【2026年】Bing対策とAI検索の入口|拾われる準備を整える

検索の入口が1つではなくなりました。Statcounterのデータを集計した記事によれば、2026年4月時点の日本の検索エンジンシェアは全デバイスでGoogleが59.58%、Bingが31.63%。デスクトップに絞るとGoogleが47.51%、Bingが46.94%とほぼ並び、別の集計では2026年5月時点でデスクトップのBingが48.74%、Googleが45.96%と順位が入れ替わったと報告されています。一方モバイルではBingは0.90%にとどまり、Googleが84.02%です。この極端な差が、BtoBにとって無視できない意味を持ちます。仕事の検索は会社支給のPCから行われ、そのPCの既定ブラウザはEdgeで、既定の検索エンジンはBingであることが多い。さらにMicrosoft Copilotが参照するのもBingの索引です。本記事では、Bing Webmaster Toolsで最初にやること、IndexNowによる更新通知、AI検索との関係、AIクローラー制御との整合、そして対応の優先度を、確認できた事実の範囲で整理します。
カメ先生Search Consoleは毎週見ているのに、Bing Webmaster Toolsは登録すらしていない——という状態が、実はかなり多いんだ。
カメ子Bingは後回しでいい、という感覚がありました。シェアも小さいと思っていました。
カメ先生モバイルは確かに1%未満だよ。でもデスクトップだと日本ではGoogleとほぼ並んでいて、しかもBtoBの読者は会社のPCで調べる。読者の来る側が入れ替わっている可能性がある。
カメ子自社の流入がどのくらいBing経由なのか、まず数字を見てみます。話はそこからですね。
- 日本のデスクトップ検索ではBingがGoogleと並ぶ水準まで来ている(2026年4〜5月時点の集計)。モバイルは1%未満
- Bing側の作業は3つだけ。Search Consoleからのインポート、サイトマップ送信、IndexNowの設置
- MicrosoftのCopilotはBingの索引を参照する。索引に載っていないページは引用の候補にならない
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デスクトップではBingがGoogleに並んだ
最初に数字を置きます。Statcounterの集計を引用した記事では、2026年4月時点の日本の検索エンジンシェアが次のように示されています。
- 全デバイス:Google 59.58% / Bing 31.63% / Yahoo! 6.90%
- デスクトップ:Google 47.51% / Bing 46.94% / Yahoo! 4.13%
- モバイル:Google 84.02% / Bing 0.90% / Yahoo! 12.31%
注目すべきは変化の方向です。同じ集計で2024年5月との比較が示されており、デスクトップのBingは25.77ポイント増、Googleは23.71ポイント減とされています。2年でデスクトップの構図が入れ替わりかけているという数字です。別の記事では、2026年5月時点でデスクトップのBingが48.74%、Googleが45.96%と逆転したとも報告されています。
この変化の理由として挙げられているのは3つです。第一に、Windows搭載PCの既定ブラウザであるMicrosoft Edgeが、既定の検索エンジンとしてBingを使う設定になっていること。会社支給のPCでは、この設定が変更されないまま使われることが多い。第二に、2025年10月のWindows 10サポート終了に伴うWindows 11搭載PCへの買い替えです。第三に、2025年度のGIGAスクール端末の更新で、新しい端末が既定設定のまま使われていることが指摘されています。
つまり、この伸びは「Bingが選ばれるようになった」結果ではなく、既定設定のまま使う人が増えた結果だと整理されています。だからこそBtoBでは効きます。業務用のPCは、個人の端末より既定設定が変更されにくいためです。
BtoBで意味を持つのは会社のPCだから
モバイルで0.90%、デスクトップで約47%という極端な差は、読者の使う端末によって検索エンジンの構成が変わることを意味します。BtoBの読者は、業務時間中に会社支給のPCから調べるのが基本です。
ここで一度、一般論から自社の数字に移ってください。確認すべきは、自社サイトへの流入のうちBing経由がどれだけあるかです。アクセス解析でセッションの参照元を検索エンジン別に見れば分かります。すでに一定の比率があるなら、Bing側の整備は「将来のため」ではなく現在の話になります。
見るべきはもう1点あります。Bing経由の流入とGoogle経由の流入で、入ってくるページと直帰の傾向が違うかです。違いがあるなら、Bingで拾われているクエリがGoogleとずれている可能性があります。Bing Webmaster Toolsを登録すると、この検索クエリを直接確認できます。
逆に、対象が個人消費者でモバイル中心のサイトなら、Bing側の優先度は低くなります。BtoBかBtoCかで、この施策の価値は明確に変わる——シェアの数字は、そこまで含めて読んでください。
