかりが完全になくなる
- 図の見た目ではなく、行き先の主題を書く
- 隣に説明の文字があるときは、代わりの文字は空にする
公開前の確認では、画像の案内を見落としがちです。文字として見えないためです。案内の一覧を作るときは、画像の案内も含めます。含めなければ、直す対象に上がってきません。抜き出す作業に、この観点を足します
押す範囲が文字だけでない場合
記事の終わりの一覧では、枠ごと押せる形が多く使われます。画像と題名と要約が、一つの箱に入っている形です。この場合、箱の中のどこを押しても同じ行き先に移ります。リンクの文字として何が読まれるかは、作りによって変わります。確かめておく必要があります。作りは見た目では分かりません。
よくある作りは、題名だけを案内にして、箱全体を押せるように重ねる形です。この場合、読まれるのは題名です。題名が主題を言い当てていれば、問題は起きません。記事の題名は、もともとそう作られています。多くの場合、そのままで足ります。
問題が起きるのは、要約まで含めて一つの案内にした場合です。題名と要約が、まとめて一つの文字列として読まれます。長い文字列になり、主題がぼやけます。読み上げの道具でも、全部が読み上げられます。作りを見直す価値があります。
確かめ方は、読み上げの道具で聞くのが確実です。文字として何が読まれるかが、そのまま分かります。目で見た印象と、読まれる内容は一致しません。一度聞いておくと、作りの癖が分かります。毎回やる必要はありません。
なお、押せる範囲を広くすること自体は良い工夫です。手で操作する画面では、押しやすさが上がります。問題は、範囲の広さではなく、読まれる文字の中身です。広い範囲と短い文字は、両立できます。そこを分けて考えます。
記事の中でのリンクの置き方
文字の書き方が決まったら、次は置き方です。同じ文字でも、置き場所で押される数が変わります。本文を読む流れを、切らない位置に置くのが基本です。節の途中で急に案内が挟まると、流れが止まります。止まった読み手は、戻ってきません。位置には意味があります。
置きやすいのは、節の終わりです。その節で扱った話が、一段落したところです。読む側は、次に進むか、深掘りするかを選べます。選べる場所に選択肢を置くのが、自然な形です。押される数も、この位置が高くなります。
本文の途中に置くなら、話が続いている必要があります。「詳しい手順は別の記事で扱っています」という流れです。案内が本文の一部として読める形なら、流れは切れません。唐突に挟むのとは、印象が違います。文章として書きます。
数についても、目安があります。1つの節に複数の案内を置くと、選びにくくなります。1つの節に1つを上限にすると、迷いが出ません。どうしても複数必要なら、一覧の形にまとめます。散らすより、まとめたほうが選びやすいです。
記事の終わりには、まとめて置いてかまいません。そこは、次の行き先を選ぶための場所です。3つから5つが、選びやすい数です。10個並べると、選ばれずに閉じられます。並べる数も、押される数に効きます。
読み上げの利用者から見たリンク
読み上げの道具には、案内だけを拾い出す機能があります。ページの中の案内を一覧にして、順に読み上げる形です。このとき読まれるのは、案内の文字だけです。前後の文章は読まれません。文字だけで行き先が分かる必要が、ここで具体的になります。実際の使われ方から来る要件です。
「こちら」が並んだページを、この機能で読むとどうなるか。「こちら、こちら、こちら」と続きます。どれがどこへ行くのか、まったく分かりません。選ぶことができない状態です。この機能が使えなくなります。
説明的な文字に直すと、この一覧が地図に変わります。「初期費用の内訳」「導入の流れ」「他社との比較」と読まれます。聞くだけで、目次のように使えます。同じ書き換えが、別の利用者にも効いています。検索の話だけではありません。
目で読む利用者にも、似た使われ方があります。画面を速く送りながら、案内だけを目で拾う読み方です。色が変わった文字だけが、目に残ります。そこに主題が入っていれば、拾えます。入っていなければ、素通りされます。
つまり、対象を分けて考える必要はありません。行き先を言い当てる文字は、誰にとっても使いやすいものです。検索のためだけの作業ではありません。そう捉えると、書き換えの優先度が上がります。後回しにしにくくなります。
一覧の見出しと本文の中は書き分ける
案内の文字は、置かれる役割で書き分けます。役割は、大きく2つです。道しるべとして働くものと、選択肢として働くものです。この2つは、求められる書き方が逆になります。混ぜると、どちらも中途半端になります。分けて設計します。
道しるべは、画面の枠や記事の一覧の見出しです。毎ページに同じものが並びます。ここは短く、変えないことが価値になります。「料金」「事例」でかまいません。位置が固定されているため、文字が短くても迷いません。
選択肢は、本文の中と記事の終わりの案内です。毎回、中身が違います。ここは長さを使って、行き先を説明します。短くすると、選べなくなります。役割が逆であることが、はっきりします。
この区別は、書き換えの優先順にも使えます。直す価値が高いのは、選択肢として働く案内です。道しるべは、位置で意味が伝わっています。限られた時間なら、本文の中から手を付けます。全部を一度に直す必要はありません。
記事の数が多い場合は、さらに絞ります。読まれている記事から順に直します。読まれていない記事の案内は、押される機会もありません。同じ手間で、戻りが大きいほうを選びます。順番の付け方も、成果に効きます。
生成AIに文字案を出させる頼み方
書き換えは、案を出す部分を任せられます。ただし、頼み方に条件があります。行き先の見出しと、置かれる文章の両方を渡すことです。片方だけでは、条件の3つめが満たせません。文脈との関連が、判定できないためです。渡す材料が結果を決めます。
頼む形は、次のようになります。行き先の記事の見出しを並べて渡します。案内を置く前後の2文も渡します。そのうえで、16字前後の案を5つ出してもらいます。選ぶのは人の側です。
出てきた案は、そのまま使わずに見ます。多いのは、長すぎる案と、抽象的な案です。行き先の見出しに含まれない言葉が混ざることもあります。見出しにない言葉は、食い違いのもとです。その場で削ります。
使い方として向いているのは、言い換えの幅を出す場面です。同じ行き先に、5か所から案内を置くとします。文脈ごとに違う言葉を考えるのは、人には面倒な作業です。ここは案を並べてもらうと速く進みます。判断は残しつつ、材料だけ増やします。
一括での処理には、向いていません。行き先を開いて確かめる工程を、飛ばすことになります。食い違いが、まとめて発生します。案を出す部分だけを任せます。確かめる部分は、人が持ちます。
書き換えの効果はどこで確かめるか
直したあと、効果を確かめます。見るものは、2つあります。案内が押された数と、行き先の記事が検索から見つかった数です。この2つは、別の仕組みで測ります。混ぜて見ると、判断を誤ります。分けて確かめます。
押された数は、解析の道具で見ます。行き先の記事に、どの記事から人が来たかを見る形です。書き換えの前後で、比べます。比べる期間は、同じ長さにそろえます。曜日のずれが出ないよう、7の倍数の日数にします。
検索から見つかった数は、反応が遅れます。手がかりが読み直され、評価に反映されるまで時間がかかります。数週間から数か月の幅で見る必要があります。1週間で結論を出すと、判断を誤ります。急がないことが条件です。
効果が出にくい場合もあります。行き先の記事そのものが読まれていない場合です。案内の文字を直しても、案内が置かれた記事に人が来なければ動きません。元の記事の集客が、上限になります。そこを先に見ます。
測れないものを、無理に測ろうとしないことも大切です。読み上げの道具での使いやすさは、数字になりません。しかし、直す理由としては十分です。数字が出る部分と、出ない部分を分けます。両方を理由に置いて進めます。
比べ方にも、注意する点があります。書き換えた案内と、書き換えなかった案内を同時に見ます。サイト全体の人の増減を、切り離すためです。全体が増えている時期なら、直さなかった案内も押される数が増えます。直した効果と、全体の変化が混ざります。混ざったままでは、判断できません。