Bingに載っていないと届かない場所がある
Bing側を整える理由は、検索結果だけではありません。生成AIの回答が参照する索引との関係があります。
確認できている範囲で整理すると、Microsoft Copilotは、Web上の情報を必要とする質問に対してBingの索引から情報源を探して引用するとされています。つまりBingがインデックスしていないページは、Copilotが引用することもできません。
ChatGPTの検索機能については、OpenAIがライブの結果を取得するために第三者の検索プロバイダを利用しており、Bingがその1つとして文書化されている、という説明があります。ただし現在はOpenAIが自社のクローラーであるOAI-SearchBotを運用し、出版社から直接コンテンツをライセンスし、独自の索引を構築しているため、Bingへの依存度は下がってきているとも指摘されています。
この領域は変化が速く、断定的な整理は避けたほうが安全です。調査時点で言えるのは、Bingの索引は複数のAI体験の入口として機能しているという程度です。ただし、Bingに載せるための作業は従来のSEOとほぼ同じで、追加の投資はほとんど要りません。不確実性が高いのに費用が小さい施策は、やっておく側に倒すのが妥当でしょう。
Bing Webmaster Tools で最初にやること
では具体的な作業に入ります。Bing Webmaster Toolsで最初にやることは、次の手順に収まります。ここまでで所要時間は30分程度です。
Bing Webmaster Toolsにサインインし、対象のサイトを追加します。所有権の確認方法は複数ありますが、次の手順で省略できる場合があります。
Search Consoleへのアクセスを許可すると、確認済みサイトとサイトマップの情報をBing側に取り込めます。手動の所有権確認を省ける経路です。
インポートで引き継がれない場合は、サイトマップのURLを手動で送信します。robots.txt側にもサイトマップの記述があるかを確認します。
登録済みURL数、除外されているURL、クロールのエラーを確認します。主要ページが入っているかを個別に検査します。
更新を即時に通知する仕組みです。キーを発行し、サイトのルートに設置します。詳細は後述します。
Bing Webmaster Toolsで確認・操作できるものとして挙げられているのは、インデックス状況の確認、サイトマップの管理、URLの個別検査、検索パフォーマンス(表示回数とクリック数)、SEOレポート(タイトル・メタ・見出しなどの技術的な指摘)、そして後述するAI Performanceレポートです。Search Consoleで見ている項目とほぼ同じ構成と考えて差し支えありません。
最初の実務的な壁は、意外にも所有権の確認です。DNSレコードの追加やファイルのアップロードが必要な場合、社内の別部門の作業になることがあります。次の手順のインポートを使えば、この待ち時間を省ける可能性があります。
Search Console からのインポートで登録を省く
手間を減らせる経路として、Google Search Consoleからのインポートが用意されています。Search Consoleアカウントへのアクセスを許可することで、確認済みサイトとサイトマップをBing Webmaster Tools側に取り込める、と説明されています。
この機能の価値は、すでにGoogle側で済ませた確認作業を再度やらなくてよい点です。Search Consoleでサイトの所有権が確認できているなら、その状態をBing側の確認の代わりに使えます。DNSの操作を依頼する必要もありません。
注意点は2つあります。第一に、インポートはあくまで初期設定の省略であり、データそのものが共有されるわけではありません。表示回数やクリック数は、Bing側で計測された数字が別に蓄積されます。第二に、インポート後もサイトマップの送信状況は確認してください。取り込まれているつもりで入っていない、というずれが起きます。
IndexNow は更新したと伝える仕組み
Bing側で追加できるものがIndexNowです。これは、ページを新規公開・更新・削除したときに、その事実を検索エンジンへ能動的に通知するプロトコルです。
従来のクロールは、検索エンジン側が巡回に来るのを待つ形でした。IndexNowはこれを逆にします。更新したこちら側から、変わったURLを送りつける形です。仕様では、CMSやサーバーが更新されたURLと認証キーをIndexNow APIに送信する、と説明されています。
重要な特徴が、通知の共有です。IndexNowには複数の検索エンジンが参加しており、1回の送信で参加各社にURL情報が共有される仕組みになっています。1回の通知で複数の検索エンジンに届くという点が、個別に送信する場合との違いです。ただし調査時点でGoogleは参加していないため、Google側は従来どおりサイトマップとSearch Consoleで対応します。
反映の速さについては、Bingがリクエストを検証してURLをクロールキューに追加し、通常は24時間以内に処理するという説明があります。IndexNow経由で送った新規ページが数時間から数日で反映されることもあるとされていますが、送れば必ず載るという保証はありません。通知は「見に来てほしい」という申告であって、インデックス登録の約束ではない点は押さえてください。
キーの作り方と送信の形
実装の手順は3つです。キーを生成する、キーをサイト上に設置する、更新のたびにURLを送信する。仕様では、キーは8〜128文字で、使える文字は英数字とハイフンのみとされています。
設置方法は2通りあります。ルートディレクトリにキー名のテキストファイルを置く方法と、任意の場所に置いてkeyLocationパラメータで位置を指定する方法です。前者が単純で、ファイルの中身はキーの文字列そのものを書くだけです。
キーファイルの設置
URL : https://example.com/a1b2c3d4e5f6a7b8c9d0e1f2a3b4c5d6.txt
中身 : a1b2c3d4e5f6a7b8c9d0e1f2a3b4c5d6
1件だけ通知する(GET)
https://api.indexnow.org/indexnow?url=https://example.com/media/bing-taisaku/&key=a1b2c3d4e5f6a7b8c9d0e1f2a3b4c5d6
まとめて通知する(POST)
送信先 : https://api.indexnow.org/indexnow
本文 : host / key / keyLocation / urlList の4項目を持つJSON
上限 : 1リクエストあたり 10,000 URL まで
運用の負荷については、WordPressのようなCMSであれば対応プラグインを入れることで、公開・更新時に自動送信できるとされています。手作業で送るのは、記事を出すたびに1手増えるため続きません。自動化できる経路があるなら、そちらを選んでください。
送信の対象は、新規公開だけではありません。仕様上はURLの追加・更新・削除の通知が想定されています。記事を削除したときにも通知する運用にしておくと、検索結果に残り続ける古いURLの整理が早くなります。
IndexNow で気をつけること
使い方を誤ると、通知が受け付けられないか、無視されます。応答コードの意味を押さえておくと切り分けが速くなります。
| 応答コード | 意味 | 確認すること |
|---|---|---|
| 200 | 正常に受信された | 対応不要 |
| 202 | 受信・キーの検証待ち | キーファイルが公開状態か確認する |
| 400 | リクエストの形式が不正 | URLやJSONの書式を見直す |
| 403 | キーが無効 | ファイルの中身と送信したキーの一致を確認する |
| 422 | URLやキーが仕様に合わない | ホスト名の一致とキーの位置を確認する |
| 429 | リクエストが多すぎる | 再試行せず送信の頻度を落とす |
最も注意すべきは429です。仕様では、頻繁な送信は避け、429が返された場合は再試行を控えることが示されています。反応がないからと連投すると、状況は悪化します。更新のあったURLだけを、更新のタイミングで送るのが正しい使い方です。
もう1つの落とし穴が、更新していないURLの再送信です。順位が上がらないページを繰り返し送っても効果はありません。IndexNowは内容が変わったことを伝える仕組みであって、優先的に評価してもらうための申請ではありません。
AI Performance レポートで引用を見る
Bing側で確認できるものとして、比較的新しい項目があります。Bing Webmaster ToolsのAI Performanceレポートです。2026年2月にパブリックプレビューとして公開されたと報じられています。
報道されている内容では、このレポートはMicrosoft CopilotやBing内のAI要約、一部のパートナー統合において、自社のコンテンツがAIの回答でどう使われたかを示すものとされています。主な指標として挙げられているのは次の3つです。
- Total citations:選択した期間に、自社のコンテンツがAIの回答で情報源として使われた回数
- Average cited pages:1日あたり、引用されたユニークURLの平均数
- Grounding queries:AIが回答用のコンテンツを取得する際に用いたキーフレーズ(サンプルとして提供)
実務的に価値があるのは3つ目です。AIが内部で生成した検索フレーズが見えるということは、自社のページがどんな問いに対して呼ばれているかが分かるということです。人が入力するクエリとは表現が違う場合があり、記事の見出しや構成を見直す材料になります。
ただし制約もあります。Grounding queriesは完全な記録ではなくサンプルとして提供され、Microsoftは処理するデータが増えるにつれて指標を改善していく予定だとされています。プレビュー段階の機能である以上、数字の絶対値を追うより、引用されているページの傾向を見る使い方が現実的です。
Bing と Google で見られ方はどう違うか
よく聞かれるのが、BingとGoogleで対策を別に組む必要があるかという点です。結論から言えば、基盤は同じで、違うのは操作できる窓口の有無です。