そのため、直さない案内を意図的に残します。似た位置、似た行き先の案内を2つ選び、片方だけを直します。1か月後に、2つの押された数を比べます。同じ期間、同じ記事の中での比較になります。外の要因が、ほぼそろいます。
この比べ方は、社内の説明にも使えます。書き換えという地味な作業の価値は、伝えにくいものです。同じ記事の中で差が出た事実があれば、説明が短く済みます。次の作業の時間も、取りやすくなります。測る目的の半分は、そこにあります。
公開済みの案内をまとめて洗い出す
記事の本数が増えると、手作業では追えなくなります。そこで、案内の文字を機械的に集める工程を作ります。集めるのは、案内の文字、行き先の住所、置かれている記事の3つです。この3つがそろえば、判定は表の上でできます。記事を1本ずつ開く必要がなくなります。作業の形が変わります。
集め方は、使っている仕組みによって変わります。記事の本文を書き出せる仕組みなら、そこから抜けます。書き出せない場合は、公開されている画面から集めます。どちらでも、集まる中身は同じです。形式にこだわる必要はありません。
集めた表は、そのまま眺めても判定できません。件数が多すぎるためです。先に、避けたい言葉で絞り込みます。「こちら」「ここ」「詳細」「こちらから」「続きを読む」で数えます。残ったものが、直す対象です。
この絞り込みで、作業量が見えます。300本の記事で、対象が40か所という結果になることが多いです。思ったより少ない数に収まります。全件を直す話ではないと分かれば、着手しやすくなります。数える工程には、その効果もあります。
洗い出した表には、押された数の列も足しておきます。解析の道具から、案内ごとの数字を取れる場合があります。取れるなら、直す順番をその数字で決められます。見られている位置にある案内から、先に直す形です。同じ手間で、戻りが大きくなります。
表は、直したあとも残しておきます。次に記事を追加したとき、同じ手順で数え直せます。溜まってから直すより、少しずつ直すほうが楽です。月に1回、数えるだけの時間を取ります。10分で終わる作業です。
よくある質問
同じ記事から何本まで案内してよいですか
本数の上限は、決まっていません。判断の目安は、読む側が選べるかどうかです。記事の終わりなら3つから5つ、本文の中なら1つの節に1つが扱いやすい形です。多いこと自体が問題になるのは、選べなくなったときです。数を数えるより、選べるかを見ます。
英字の商品名を案内の文字に入れてよいですか
入れてかまいません。行き先がその商品の記事なら、主題そのものです。ただし、読み上げの道具では一文字ずつ読まれることがあります。商品名だけにせず、日本語の説明を足すと安全です。「導入の手順」のような語を添えます。
公開済みの記事を全部直す必要がありますか
必要はありません。読まれている記事から順に直すのが効率的です。読まれていない記事の案内は、押される機会がありません。上位の20本を直すだけでも、変化は見えます。全件を目標にすると、着手しにくくなります。
案内の色や下線は変えたほうがよいですか
押せることが分かる見た目は、必要です。ただし、この記事の主題とは別の話です。文字の中身と、見た目は独立して効きます。見た目を整えても、文字が「こちら」なら行き先は伝わりません。順番としては、文字から直します。
まとめ
リンクに当てる文字は、行き先を説明する短い要約です。「こちら」は、その要約を放棄した形です。読む側にも、検索の側にも、行き先が伝わりません。直す作業は、文章の書き直しを含みません。文字だけを差し替えれば済みます。
進め方は、抜き出す、判定する、行き先を見る、当てる、確かめるの5段です。判定の基準は、文字だけを見て行き先が言えるかどうかです。長さは30字以内、扱いやすいのは10字から20字です。読まれている記事から順に手を付けてください。全件を待たなくても、変化は見えます。
※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
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