共通しているのは、良いコンテンツを作ること、クロールを妨げないこと、タイトル・見出し・本文・内部リンクで構造を示すこと、ページの内容を正確に伝えること、低品質や複製を避けることです。この5点はどちらの検索エンジンでも変わりません。
| やること | Google側 | Bing側 |
|---|---|---|
| 所有権の確認 | Search Console | Bing Webmaster Tools(GSCからインポート可) |
| サイトマップ送信 | Search Console/robots.txt | 同じ(別途送信が必要) |
| 更新の即時通知 | 対応する仕組みなし | IndexNow |
| AI回答での引用の確認 | 現状は限定的 | AI Performanceレポート(プレビュー) |
| クローラー | Googlebot | bingbot |
表で分かるとおり、Bing側にしか存在しない操作が2つあります。IndexNowによる更新通知と、AI回答での引用を確認するレポートです。この2つは、Googleだけを見ていると存在自体に気づきません。
なお、AI検索を意識した書き方として指摘されている点は、Google向けの整備とほぼ重なります。タイトル・H1・ディスクリプションの整合を取る、見出しを具体的にする、結論を先に置く、表や箇条書きで構造化する、根拠と出典を明示する。そして重要な情報をタブや展開メニュー、画像やPDFの中に隠さないこと。ページ全体の順位だけでなく、ページ内のどの部分が回答に使われるかが問われるという整理です。
AIクローラー制御との整合を取る
ここで整合を確認しておきたいのが、robots.txtでのクローラー制御です。AIによる無断利用を避けるためにAIクローラーを一律で拒否する設定が広がっていますが、その設定がBing側の整備と矛盾していないかを見る必要があります。
押さえるべきは、クローラーの役割が分かれている点です。Bingの索引を作るのはbingbotで、Copilotが引用する情報源はその索引から来ます。つまりbingbotを拒否すると、Bingの検索結果とCopilotの引用が同時に失われます。一方ChatGPTについては、検索用のOAI-SearchBotと学習用のGPTBotが分かれており、回答に出るために許可が必要なのは前者だと説明されています。
User-agent: bingbot
Allow: /
User-agent: OAI-SearchBot
Allow: /
User-agent: GPTBot
Disallow: /
Sitemap: https://example.com/sitemap.xml
この例は「検索とAI回答には出たいが、学習データとしての利用は断る」という方針を書いたものです。方針そのものは各社の判断ですが、学習を断ることと、AI検索に出ないことは別の設定で決まるという点は誤解されやすいので確認してください。一律のDisallowを入れた結果、Bing側の整備が無意味になっていることがあります。
実務としては、robots.txtに書いてあるUser-agentを一度全部書き出し、それぞれが検索用か学習用かを分類する作業をおすすめします。数年前に追加した記述が、いまの方針と合っていないケースは珍しくありません。
対応の優先度を決めるチェックリスト
最後に、どこまでやるかの線引きです。全部やる必要はありません。上から順に、効果と手間の比が良い順に並べています。
- アクセス解析でBing経由の流入比率を確認する(10分・ここで優先度が決まる)
- Bing Webmaster Toolsに登録する(30分・Search Consoleからインポートすれば所有権確認を省ける)
- サイトマップの送信状況を確認する(10分・インポートで入っていない場合は手動送信)
- 主要ページのインデックス状況を検査する(20分・落ちているページがあれば原因を確認)
- IndexNowを設置する(30分・CMSのプラグインが使えれば以降は自動)
- robots.txtのUser-agent記述を棚卸しする(30分・検索用と学習用を分類)
- AI Performanceレポートで引用されているページを確認する(月1回・15分)
- Bing側の検索クエリとGoogle側を比較する(四半期に1回・ずれがあれば記事の見出しを調整)
1つ目を最初に置いているのは、これで以降の判断が変わるからです。Bing経由の流入が全体の数%あるなら、2つ目以降を進める価値があります。ほぼゼロで、対象も個人消費者のモバイル中心なら、ここで止めても構いません。
5つ目までは、合わせて2時間程度の作業です。以降は運用に組み込む項目で、頻度も月1回から四半期に1回で足ります。初期の2時間を投じて、あとは月15分で回す——これがこの施策の現実的な形です。
効果が見えないときに確認する3点
整備したのに変化がない、という状況もあります。確認する順序を決めておくと切り分けが速くなります。
第一に、インデックスされているかです。Bing Webmaster Toolsで主要ページを個別に検査し、登録されているかを確認します。登録されていなければ、順位の話は始まりません。除外されている場合、その理由が表示されます。
第二に、そもそもBing側の検索需要があるかです。表示回数がほとんどないなら、順位の問題ではなく検索されていない可能性があります。Bing側の検索パフォーマンスで表示回数を確認し、Googleの数字と比べてください。
第三に、コンテンツの側です。Bing固有の裏技があるわけではありません。索引に入っていて表示回数もあるのに順位が付かないなら、対策は従来のSEOと同じ——内容の充実、検索意図との一致、内部リンクの整備に戻ります。Bing対策の8割は、Bing側の窓口を開けることで終わると考えると、期待値の設定を誤りません。
運用として回し続ける形にする
一度整えたら終わりではなく、点検の項目として残す形が必要です。決めておくべき項目をまとめます。
- 新規記事の公開・更新時に、IndexNowへ自動送信される状態を維持する
- サイトマップの送信状況を、サイト構成を変えたときに必ず確認する
- 月1回、AI Performanceレポートで引用されているページを確認する
- 四半期に1回、Bing側とGoogle側の検索クエリのずれを見る
- robots.txtを更新したら、bingbotとOAI-SearchBotが許可されているかを確認する
- サイト移行やドメイン変更の際は、Bing側の設定も同時に移す
この中で最も忘れられやすいのが5つ目です。robots.txtは複数の担当者が触るファイルで、セキュリティやサーバー負荷の観点から追加されたDisallowが、検索の入口を塞いでいることがあります。更新の際に確認する項目として入れてください。
6つ目も実際に起きます。サイトのリニューアルでSearch Console側は移行したが、Bing Webmaster Toolsは旧ドメインのまま。この状態だと、移行後のインデックス状況が把握できません。サイト移行の手順書に、Bing側の作業を1行足しておくだけで防げます。
よくある失敗
この領域でつまずく点を整理します。多くは「やっていない」ではなく「やったつもり」で止まっています。
- Bing Webmaster Toolsに登録だけして、サイトマップの送信状況を確認していない
- IndexNowのキーを設置したが、キーファイルが404になっていて通知が検証されない
- 更新していないURLを繰り返しIndexNowに送信している
- 反応がないからと429の応答後も再試行を続けている
- AIクローラーを一律でDisallowにし、AI検索の入口ごと閉じている
- Bing固有の順位対策があると考え、コンテンツの改善を後回しにしている
- サイトリニューアル後、Bing側の設定を旧ドメインのまま放置している
2つ目は起きやすく、気づきにくい失敗です。キーファイルを設置したつもりでも、公開ディレクトリの外に置いていたり、拡張子が違っていたりする。応答コードが202で止まり続けるなら、まずキーファイルのURLをブラウザで開いて中身が表示されるかを確認してください。
5つ目は、方針としての判断と技術的な設定が混ざった結果です。学習利用を断ることと、AI検索の回答に出ることは別の設定で決まります。拒否する対象を、クローラー単位で分けて考える必要があります。
まとめ
Googleだけを見ていると、Bing側の窓口が閉じたままになります。Statcounterの集計では2026年4月時点で日本のデスクトップ検索シェアはGoogle 47.51%、Bing 46.94%とほぼ並び、別の集計では2026年5月にデスクトップでBingが逆転したと報告されています。伸びの理由はEdgeの既定設定、2025年10月のWindows 10サポート終了に伴う買い替え、GIGAスクール端末の更新——つまり既定設定のまま使う人の増加です。会社支給のPCで検索するBtoBの読者にとっては、この構図が直接効きます。やることは3つに収まります。Search Consoleからのインポートで登録し、サイトマップの送信状況を確認し、IndexNowを設置して更新を自動通知する。IndexNowはキーを8〜128文字の英数字とハイフンで作り、ルートにテキストファイルとして置くだけで、1リクエストあたり1万URLまで送れます。429が返ったら再試行せず頻度を落としてください。AI検索との関係では、CopilotがBingの索引から情報源を引用する点、2026年2月に公開されたAI Performanceレポートで引用ページとGrounding queriesが確認できる点が現時点で分かっている範囲です。そしてrobots.txtでAIクローラーを一律拒否していないかを、必ず確認する。まずはアクセス解析でBing経由の流入比率を見て、この施策に何時間かける価値があるかを決めるところから始めてください。
※本記事にはAIが活用されています。編集者が確認・編集し、可能な限り正確で最新の情報を提供するよう努めておりますが、情報の完全性、正確性、最新性、有用性等について保証するものではありません。本記事の内容に基づいて行動を取る場合は、読者ご自身の責任で行っていただくようお願いいたします。
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